デザインセンスを身につける
こないだ読んだ『デザインセンスを身につける』(ウジトモコ著)。書かれているのが美術的な話とかだったらまったく気にとめないんだけど,冒頭はFacebookやTwitterのアイコンの話だったので興味をひかれた。私は至るところで例の似顔絵を使っている。下手な写真よりも似ているという評判があり,「あのアイコンのわたやんさんですよね」と声をかけられたことは何度もある。そういう意味ではこのアイコンですごく私は得をしている。これがむさ苦しい写真だったり,猫の写真だったり,デフォルトのままだったりしたらどうだろう,そんな風だとどんないいこと書いててもノイズにしか見えない,「伝わってなんぼ」の世界でそれじゃあ…と言うのだ。
本の中盤では見せるための技術も述べられているが,最後にはその見せる「モノ」についてよく考えるということに帰ってくる。そういった根本を見直すことをせずに,表面をごまかして見せるだけの「デザイン」をやってもお寒いだけだと。
そんなこととは関係なく,ふと目についた『ディック・ブルーナのデザイン』(芸術新潮編集部編)を買ってきた。ミニマムな表現はブックデザインをしていた頃からなのか。そういえば秋月りすの『OL進化論』もシンプルな線で細かい違いを描けてるよなあ。
だきわ wrote at 2011-11-11 06:05:
わたやん wrote at 2011-11-13 19:34:
だきわ wrote at 2011-11-18 16:33:
コメントの受付は終了しました。