関数電卓でプログラミングしてた頃
中学生のときにプログラム電卓FX-602Pを買った。世間に出回っているプログラム電卓の中にはBASICでプログラミングできるものもあったが,FX-602Pのプログラムはつまるところキーボードマクロに近いものであった(間接参照や分岐などもあるのだが)。それでBASICが使えるものを羨んだこともあったが,手元にあるのはこれなので,自分なりにいろいろ考えてプログラムを作った。ゲームとかバイオリズムとか,どこに発表するでもなく,誰かと遊ぶでもなく,ただ自分が使うためにプログラムを作っていた。
今はどうなのかといえば,あの頃のように環境に制約されて考えることをやめてしまっているような気もする。ある環境を隅々まで使って考えるということをしていないのかもしれないと思う。どこかのライブラリとか使って楽ができればとかそんなことを考えている(自分が考えるより,広く使われているライブラリの方が汎用的であろうとかいうことを考慮してのことではあるが)。それはどうなのかなとか思わないでもない。
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