読書進化論
Moodle入門と一緒に買ってきた『読書進化論』(勝間和代著,小学館)を読む。冒頭でアドラーの『本を読む本』や,梅棹先生の『知的生産の技術』が名著であるが,しかしあまりにも古すぎることに触れ,この本では特にWebを絡めた読書について語っている。
第二章までの内容は感覚的によくわかる…というか,ようやくたどり着いたものがここに書いてあるというかそんな感じ。逆に,この本でいきなりそれを手に入れるやつがいたらと思うといくらか妬ましい。もちろんある程度は数をこなさないと身にならないのだけれど。
本を選ぶ基準として「Webより質が高いか」「周囲の人との会話より質が高いか」をあげているのはおもしろい。
紹介されている本などで,気になるものがいくつかある。『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』(勝間和代著,ディスカヴァー・トゥエンティワン)は(年収をどうこうしようとは思わないけど)ざっと拾い読みくらいはしてみたいし,『図で考えれば文章はうまくなる』(久垣啓一著,PHP文庫),『考える技術・書く技術』(バーバラ・ミント著,ダイヤモンド社),あと,フォトリーディングも。そういえば前にマインドマップのセミナーを受けたときにもフォトリーディングが少し話題になった。神田昌典氏つながり,脳つながりということもあるのだろうけど…気になるな。
P.S. 娘が買ってきた文庫本の表紙がごとPさんだった。絵はすぐにあの人だとわかったのだが,名前が出てこなかったのがちと悔しい。
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