不定期戯言2

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2013/11/04(Mon)

考えろ

「茂木健一郎に騙されて…」 が話題になっている。 本人は通信制高校を悪く言ったことを含めていろいろ反省しているようなので安心ではある。 私から見れば「大学で学力が必要だなんて,当たり前なことを説明する必要がどこにある」という 話ではあるのだが。

私の今年の授業では「学校の授業では『知的生産』なんてやってない」という話をしている。 用意された答えを言い当てることは何の生産にもなっていないということだ。 しかしその能力は必要なことだということも説明している。 用意された答えに行き着く力さえない者が, あるかどうかさえわからない答えに行き着けるわけがない, それは必要条件なのだ,と。

『人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか』(森博嗣著)でも, 言ってることは「考えろ」「考えることをやめるな」ってことだと思うんだよな。

2013/11/03(Sun)

Downloadsフォルダ

ハードディスクの中身が片付かない。 $HOMEが片付かない。 一番の原因はDownloadsフォルダを散らかしっぱなしにしてることなんだろう。 「いつか読む」文書とか, 一度読めば十分な文書とか, ドライバとか参考にするために落としてきたソースコードとか, どれを捨てていいのかわからなくなってる。 こういうのは覚えてるうちに,保存するものとすぐに捨てるものに分けて, 基本的にはDownloadsフォルダは空っぽにしておくというのがいいんだろうな。 本屋で片付けに関する本を買えば,きっとそんなことが書いてあるだろう。 さっさとそうしてしまいたいのはやまやまなのだが, 今あるファイルをどうするかが悩みどころだ。

2013/11/02(Sat)

休日

8月末からずっと,よく働いた気がする。学外のことも含めて。 明日明後日は久々に何もない休み。のんびりしよう。 週が明けたら学内の仕事で急いで片付けなきゃいけないものがあるし。

2013/11/01(Fri)

愛知県情報教育研究会

総会及び研究協議会が実施されるということなのだが, 授業が動かせないので遅刻していった。 多くの私学教員に案内が回らなかったので, 先週偶然そういう話を聞かなかったら, この会のことを知らないままになっていたところだった。 その場で関係者に事情を確認して, 飛び込みで参加させていただくことになった。

総会には出られなかったので,どのような話があったのかわからないのだけど, 今後は市立や私学からも役員に入ってもらって…という話は複数の方から伺ったので, 何とかなりそうだという希望は持てるのかもしれない。

グループに分かれてのワークで はちのすノート のことを少し話してみたりとか。 生徒にやらせると,わりと楽しんで取り組んでくれる。 マインドマップよりもハードルが低いと言えるんじゃないかな。

2013/10/31(Thu)

達成度テスト

1点刻みがよくないから大まかな段階にする…って言ったって, 生徒は「1つでも上の段階」ということで, さらに結果が隠されてわかりにくくなった状態で「もがく」ことになるんじゃないのかな。 目盛りを粗くすることは解決にはならないと思うんだけどなあ (そんなことを職場の会議で20年くらい前に言った気がする)。

その辺りをいくら変えたって, 高校は「対策」で何とかしようとしちゃうから, 何も変わらないと思ってる。 足枷をつけた者どうしのくだらない競争。

2013/10/30(Wed)

PenFlowchart for JavaScript 1.02

プログラムはできたのだから, 教科書のプログラムがそのまま入力できるかどうか試してみようとしたら, すぐに問題にぶちあたった。 Math.maxMath.minが必要だとか, document.writeの引数がコンマ区切りで複数入れられるとか, parseIntparseFloatしてないと文字列扱いされて厄介なことがあるとか, new Array()みたいに空の配列を代入できるようにしてなかったとか。 そんなわけで1日に2回バージョンアップすることになった。 たぶんこれで日文の教科書のプログラムは大丈夫だと思うんだが…。

2013/10/29(Tue)

字はきれいに

私は字がうまくない。 どちらかというと子供の字なもんだから, 娘の書類に署名したときに「ほんとに保護者の方に書いてもらったのですか」と疑われたこともある。

情報カードはさっさとめくって見られることが大事なんだから, 一瞬で読めるように読みやすい字で書くこと,という話をしている。 その直後,違う種類のカードが混じっていると読みにくいということで, 私が2種類のカードに書いたものを取り込んだ画像を スライドに貼り付けているのだが…うん,下手な字だ。 自分では読みやすいと思っているんだが,どうみても上手な字でもないし,大人の字でもない。

2013/10/28(Mon)

PenFlowchart for 他言語

PenFlowchartのBASIC,JavaScript,C++版を 公開 した。といってもC++版は使い物にならないが。 きっとまだまだ不具合が多いと思うので, 何か見つかったらそのプログラムをセーブして送ってもらえるとありがたい。 特に,配列を代入できるようにしたところで, 何かしらエンバグしてしまっている可能性は高い。

2013/10/27(Sun)

どれにしようかな

ずっと前に 書いた ことに関連してふと思い出した。 その投票結果のページは今は ここ に移っている。バリエーションがあるのは当然なのだけど, たいていの人は自分の「どれにしようかな」が何文字なのか知らないと思う。 それが何文字か知っていれば指を動かさなくても, 割り算して余りを求めるだけでどれになるかわかるのだけど, そんな風にしている人はきっといないだろう。 わかってるはずの結論があるのに, それを見なかったことにして運任せのふりをしてる。 (いろんなバリエーションがあるのは,知らない結果にしようということなのかもしれないけど)

…というような話と,「ほこ×たて」という番組がヤラセとかそういうことで 打ち切りになったことを絡めて書こうと思ったのだけど, 風呂に入りながら考えてたことがさらに別の方に展開していったので, そちらに気を取られている間に元の話を忘れてしまった。 要は,「演出」は悪いことばかりでもない,ということ。 プロレスはシナリオがあって,その通りに技を受けたりして盛り上げるみたいなことがよく言われるけど (その真偽は知らない), 仮にそうだとしても, その演出で客を盛り上げることでレスラー自身が興奮を高めて, それによって高いパフォーマンスを示すという面もあると思う。 だとしたら「演出」と「ヤラセ」を分けるものは何だろう…というようなことを考えていたのだった。

実はその番組は1回も見たことがなくて, 普段どういう演出をしていたのか全然知らないのだけど。

2013/10/26(Sat)

日本情報科教育学会第1回研究会

ということでトライデントに。 まず会に先立って,学会の中部・東海支部設立準備会。 三重県なんかは情報科教員のコミュニティがきちんと機能してるからいいけど, 愛知県は全然なので,この動きを浸透させたい。 途中,愛知県の情報科教員の集まりが来週あるという話をいきなり聞かされて, 全然連絡が来てない私学教員が驚いたという一幕もあったが。

で,研究会の方はいい感じだった。 部屋は満員。 発表は7件あって,前半が情報モラル教育,後半が情報の科学的理解に関するもの。 私も「PenFlowchartの『他』言語化」ということで発表をさせていただいた。 あとで声をかけて頂いたりとかいうこともあって, おおむね好評だったように思う。

さて,これで発表とかそういうのが一段落ついたから, いろいろまとめをしよう。 PenFlowchart他言語版のドキュメントも書かなくちゃいけないし。