テキストデータの軽視?
授業に関するエア問答をしていたら,「教科書ってテキストデータについて全然触れていないな」ということを思い出した。コンピュータにおける文字の表現のところで符号化文字集合には触れられているが,エンコーディングは何種類かあるというだけで,それが何を意味するものなのかは説明されていない。テキストファイルやテキストエディタについても記述がない。大事なものだと思うんだけどなあ。
職場とかで文書のやり取りをしようとすると,大抵は添付ファイルだ。メールの本文に書いてくれればいいのにといつも思うのだが,そうはしてくれないのだ。これと上述した「テキストファイルを知らない」がなんとなく通じるような気がしている。書式情報とかそういったものがない文字の羅列のデータがあるのだということがわかってもらえていない気がしている。
「プログラミング言語の多くはテキストファイルでコードを書く」という説明をすることもあるのだが,逆に書式情報が意味を持つような言語もあるのかもしれない。自分では作る気なんかないけど。
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