不定期戯言

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2011.11.17 (Thu)

主よ,タネもしかけもないことをお許しください

・Facebookで「プログラミング教育をすることの良さは何か」という話があって,コンピュータは魔法じゃないってことをわかることとコメントしたら,何人かから賛成する意見をもらった。ちょっとうれしい。

・でもそれってコンピュータ科学に限ったことじゃないはず。およそ理系の科目がやってることって,「不思議」をひとつずつ解きほぐすことだと思う(文系の科目もそうなんだろうけど,それを納得できるような勉強をしていないのでよくわからない)。それを操れるところまでいかなくていいけど,人が操れるようになってるんだということの理解,操っている人への敬意,そんなものができてほしい。

・一方で,数学の解答を「呪文」のように暗記して忠実に(正確に,でなく)書き写すことを勉強だと思っている人にとっては,きっと数学も魔法なんだろう。「数学というものを,入試の枠組みの中でしか見られない人も,世の中にはいるんだろうなあ」とつぶやいたのは,そういうことでもある。

コメント(4)

たろ wrote at 2011-11-18 05:11:

「魔法じゃない」に賛成票!
相方に「思った通りに動くんじゃない、書いたとおりに動くんだ」
と事あるごとに言われますが
未だプログラムがわかっていない自分には
「魔法じゃないけど未知のもの」です。

だきわ wrote at 2011-11-18 06:25:

そういう人は僕の周りに3人はいます。いや若者が入ったらしいから5人か。

わたやん wrote at 2011-11-27 18:42:

理解できることがベストなんだろうけど,理解はできなくても理解する方法があることを知っているだけでもずいぶん違うような気がします。

久しく数学を教えてないので,最近の状況はよくわかりませんが,以前より良くなっていることは多分ないだろうという気はしています。

だきわ wrote at 2011-11-28 06:45:

数学を教えてない数学科所属の情報教員(誰)は数学を教える教員から疎まれかつ蔑まれています。
もう田舎に引きこもろうかな、という思いが……。あかんなあ月の朝は。

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