古本
18日の夜,難波の近くをうろうろしていたときに立ち寄った古本屋で『続考える技術・書く技術』(板坂元著,講談社)を100円で購入。アメリカ人の文章力が低下しているという記事が「ニューズウィーク」に掲載されたことから話が始まっている。記事では
- テレビが原因
- 読み書きの時間が減少
- 自分で何かを作り出そうとする習慣を失う
- 学校で書くことを教えなくなった
といったことを原因としてあげているというが,これは30年近く前のことで,最近の本でもこういう論調を見かける(その原因がテレビから別のものに変わっているだけで)。
教育は,本来人間を保守的にするものだ。保守的というのは政治上の保守主義を意味するのではない。生活や文化の諸方面で,外からの刺戟に感覚的に反応しないのが保守的なのだ。
そのためには,まず書くことだと。
コメントの受付は終了しました。