最近PyPENの方にばかり手を入れていて,WaPENがすっかりほったらかしになっていた。そこで一念発起して,PyPENから逆に実装できるところをWaPENに移植してみた。SSS2021のときに中西通雄先生に「DNCLの仕様書が新しくなってる」と指摘していただいたことも踏まえて,割り算の記号などはそれに合わせてみた。まだ動作確認は甘いが,ある程度動くようにはなっている。しかし過去との互換性はさっぱり切り捨てることにした。
主な変更点は次のあたりか:
- 変数宣言をできなくした。変数自体は型をもたない。
- 入力では型を指定するようにした。「aに整数を入力する」など。
- PyPENの構文は適当に取り込んでいる。「6個の0」などで配列の初期化はできる。
- 識別子の全角英数を半角にするかどうか,グラフィック命令の英語/日本語,自動採点の表示/非表示だけを設定項目として残した。
マニュアルがまだ全然直せていないなあ…。いずれそのうちとか言っているとまたほったらかしになるから,早めにやるか。
GitHubは更新したが,自分のサイトのはまだ直せていない。
コメントの受付は終了しました。