不定期戯言

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2013.03.01 (Fri)

授業終わり

・今日のクラスはテキストの最後まで進められたのだが,試験範囲には含めないところだったので,それなりにぶっちゃけた話をした。DNSが浸透しない嘘情報を返してきたらいつから三菱東京UFJのサイトだと錯覚していた?みたいなことになるぞ,というような話を画像【謎】を交えてやったりとか。先週は某所の通販の注文確認メールで,表示されてるアドレスとリンク先のアドレスが違ってるのを見せて(実物),これは本物がミスしただけだけど,悪いやつはわざとやるから気をつけろという話もしたっけ。

・「先生の話の中には具体的な会社名や製品名でてくるけど,大丈夫なんですか」と心配してくれた生徒もいる。その気持ちはわからないでもないけど,だからといって架空の話ばかりでは伝わらないんじゃなないかという心配もある。

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2013.02.27 (Wed)

今年度もそろそろ終わる

・もう授業も残り少ない。次の入学生からは新課程になるから,現課程の内容での高1の授業は最後になるんだな。約10年にわたって内容を練り直し練り直ししてきたが,もっと改善したいところもいくつも残っている。間に合わなかったことは勘弁してもらうしかない。

・数学だけやってた頃とは別なところでも頭を使い続けた。自分にとっては有意義な体験だったのだけど,私たちは何かを残せたかな。

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2013.02.23 (Sat)

博士課程公聴会

・大阪電通大兼宗研究室の博士課程公聴会ということで,大阪へ。両氏の過去の研究は目にしてきたが,こうやってみるとストーリーがあるのだなあ。SSSのときに兼宗氏が勉強は自分が知ってることを増やすこと。研究は人類が知ってることを増やすことというような話をしてくれたのだけど,そう考えると自分はまだ研究をしたことがないのだなあと再認識する。自分が学位を目指すかというと,あと何年かは職場内の仕事でそれどころではないのだけど,そうやって指導を受けて揉まれるという経験がプラスに働かないわけがないとは思う。

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2013.02.03 (Sun)

PenFlowchartで任意のコマンド(続き)

・前考えたことの続き。PENからフローチャートに直すのは,手続きの呼び出し以外に関数の呼び出しもあるんだから,それをサポートしないわけにはいかないよな,ということに気がついた。それと変数宣言,任意のコマンドが書けるなら,これがプログラムの途中にあってもいいわけだ。そうなるとこっち向きの変換はある程度きちんと手を入れなくてはいけないように思われる。とりあえずフローチャートからPENへの変換だけ作った分で一時的にリリースしようかな。

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2013.01.19 (Sat)

PenFlowchartで任意のコマンド

・大阪電通大の中野先生からPenFlowchartで任意のコマンドが使えるようにならないかという相談を受けた。プロシージャを作って呼び出すということになるといろいろ面倒なのだけど,単に打ち込んだ行をそのままPENに反映させるだけなら簡単なので,実装してみようと決めた。しかし…フローチャートからPENへの変換は簡単。セーブ・ロードも含めて,大した時間もかからずに実装は済んだ。でもまだ公開はしていない。

・問題は,PENに打ち込んだ任意のコマンドをフローチャートに直せるかということだ。構文解析はPEN本体のルーチンにまかせっきりだから,パースに失敗した場合にはフローチャートにはできない。きっと今までも,私が気が付かなかった関数や構文はスルーしてしまっていると思う。さて,どうするのがいいんだろう。「任意のコマンド」を使った場合はフローチャートからPENへの一方通行にしてしまう,というのも一つの手ではある。そうでないとしたら,パーサが処理できるやつを全部ひろってフローチャートにすることになる。どっちがいいんだろう。

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天才なかの wrote at 2013-01-20 18:56:

「任意のコマンド」ではなく,よく利用されるであろうコマンドをある程度実装していただければそれでもいいかと.

わたやん wrote at 2013-01-20 23:12:

組み込みの命令についてはざっと網羅したつもりではあるんですが。
とりあえず,関数呼び出しのうち,わかんないものは「任意のコマンド」に回すくらいのことをしようかなと考え中です。

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2013.01.18 (Fri)

情報入試フォーラム

・3/3に情報入試フォーラム 2013が開催される。とりあえず,バスの予約をした。最近東京に行ってもふらふらしてないな,と思ったので,前日に行って一泊することにする。ホテルの予約をしたいのだが,どのあたりが近いのかすぐにわからない。結局前にも一度利用したカプセルホテルを利用することにしたが…ここってどんな風だったかな。施設関係がどんな風だったか,どこかに記録しておけばよかった。電源がとれるか,というのが一番肝心なところなのだ。もっとも,ダメだったらどこかのマンガ喫茶に入ってしまえば充電はできるのだけどね。

・その翌週には情報処理学会の全国大会がある。イベント企画にパネリストとして参加することになっている。どきどき。こちらは早々にバスと宿の手配がしてあるので,そのあたりはだいたい安心。あとはしゃべることについてだけ考えればいい。もっとも,学年末テストの後半に学校を空けるので,戻ったら土日に出勤して採点するんだけどね。

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2013.01.07 (Mon)

計算順序

・期末テストで多かった誤答について思い出したので,忘れないうちに書いておく。

整数 a,b
a ← 3
b ← 47
a ← b/a
b ← 47-a*3

でa,bがいくつになるかという問題だったのだが,a=15はほとんど正解してるのだけど,bを96と間違える解答がやたら多かった。採点してるときは気が付かなかったが,要するに左から順に計算してたんだな(掛け算割り算優先じゃなくて)。

・確かに授業では1/3*33*1/3は違うんだぞ,試しに計算させてみろ,これは左から計算することと整数の割り算では余りを切り捨てることからそうなるんだ…ということをかなり熱を入れて話した。だから「左から」が頭に残ってたんだな。そういう意味では授業でやったことが(中途半端であったにせよ)よくわかっていたと言えなくもない。

・実は掛け算割り算が足し算引き算より先に行なわれるということを明示的に話すことは忘れていた。Zellerの公式の実習でやった計算式からそれはわかると思ったんだが…でも話し忘れたのは確かに失敗だった。

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2012.12.28 (Fri)

教師の不足

・小泉力一先生の「高校情報科の10年,課題は教師の不足」という記事が話題になっている。

・私は幸運にも情報に専従できているが(学年12クラス規模の学校なので),多くの学校ではそうではない。そのために,情報で実践を重ねてきた先生が情報科からはずれることも起きている。公立では転勤などの異動があるからなおさら情報科に専念することは難しい。

・研究会についても状況はひどいものだ。あれだけやれている神奈川でさえ,個々の教員レベルでは身動きが取れない人もいるという。愛知県はとてもじゃないが,比べられるようなレベルではない。公立側には研究会をどうこうしようという動きがまったくないのだ。よっぽど草の根で騒いでやろうかとか思ったりはしているが,体調も含めて簡単にできる状況ではない。公立側のいろいろな人の頭を飛び越えた動きで反感を買ってしまっては,結果的にうまくはいかないだろうし。それでも来年度はCE研を名古屋市内の高校でやろうという案が出ているので,それに便乗して何かぶちあげようかと思わないでもない。私費で県内の高校(200ちょっと)の情報科教員宛に案内(+α)を送りつけるとか。既にaichi-edu.infoというドメインも取ってあることだし :-)

・3週間の促成栽培免許ということはずっと言われ続けているが,その人たちの温度差は大きい。熱の冷めた人はもう元に戻ってもらって,熱い人と新しい人だけでなんとかしようという動きになってくれればといつも思う。

コメント(2)

だきわ wrote at 2012-12-28 19:59:

やりましょう。

わたやん wrote at 2012-12-30 19:14:

何か「会」をやっていくってことじゃなく,ただ「つながる場」ができればいいなぁ,と思っています。

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2012.12.27 (Thu)

慶応義塾大学の2016年度入試

・twitterとかfacebookで,慶応の総合政策学部と環境情報学部の2016年度入試を情報だけで受験できるという発表がなされたことが話題になっている。面白いのは,情報は新しい科目名になっているのに,英語は現課程の科目名のままになっていることだ(注釈には「検討中なのでとりあえず」って書いてある)。その点に,ある意味の「本気」を感じる。全部がきちんと決まるのを待ってから発表するのでなく,とにかく情報を入試科目として数学・英語と同列に扱うということを早く発表してしまって,高校側の反応を促そうということだろう。

・さっそく学内moodleで情報を流してみた。誰か反応するかな?

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2012.12.11 (Tue)

賞をいただいた

・日本情報科教育学会の第5回全国大会で「PenFlowchartによる授業の提案」という発表をしたのだが,これについて優秀研究賞をいただいた。光栄なことだ。賞をもらおうと思っていたわけではないけれど,いただけると認めていだだけたのは素直に嬉しい。

賞状

コメント(3)

Motoki@diveormosh wrote at 2012-12-12 00:24:

おめでとうございます!

だきわ wrote at 2012-12-12 13:57:

おめでとうございます。

わたやん wrote at 2012-12-18 23:28:

ありがとうございます。やっぱり嬉しいものです。

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