不定期戯言

戻る

« | 2025 | Jan Feb Mar Apr May Jun Jul Aug Sep Oct Nov Dec | »

古いページ 新しいページ

2012.04.01 (Sun)

PenFlowchart 2にむけて

・いよいよ新年度である。そんなわけで,PenFlowchart 2を作るべくPENのソースを読み始める。IntVParserが何をやってるかが読み取れたらいいのだが…。

コメント(2)

rn_magi wrote at 2012-04-02 01:27:

IntVParser のクラスは作った本人もようわかっていません。

わたやん wrote at 2012-04-02 08:58:

中身まで読もうという気はさすがにありません。パースの結果はjjtreeを取り出せばヨサゲなんだけど,protectedだしなあ,とか。

コメントの受付は終了しました。

2012.03.11 (Sun)

名プ会twei

・5日は名プ会tweiということで名城大学へ。メインコンテンツは鎌田先生のドリトルとかArduinoとかの話。このあたりは中学の技術科に提案したいのだがなあ。

・名古屋情報メディア専門学校の元木氏・佐野氏とはPenFlowchartの話をした。Version 1.6の修正は彼らの指摘によるものだった。同校で学生さんにやらせた課題プリント集をいただいた。「いかにも」な基本だけのものが1冊,もう1冊は情報オリンピックの問題からの抜粋。こんなものまでPenFlowchartでやれてしまうんだなあと少し驚いた。そうなるとプロシージャまで実装できた方がいいのかなあなんて思ってしまったりもするが…まあ無理はしないでおこう。

コメント(1)

だきわ wrote at 2012-03-12 14:17:

実はドイツ語で2はzweiだったorz...
次は読書会やりたいなと。
元木さんは動ける人だよねえ。

コメントの受付は終了しました。

2012.03.08 (Thu)

PenFlowchart 1.7

・西田先生から「sleepを入れてほしい」との要望があったので,ついでにFILE I/Oも含めたバージョン1.7をリリース。ついでにdebパッケージをi386じゃなくてallにした。

コメント(2)

だきわ wrote at 2012-03-09 00:00:

あれ、1.6ってありましたっけ?

わたやん wrote at 2012-03-09 23:00:

1.6はたった2文字の修正をしたものだったのですが,i386のままじゃまずいことに気がついたのでどうしたものか迷ってる間にアナウンスのタイミングを逸したのでした。

コメントの受付は終了しました。

2012.02.23 (Thu)

PenFlowchart 1.5リリース

・昨日の今日だったりするが,Windowsで実行してみたらPENの方の表示がおかしかったので修正。本家のPENであれば,入力支援ボタンに合わせてエディットエリアの広さが確保されるのだけど,それを外してしまったので強制的にサイズを指定しなくてはいけない。他にもフローチャートを変更することでPENにフォーカスが移動していたので,これも修正。普段Linuxでの様子しか見てないからわからんのだなあ。

コメント(0)

コメントの受付は終了しました。

2012.02.22 (Wed)

PenFlowchart 1.4リリース

・今回の変更点は

  • 実行中にフローチャートを変更したとき,実行を停止するようにした
  • 起動時の引数をPENに渡すようにした。-teacherで字を大きくできる
  • PENのソースに対する変更部分の整理

といったところ。

・何日か前にVectorにも登録してたのを(公開される前に)1.4に差し替えたのだけど…今日の夕方になってようやく公開されたと思ったら1.3だった。

コメント(0)

コメントの受付は終了しました。

2012.02.13 (Mon)

PenFlowchart 1.3リリース

・今回のバージョンアップは,Windowsで日本語文字が含まれるディレクトリからのロードができないという報告への対応と,PENの呼び出しが遅いことが不満だったので最初からPENの窓を開いておくようにしたのが大きいところ。コード生成でのムダを少し切り詰めたつもりではあるけど,どれだけ効果があるかわからない。

コメント(1)

だきわ wrote at 2012-02-14 09:02:

おおっ!素早いぜ兄貴。

コメントの受付は終了しました。

2012.02.12 (Sun)

日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか

・今日は「高校数学・新課程統計分野研修会2012冬」があったり,「ゆる速」セミナーがあったりしたのだが,私は部活の試合の引率。本校の参加者が少なかったので待ち時間が長い。そんなわけで『日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか』(山田奨治著,人文書院)をその間に読む。生徒がこれを読もうとしたら,今やってる授業が下準備になるかな(授業で話すために考えてきたことは大きくは間違ってはいなさそうだけど,説明が足りないことはいくらかある)。

・特に興味をひかれたのは第4章「ダウンロード違法化はどのようにして決まったのか」の部分。2006年からの私的録音録画小委員会の議事録を読み解いているのだが,自分がいかに結果から読み取れる表層しか見ていないかということを思い知らされた。参加者がそれぞれ背負う立場の利害のために,理念の話がまったく追いやられている。もちろんこの読み解きには山田氏のフィルタがかかっているわけだが,津田大介氏の孤独なストラグルが切ない。『情報の呼吸法』で書いてたのはこのことだったんだな。

・やはりこの話は生徒に伝えていかなくてはいけない,と改めて思った。彼らが社会の主役になるために,知らなくてはいけないことなんだ。私が著作権の授業の中で,特に30条以降にある著作権の制限について話したいと考えていることは多分間違っていないだろう。

コメント(0)

コメントの受付は終了しました。

2012.02.06 (Mon)

CE113

・4,5日は情報処理学会コンピュータと教育研究会の第113回研究発表会(CE113)に参加してきた。会場は三重大学。

・資料はPDF配布なので,中華PADで読むことにした。思ってたよりやりやすい。私の発表の2つ前に,保井氏(静岡大学大学院)の「ブロックエディタ方式によるプログラミング構造化教育支援システム」という発表があって,かなり意識した。というのは,やろうとしていることや,生徒・学生の反応についての考察に,似通ったところがいくらかあるからだ。Scratchみたいにタイルをはめ込む形でプログラムを作り,それがJavaのソースコードになる(逆にJavaのソースをタイル化することも可)というもの。質疑のところで何人もが「これ(BlockEditor)ください」と言う。私だって欲しい。もう卒業されるということらしいが,これは何らかの形で継続してほしいな。後輩に委ねるとか,パブリックドメインにしちゃうとかで。

・で,私の発表。「PenFlowchartの開発」というタイトルだが,そもそもタイトルの付け方が間違っている気がする。PenFlowchartなんて書いてもわからんやん。abstruct見れば少しはわかるけどさ…。

発表は最初から最後まで緊張しまくり。だってPENプロジェクトの松浦先生も西田先生も会場にいるし,PenFlowchartのAndroid版を作ってる学生さんもいる(彼女の作ったものを懇親会のときに見せてもらったが,私が思いつかなかったアイディアでうまく問題を解決してるところがあって感心した)。さらにBlockEditorの発表者もいれば,彼を指導した静岡大学の松澤氏もいる(懇親会のときに,この手のことがスムースにできるような中間言語とか作れないかなという話をした)。

話してる20分間,なんかずっと頭が空回りしてた気がする…ここ何日か脳内リハーサルやりまくってなかったら途中で破綻したかもしれない。質疑でいろいろアイディアをいただいた。特に, 生徒がPENでインデントやブロック構造を壊してしまうということについて「生徒はおそらく,その部分を削った方が自然な日本語になるからそうしてるのではないか」という指摘は私がまったく思い至らなかった部分。質疑が盛り上がって座長がコメントする時間がなかったので,終わってから立田先生に批評をいただいた。やっぱり今回は生徒の反応を調査することについて,うまくできなかったという反省がある。学期の途中でいきなり導入したものだから(そもそも作ったのもSSSの会場でいきなり思いついたということなのだし)計画とか全然なくて,指導についても調査についてもグダグタだったし。来年度はこのあたりをもうちょっとうまくできないかな。

発表の資料はこちらで公開しておく。

・他の発表のいくつかに共通して思ったこと。たとえばBebrasでもそうなんだけど,あれを生徒はComputer Scienceだと思ってくれるだろうか。もちろんそれを意識するのは子供たちでなく我々の役割なのだし,意識せずに能力を高めることができればむしろ喜ばしいことかもしれない。ただ,私はここで期待する能力が,コンピュータにしか関わらないことだとも思えない。他の教科でもその能力を利用したり高めたりできる場面を作ってほしいんだがなあ。

コメント(5)

じょに wrote at 2012-02-07 10:22:

井戸坂発表で「読解力」というのがあったように,CSに限った話ではないし,そもそも日本の初中等教育における「情報」は,実態として「総合的な学習」だし…

だきわ wrote at 2012-02-07 10:29:

うーん、行きたかったなあ。
はい、確かにうちの「情報」は、確実に国語か総合でやってくれるといい内容です。

じょに wrote at 2012-02-07 17:07:

で,今春から始まる新学習指導要領の中学校社会と高校公民で「情報モラル」をどう扱うのかということについてCE114で発表したいと思っています.
(が,まだ1文字も書いていないという罠…)

だきわ wrote at 2012-02-08 09:42:

高校公民は来春です。数学と理科だけ高校は先行実施です。>じょに
中高国語科の話も調べてみたいなあ。

わたやん wrote at 2012-02-14 09:27:

何度もこの話でしつこくて申し訳ないのですが,「勉強科」という考えがあってほしいと思うのです。その土台を抜きに従来教科を積み上げてもしょうがないだろうみたいな。

コメントの受付は終了しました。

2012.01.13 (Fri)

PenFlowchart 1.2リリース

・今回はバグフィックス。一つはセーブ時に後判定ループの条件が書き出されてなかったこと。もう一つは削除・カット・ペーストをしても変更されたフラグが立ってなかったので,終了するときにセーブするか聞かれなかったということ。公開はいつものようにhttp://watayan.net/prog/で。

コメント(0)

コメントの受付は終了しました。

2012.01.12 (Thu)

CE113の準備

・情報処理学会第113回コンピュータと教育研究発表会の原稿はなんとか間に合って提出した。目論見通りにいかなかったことがいくらかの部分を占めてしまって,だったら書かなくても良かったんじゃないかと思わないでもないんだけど,失敗は失敗として記録には残してもいいと思ったのでそのままにした。これから入試(本校を受ける方の)で忙しくなるので,発表用のプレゼンは早いうちに作っておいた方がいいだろう。原稿を書いた頭が残っているうちに。

コメント(0)

コメントの受付は終了しました。

古いページ 新しいページ