不定期戯言

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2022.03.18 (Fri)

iPad mini注文中

・今月1日に注文したiPad miniが来週到着予定。実はPencilとかケースとかを先に買ってあって,本体の到着待ちだったりする。これまでApple製品に食指が動かなかったのは,iPad上で動くプログラムを作るのが面倒そうだからということが理由だったのだが,Androidでも最近作らずに済んであるからまぁいいかみたいなことで購入を決めた。もちろん生徒に使わせているから感触をわかっておきたいというのも大きい理由ではある。何ができるものなのか,それは本気で使ってみないとわからない。

・数日前,栄のアップルストアで実物を見てきた。Pencilをくっつける磁石が思いの外しっかりしているし,確かに書きやすい。

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2022.03.08 (Tue)

キーボードリテラシー

・情報処理学会全国大会の発表に触発されて考えたこと。キーボード入力が思考の妨げにならないように,キータイプの練習をするということはわりと一般的なのだが,大抵は「文字」を打つ練習だ。もちろんそれが大切であることは疑いもない。しかし,文字が打てればキーボードが使いこなせているかと言うと,それだけでは不足だと考えている。

・生徒を情報教室で見ていて思うのはたとえば

  • 記号が打てないので変換して出力する
  • 1文字移動するのにマウスを使う
  • Home,End,Tabのイメージがわからない

といったことだ。ましてやEscやCtrlのイメージはもっとわからないだろう。

・わからないのだったら教えればいいということかもしれないが,果たしてどうやって教えればいいんだろう。自分だって教わっていないし,いろいろなキーの役割を体系立てて整理した覚えもない。ただ必要に迫られて使っていたらそれなりに使うようになっていただけだ。それをどうやって教えればいいんだろう。

・どこかエクセル方眼紙とかに通じる問題でもあるような気もする。

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のぐー wrote at 2022-03-11 09:02:

>記号が打てないので変換して出力する
私もよくやりますが。とくにいわゆる全角記号だと。
半角記号であっても日本語入力中に英数モードにきりかえて打つより手っとり早かったり。(親指シフトだとカナを打つのが苦にならないし)

わたやん wrote at 2022-03-18 16:32:

私は日本語入力のOn/Offが苦にならないので切り替えちゃう派です。

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2022.03.01 (Tue)

モデルナアーム

・土曜日に3回目のワクチン接種を行った。1,2回目はファイザーだったが今回はモデルナ。そんなわけで副反応が心配ではあったが…やはり出た。といっても熱は37.6℃までしか上がっていないし,だるさや腕の痛みがある程度だったので,わりと軽い方だったのだろう。それも3日経ってあまり気にならない程度になってきた。それよりも膝の痛みが…。

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2022.02.23 (Wed)

新しい生活

・学年通信に書いた文章を転載してみる。

・新型コロナ感染症の影響で不自由な生活が続いていることは改めて確認するまでもないことです。いろいろなことが「できなかった」のは確かですが,一連の騒動が終わったらまったく同じことをするのかというと,決してそうではないと考えています。

・みなさんも自宅待機などでオンラインの授業を受けたりしたこともあったかと思います。我々教員も,たとえば学校の会議もオンラインと対面を併用して行っています。そのおかげでかなり資料のペーパーレス化が進みました。また学外の研修の多くもオンラインになりました。その結果,現地開催だけだったときよりも多くの研修に参加できています。私自身も週末に行われるものだけで今年度約30回の研修や会議,イベントに出席していて,これがすべて現地開催で交通費がかかっていたらと思うとゾッとします(結果的に出席する回数を減らすことになっていたでしょう)。

・この状況が,コロナが収まったら元通りになるとは思えません。もちろん研修会の多くは現地開催ができるようになります。しかし今後もオンラインとのハイブリッド開催は求められることになるでしょう。資料のペーパーレスだって,会議が対面で行えるようになったからといって,従来のように大量の印刷を行う風にはならないでしょう。

・しかしここで思うことがあります−たとえば会議を対面でやっていたときに「ペーパーレス」は不可能だったのかと。職員室で自分用のパソコンを使っていない先生は(たぶん)いませんでしたから,会議の資料をオンラインで配布することは当時でもできたはずなのです。ところが実際には会議のたびに大量の紙が印刷に費やされ,また資料をパソコンで整理する人は紙の資料をスキャナで処理していました(ほとんどの資料はパソコンで作られていたのですから,これは二度手間であるだけでなく,検索ができないという不便を生んでいました)。

・たぶん人間は,困らないと大きい変革はできないのです。そういう意味で,今は困ってなければ進まなかった改革が進んでいます。学校もそうです。高校も変わっていくし,大学も変わっていきます。初めの頃は大学で対面授業がないことが致命的だと考える人もいましたが,今はオンラインでの学びをいかに充実させるかということにも目が向けられています。

・今困っている私たちは,新しい生活や新しいスタイルを作っていく最先端にいるのです。将来困らない時代に「困り」を残さないために,知恵を絞るときなのだと思います。一方で進んでいるということは,その方向が間違っていないか絶えず気をつけなくてはいけないということでもあります。そういった目を持てることが教養であり,勉強とはそのためのものなのです。だからテストにパスすればいいという勉強であってはいけないのです。

コメント(3)

中山@新宿山吹 wrote at 2022-02-23 21:20:

困らないと大きな変革はできない。賛同します。人は今いる場所に安定を感じ、離れることに不安を持ちますよね。だから離れなければならない状況になったから、「仕方なく」離れているわけで、本意ではないのではないでしょうか。

のぐー wrote at 2022-02-24 10:53:

今は配信ライブ花盛りで、かつては見なかった歌手も見ているが、これがコロナ収束で無くなったら嫌だなあ。

わたやん wrote at 2022-02-24 11:46:

中山さん:今の状況を変えたくない気持ちは誰しもあるとは思います。仕方なくそこから離れている人が,前の状況に戻れると思い続けてしまうと切ないなあ。
のぐーさん:配信ライブ増えましたね。現地ライブができるようになってもこの形は残ってくれると嬉しいです。

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2022.02.18 (Fri)

情報処理学会第84回全国大会

・現地に行く気まんまんだったのだが,愛知県からの参加はオンラインを強く求めるとのアナウンスがあった。残念ではあるが,限られた地域でも現地開催の可能性を残そうということなのだから協力せざるをえない。いろいろなキャンセルは明日落ち着いたら進めることにしよう。

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2022.02.12 (Sat)

変形性膝関節症

・いっこうに良くならないので病院でみてもらったところ,変形性膝関節症とのこと。レントゲンで見る範囲では左のほうが状態は良くないらしいが,特に痛いのは右だ。以前から左は立ち上がるときなどに痛みがあったのではあるが,それをかばって右が悪くなったということなのかもしれない。実際右膝をかばう動きをするために右足首も痛みだしている。そんなわけでタイミングを見計らっては電気治療を受けている。なかなか効果があるのが面白い。

・しかしそうは言っても基本的に痛いので,階段は片足ずつだし,立ち上がるのも何かにつかまらないといけない。すっかり振る舞いが老人になってしまっている。

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のぐー wrote at 2022-02-15 14:25:

根本治療は痩せることでは。
還暦に達していても痩せてれば信号でダッシュするくらいできるんだが>振る舞いが老人

わたやん wrote at 2022-02-15 14:58:

結局そこに行き着くのはわかってるのだけど,なかなか減らない…。

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2022.02.07 (Mon)

VS Code 1.64.0

・1.63系は日本語変換との食い合わせがなんだかおかしかったので(動画参照)使うのを控えて1.62系でholdしていたのだが,1.64.0にしたら大丈夫っぽい。これで普通にバージョンアップできると思うと気が楽だ。

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2022.02.03 (Thu)

膝が痛い

・以前から左膝にときどき痛みがあったのだが,それとは別種の痛みを右膝に感じる。長い時間あぐらをかいていたときのようなそんな痛み。歩くのに少し支障があるので,続くようなら医者に行こう。

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2022.01.31 (Mon)

Canva

・評判がいいのでCanvaというのがどんなものなのか試している。何かにつけ有料版に誘導されるのが面倒な感があるが,それは仕方ないのだろう。

・とりあえずプレゼンテーションでどんなことができるかを探ってみる。売りにしていることだとは思うが,素材はとても豊富だ。背景もきれいなのがたくさん揃っていて,私でさえその中から選んで使いたくなってしまう。自分で追加する画像などはGoogleドライブと接続してしまえば便利なのかな。貼り付けるときに位置合わせ用のガイドラインも出るのは便利。Ctrl+ZのUndoもちゃんと効く。

・しかし,アウトラインから作っていくためにはどうするといいんだろう(Googleスライドでも同じことを思った)。それを別途作ってからスライドを作るということになるんだろうか。作業としてはそれが正しいように思うのだが,一つのツールで完結してほしいという考えもなくはない。

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2022.01.29 (Sat)

共通テスト

・25年度の共通テストを6教科8科目にすることについて国大協から正式にアナウンスが出たらしい。このことについては予備校方面などから異議をつぶやいている人もいるようだが,今頃何を言っているのかというのが正直な感想。20年近く前からある教科で,入試への導入についても10年近く前から提言等があって今に至っているのだから,それを拙速というのは自分のアンテナの低さを喧伝しているに過ぎない。いったい何年準備すれば拙速でなくなるというのか。

・だからといって,自分たちが準備万端というわけではない。準備不足はもちろんあるし,重圧も感じる。しかし学校は生徒が社会人として社会を作っていくためにあるものであって,良い「受験生」を望んでいるものではない。ましてや教員の都合がそれに優先するものではないだろう。情報処理学会第76回全国大会(2014年3月)のイベント企画「大学入試における『情報』入試のあり方と可能性」で主張したこと(特に25ページ目)がまさに自分に返ってきているわけだが,私は本来あるべき形が近づいていると考えている。身震いしながら。

コメント(2)

中山@新宿山吹 wrote at 2022-01-30 23:47:

ご発表の資料拝見しました。だいぶ攻めてますね〜
入試も含めて、未来を創る気持ちで頑張りましょ〜

わたやん wrote at 2022-01-31 08:28:

そうですね,だいぶ勢いづいてます。こういう発言ができたのは年齢的なものもあったかなという気はしています。
何にしても「これから」なので,頑張りましょう。

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