不定期戯言

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2008.12.06 (Sat)

NPUGハンズオンセミナー

・NPUGハンズオンセミナーにサポータ役として参加。内容はPostgreSQLの紹介から,Windowsへのインストール,PgAdminの操作,OpenOffice.orgをインストールしてODBC経由でアクセス…といったものだった。「初心者向け」と銘打ってはいたが,参加者は資料をしっかり読んで判断して作業を進めている。ちょうど先週,職場で同僚と「生徒に実験や実習の手順を書いたプリントを配っても,そこに書いてあることを平気で質問してくるんだよなあ」と嘆いてたのだけど,それとは全然違う。そういう点で,質問への応対は楽しかった。答えられなかったものもいくつもあるけど。

コメント(6)

tss wrote at 2008-12-11 09:04:

> そこに書いてあることを平気で質問してくる

これ、いったいどうしたらいいんでしょうねぇ、、、

だきわ wrote at 2008-12-11 11:03:

>> そこに書いてあることを平気で質問してくる
>これ、いったいどうしたらいいんでしょうねぇ、、、

ああ、同じ嘆きが……。

高校だと「国語表現」なるそういうことを学ぶ絶好の科目があるのですが、これを開講している学校は少ないです。某高校も同じ。相変わらず同じことしか考えてない(現代文が読めて古文漢文が読めることだけが重要)し、枠を外せない。
できれば教授会から某高校へ要望を直接出してもらえると某高校としてはありがたいでしょうね。

自分の劣化コピーを拡大再生産し続けるのはいやだなあ。

ほった wrote at 2008-12-11 11:38:

>これ、いったいどうしたらいいんでしょうねぇ、、、

私らの頃なら「もう一辺読め」でおわりだったような気がします。

わたやん wrote at 2008-12-11 22:53:

いずこも同じ悩みが。実はほったさんが言う「もっぺん読め」の方が手がかかるんです。でも,そうしないと育たない。

ほった wrote at 2008-12-12 10:02:

私は教養もなく浅学なので判りませんが、Niftyserveに加入した頃、学卒担当で中学高校訓練校の先生と話す機会が多かったのですが、特に訓練校の先生の話が印象的でした。

20人足らずのクラスに学科担任が張りつくのですが、時代とともに「判らなければ聞け」の「判らない」が変わって来たそうで、「読んだりして考えて」から「判らない」から、「読まず考えず」に「判らない」になってきたと嘆いておられました。
で、説明しても理解できないそうで。
時には教員が2人つきっきりで小学校で習うところからやりはじめなけれなばならないと。修業が2年の訓練で就職面接は2年目の9月。形ばかりの技術は何とかなるが、理屈まで社会に出て問題ないようにするのは大変と。

今じゃ離転職者向けの訓練に変わってしまい、私も退職したのでどうなっているか聞いていませんが。

ま、「大人」と思われる人が掲示板やなんかで質問されている内容もそんな感じがしますし、「聞いた方が早い」と言い切る人もいるくらいですから、その背を見て育ったのでしょう。

(しかも、実社会的には「聞く相手が違う」というのも多々....)

「読書百遍意自ずから通ず」て言う言葉は知識として知っていても、実践できる人は多くいないのでしょう。
クイズ番組で「高学歴」といわれるタレントの回答見ているとそう思うことも多いです。

わたやん wrote at 2008-12-13 13:10:

ほったさんがNiftyserveに加入した頃,というとずいぶん前のことになりますが,当時既に同じことが言われていたんですね。そういえば「共通一次世代」なんて言葉もありました。「聞いた方が早い」という人は,聞かれる側の人も必要だということを考えてほしいですね。なんか,やっぱり「お客様」意識であり,すべての答えを知っている先生がいることを前提とした生徒意識という気がしてなりません。
そんなわけで外山先生の本を読み始めています。

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