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古本屋で「アイ・ロボット」(アイザック・アシモフ著,角川書店,ISBN 4-04-280903-0)が目に止まったのでつい手にとってしまった。「ロボット工学の三原則」でこれだけの話ができてしまうのか。わりと小気味よい物語だった。ミステリや数学みたいな面白さを感じた。最後のエピソードにあるような葛藤というか損得勘定みたいなのは,よく考えることだったりする。ロボットが高度になるにつれてブラックボックスが拡大してしまうという進め方が,普通といってしまえば普通なのだけど。
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