あれから一年
大震災から1年。
電車の中で『中国嫁日記2』を読んだ。フライングで手に入れた人たちが「泣いた」とtwitterで言っていたのが気になっていたのだが,読んでみるとこみ上げるものがある。さすがに近鉄急行の中でぼろぼろ泣くわけにはいかないので休み休みしながら読了。今日のエントリはこれに収録されていたもの。そんな単純なことではないのかもしれないけど,でもこの単純なことを見失ってはいけないとも思う。よく「失われた○○年」というけど,それは良かった頃と違う状況が○○年続いたということではないんだろうか。良い状況の再来をただ願うというのは,まるで「やせたらこの服が着られる」といってタンスの肥やしを死蔵するようなものだ。それよりも,今の体型に合わせた服を買ってしまった方がいい。
コメントの受付は終了しました。