ネット犯罪から子どもを守る
前述した「子どもたちのインターネット事件」と狙いが近いような気がしたので「ネット犯罪から子どもを守る」(唯野司著,毎日コミュニケーションズ,ISBN 4-8399-2077-X)を読んでみた。2004年の佐世保の事件を皮切りに,著者が親の立場で感じたことも交えて,具体的なことを中心に書いてある。子供たち(に限らず大人も)がネットに依存する様子についても詳しい。拾い読みでなく,一気に通読するべき本だと思う。
しかしこの本にも「子どもたちのインターネット事件」にも子どもを被害者にも加害者にもしない
と書いてあるんだが,このフレーズを見るとMr. Childrenの「タガタメ」を思い出してしまう。前述した事件のように殺人までいかないにしても,著作権法違反は日常的に行われているし,不正アクセス禁止法で中学生が補導されたケースも多い。子供たちを守るには…やっぱり教育が重要だ。あきらめちゃいけない。
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