電卓
円弧の長さには必ずπがつくという勘違いをみかけてふと思った。たとえばsinやcos,logって,高校の数学では計算できる値ばかり扱ってる。そうすると,そうじゃない一般の値でも扱えるなんてことを忘れてしまう子もいるんじゃないだろうか。答えが書きやすいもの以外は目をつぶっちゃう,みたいな。
私は中学のときから関数電卓で遊んでて,(もちろん計算できる桁数の範囲内でだけど)どんな値ででも三角関数や指数関数,対数関数が計算できることを「体験」してた。そのことが,数学のイメージ作りに役だっていたような気がしている。その遊びは今にして思えば「課題学習」そのものだったんだな。
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