コミュニケーション能力
内田樹のブログに,土木学会の学会誌に寄稿した文章が掲載されている。なるほど,私がつねづね抱いている不満はそういうことであったのかと得心した。
21日に「落ち着いたら書くかも」と言った内容をこのブログに書いたつもりでいたのだけど,どうも見つからない。どうやら13日のコメントに書いたように,職場のグループウェアに投稿してそのままになっていた様子。具体的なことをここで書くのは差し障りがあるから控えるけど,要は私の不調がどうしたことから悪化するかということ。そこのところだけ抜き出してみる:
で,最近になってわかってきたのだけど,仕事の負荷がかかっていることは何のダメージにもならない。意見が通らないこともストレスではあるけど,それほど体には響かない。一番キツいのは,ずっと主張し続けていたことがようやく動き出す気配を見せたとき。ずっと言い続けたことにそれまで見向きもせず,ふと思いついたようにその話題をとりあげるということがいくつかあるのだけど,特段の理由もなく取り上げるのだったらそれまで無視し続けたのは一体何なのかという徒労感。これがつらい。それでも当面は生き続けるのだけど,いつまで続けられるか自信がない。
私の主張することは年単位で放置されるものが少なくない。10年以上も棚上げされていることさえある。それが「ふとおもいついたように」取り上げられると,すべてマイナーチェンジでお茶を濁してばかりだ。何度も「そもそも」論をしろと主張しているのだが,多くの人は内田氏がいうところの「コードを破る」ことを頑なに拒む。だからマイナーチェンジというその場しのぎで目をつぶることしかできないのだ。このコミュニケーション不全が私を追い込んでいる。
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