リーディングスキルフォーラム
代ゼミ名古屋校で中継が見られるということで出かけていった。新井先生は相変わらずのかわいらしい声であった。
理科の教科書を比較すると,小6と中1では「定義」を表す文の量が4〜6倍になるそうで,そこで潰れてしまった子が暗記に走るのかなとかいう考察があった。定義部分をすっ飛ばして解法ばかりを覚えるという態勢はそうやってできていくのかもしれない。
「文章を吟味する力というのは審美眼のようなものだから,日常的に育まれなければならない」という話には非常に納得した。人の話とか文章とかを批判的に読んでいるかというか,批判的な読みができるものを普段から読みつけているかというか,そういうのが大事なのかな,とか思った。
組織の中でのリーディングスキルの差がリスクになり得るという話も納得できる。理解できる人は理解できない人が理解できないということが理解できないことが多々ありそう。普段コミュニケーションを取るのは同程度の力をもつ人どうしだし。
正しく読む力と,問題の答えを書く力(「解く」とは言わない)が乖離しているのはやはり問題だよなあ。
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