危険な宗教の見分け方
『私のいらない』(財津和夫著)に続いて『危険な宗教の見分け方』を読んだ。田原総一朗と上祐史浩の対談。もちろん内容は「見分け方」ではなく,オウムに関する振り返り。「ワン・オブ・ゼム」であることから逃れようとする自尊心の焦りがあったのだなあ。
昨日twitterで,佐々木俊尚氏が某宗教団体の仕事を受けるということについてずいぶん絡まれていた。そこがカルトなのかとか,どの宗教だって最初はカルトだろうとか,宗教は人を殺すものでもあるとか,いろいろ脱線もしてたようで,面倒だから話をきちんと追いかけてもいない。私自身は特定の宗教をもたない(日本の八百万の神といったものは別にして)のだけど,それは自分に覚悟がないからでもある。「宗」教を持つということ自体が,一つの決定でもあるのだから。
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