言葉
MORI LOG ACADEMYの「さすがに作家」の後半に同意するようなしないような。森氏は「気持ちを文章にできない」と言っているが,自分の周囲では「考えを文章にできない(あるいはそうすることを諦めている)」人が少なくないように思えるのだ。そのくせ会議のレジュメのような心を打たない言葉にはこだわろうとする…大事なものはそんなところにはないというのに。
そういう私の文章だって非常に拙いものではあるが,それでも自分の中にある何らかの部分を表現できてはいると考えている。それを「会って話すあいまいな言葉」でごまかされたくはない。もちろん直接顔を合わせることによるリアルタイム性の効果は認めるが,しかしそのために,以前の言葉に存在したすれ違いをやり過ごしてしまうのはどうか。記録は重要だ…ときには記憶よりずっと。
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