数学好きな人の考え方がうまく書かれている,という話の例。たとえば初めの方にある,1がどうして素数でないのかという話。「とってつけたように『1を除く』ってつけるくらいなら1も素数でいいやん」と言われて「本当はどっちでもいいよ。大事なのはどうすれば有用な結果が得られるかということだけだから」と返答する場面がある(手元にないのでうろ覚え)。こういう自由さが好きなんよね,数学って。
私が文章を書くようになったのは,数学の力によるところが大きいと考えている。考えたことを考えたように書けばいい,ということを私は数学で学んだ。
プログラムを自分で手直しする自由さとも通じるところはあると思う。ソースがないってことはその自由を奪われること。「クリップアート」の方に書いた「便利な機能」をソースの側から探すようなこともよくある。知ってるか知ってないかじゃなくて,わかるかわからないかで決まる方がいい。
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