不定期戯言

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2013.10.24 (Thu)

本屋さんのSOS

・どこかの老舗の本屋さんが店を畳むということに関係した記事が話題になっている。ネット書店の影響が大きいとのこと。私自身はオフラインの本屋さんがなくなってほしくはないので,ネット書店で買うことによほどのメリットがある場合を除いてできるだけ本屋さんに出向いて買うようにはしている。

・中途半端な書店は生き残るのが厳しいのは確かだと思っている。実際,地元の小さい本屋さんに「わざわざ」行くことなんてほとんどなくなっている。そこに行って確実に買える本といえば,定番の雑誌とか,出たばかりの新書や文庫とかコミックスとかくらいしか思いつかないからだ。コンピュータや教育関係で必要な本は,名古屋の中心部の大きい書店に行くか,買うことが決まっているならamazonで買う。

・でもそれは私が名古屋という便利のいいところに住んでいるからだよなぁ,ちょっと足を伸ばせば大きい本屋さんに行けるんだもの。そこまで出てくることにもっとコストがかかるとしたら,やっぱりネット書店に頼る部分が大きくなると思う。

コメント(2)

だきわ wrote at 2013-10-25 18:47:

僕のふるさとには本屋がなかった。
高校に入ってようやく普通の本屋を知った。
マンガを立ち読みするようになった。今に至る。orz

わたやん wrote at 2013-10-28 01:20:

私のふるさとも,町には本屋が1軒あるだけだった(たぶん)。中学の同級生の家がやってる小さい本屋さん。
高校生になって隣の市に通学するようになって,もう少し大きい本屋さんにも通うようになった。当時はそこを大きい本屋だと思っていたのだけど,今にして思うとやっぱり町の小さい本屋でしかなかった。同級生が参考書を買いに名古屋に行こうというのを聞いて驚いたのだが,そのレベルの参考書を店頭で「選んで」買うにはそうするしかなかったのだった。
文化は均等に分布しないということを内田樹が言うけど,まさにそういうことだと思う。

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