産経その後
だらだらと話は続いている様子。この産経の人は「お願い」の段階から会社としての立場であったら良かったのではないかとも思う。人道面云々にしても,その方が強く主張できたと思うのだが。
「お願い」で済めばその方がいい。しかしそれで済まなければ法的手段をもって削除を求める準備がある。それならば
私としては、告訴等の強硬な手段は取りたくありませんでした。
という発言がどうして出てくるのか。こういった個人的な感情を持ちこむから話がこじれているのではないのか。記事を書いたことへの責任の重さがそうさせているのだろうとは思うのだけれど,彼自身が報道機関なのではないのにこういった処理を個人レベルで済まそうとするのはおかしい。最近の発言では,前に書いた「罪」なのか「罪の意識」なのかということについてもきちんと前者の立場で発言している。だったら最初からその立場で書いてればよかったのに。
もちろん「お願い」で済まなかったら法に訴える,ということ自体は至極当然のことだと思う。でも今回のは後出しっぽい気がする。最初から会社の意見としてのお願いだと言っていればそうは思わないのだけど,個人としてのお願いだと繰り返し主張していたのにいつの間にか後ろから「組織」が出てきたというのではねぇ。よかれと思って個人レベルでの話をもちかけたのだとは思うのだけど,それが逆効果だったということなのかなぁ。
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