不定期戯言

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2013.08.18 (Sun)

SSS2013第一日

・そんなわけで生まれて初めて岩手に。花巻空港で宮沢賢治のTシャツ買ってたらバスに乗り遅れたが,早い時間の飛行機に乗ってきていたのでセーフ。

・発表のあとの質疑がなんだかハードだ。これはこれで面白い。

秋田県の情報履修状況の報告では,全体的な傾向がどうこうといった内容もあるけど,その中での少数派の動きが気になった。採択状況は「社会と情報」が9割,「情報の科学」が1割ということだが,この1割はへこたれないでほしい。本校は本校で,「社会〜」も考えられるように力をつけたい。

・ナイトセッションでは重要な打ち合わせをしたり,話し込んで勇気をもらったり。

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2013.07.29 (Mon)

高校教育研修会(酔いが醒めてから)

・昨日は酔った状態でブログを書いたので,今日は冷静にいろいろ書こう…と思ったが,既に飲んでしまった。てへ☆

・数学教育が破綻しているという点についてはそのままなので置いておく。お作法が大事なところと,どうでもいいところをちゃんとわからせないと不幸になる。

・統計は数学がやるのか,情報がやるのかという話で,文科省の視学官の方が「今の学習指導要領では数学の内容なのだから,数学が責任もってやるのが当たり前」と言ってくださったのですっきりした。

数学の課題学習について「現場の先生方はそのノウハウを持ってないんじゃないの」と質問したら,「数学を好きでやってる生徒(あるいは教師)は自分で勝手に課題学習をしてきてるんじゃないの」とも言われて,目から鱗。そう言われてみると,確かに私自身も勝手に課題学習やってたわ。提出する先がないからまとめたりはしなかったけど,自分なりにいろいろ体系みたいなものを組み立てていた。

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2013.07.28 (Sun)

高校教育研修会

・ということで足掛け3日,実質日帰りで東京へ。夜行バスの往復ということで身体的には眠いはずなのだが,ずっと眠らせないような話が続いた(帰りのバスは熟睡だろう)。パネルディスカッションで「実は数学教育なんてとっくに破綻してるんじゃないの」とか口走りそうになったが,大人なので胸にひそめておく(懇親会では堂々とつぶやいたが)。

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2013.07.26 (Fri)

アンケート

・一学期終わり間際に,高2と高3の生徒にアンケートを行なった。高1のときの情報の授業でPENとPenFlowchartのどちらをメインで使っていたかということと,情報模試の校内試験をやったら受けるつもりはあるかということ。で,PENとかPenFlowchartとか名前で言っても覚えてないかもしれないからということで,画面のスクリーンショットを載せておいた。ちゃんとプログラムの意味まで読み取ってくれただろうか…。

PENの画面

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2013.07.18 (Thu)

完成品

・授業に限った話じゃないんだけど,パソコンを使った作業って「完成品」を求めるものばかりを考えている人が多いような気がしている。確かにワープロや表計算で,きれいな仕上がりの文書を作ることはできる。でも,そこには「考える」が見えてこない。もっとざらざらした手触りのところがあるんだけどなあ。そのための道具はパソコンでなくてもいいのだけど,だとしたらその「ざらざら」を別の道具でなんとかする方法が取り上げられなくちゃいけない。

・具体的にどうしたらいいという考えは自分にもまだないのだけど,このままではつまらない。

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2013.07.16 (Tue)

名プ会

・14日は名プ会であった。といっても愛知サマーセミナーの一講座ということなので,その前に豊福氏の「学校ブログ」の話。本校でWordPress使ってるのは,そういった動きができてくれないかと思っているからなのだけど,でも組織としてそういう動きにはなっていないのが現状。どうなったら面白いか,という絵が見えてないんだろう。少人数で豊福さんの話を占有できる贅沢な時間だった。

・名プ会はtss氏の「DNSの話」。「ご清聴お願いします」がさっそくネタに使われていた。内容はまあ普通に,いろんなところでの話の復習が主。

・タクシーで南山大学に戻って長谷川先生の「サイバーセキュリティ」の話。ログをきちんと解析するとおもしろいものだなあ。今までずっとヤバげなものをピックアップすることしかしてなかったけど,がさっと統計処理してみるのも面白そうだ。でもやり始めると仕事そっちのけになりそう。

・tkamada氏のみやげ話も一つ一つのトピックが面白かった。

・べ,べつに「プカ夏」に合わせて「名プカい」の話をしたわけじゃないんだからねっ。

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2013.07.12 (Fri)

ご清聴ありがとうございました

・スライドの最後を「ご清聴…」にするのは,学生の発表ではまだ多く見られる。そういう指導がやっぱりあるんだろう。一方,最後は主張すべき内容のスライドにせよという指導もある。なんか相容れないまま並立してるような気がするなあ。

・最初のスライドで「ご清聴お願いします」と出してしまうというアイディアはどうだろう。もちろんパロディとして。

・P.S. 職員会議でプレゼンやったときに,こういうスライドで終わったことはある。これも最初に出しておけば良かったな。

清聴いうな

コメント(2)

たろ wrote at 2013-07-12 23:44:

>最初のスライドで「ご清聴お願いします」
あははは!
これ、ネット上のダジャレでも使っちゃおうかな。

最後に「ご清聴・・・」の挨拶は口で言うんじゃなくてスライドで映すんですか。
スライドを見る機会もすごく減ってますけど、最後にそういう絵が映るのは見たことが無いです。

わたやん wrote at 2013-07-12 23:55:

口でも言うけど,スライドにも出すんですね>「ご清聴…」
質疑に入る前に「まとめのスライドに戻してください」っていう座長さんもいます。

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2013.07.11 (Thu)

著作権の保護期間

・先日,TPP絡みで著作権保護期間を死後50年から70年に延長する方向でいくことを決めたというような話がtwitterで流れてきた。結局ガセネタであったようだけど,否定されたわけでもないのだから安心はできない。この記事にもあるように,保護期間の延長は商業的価値が持続している1〜2%の作品のために,残りの98〜99%を捨てさせることにつながってしまう。青空文庫が20年停滞したらつまらない。98〜99%が電子書籍ででも入手できるようになるのなら話は別だけど,出版社にとってもその作業負担は大きいだろう。そうやって「勝ち組」ばかりが優遇され続ける。

・授業のプリントには書かなかったけど,TPPは知的財産権に影響を及ぼすから,今後の動きをしっかり見ておけということは話してある。この授業で習った50年,70年が,社会に出る頃には変わっているかもしれないぞ,と。

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2013.07.06 (Sat)

CE120

・というわけで青山学院大学へ。実際来てみて直に発表を聞くと,いくつか考えが浮かぶことがあって面白い。

・懇親会も含めて,言わなくてもいいようなこともずいぶん言っちゃったかな。でもいくつかのことで相談に乗ってもらえてほっとした。

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2013.06.30 (Sun)

日本情報科教育学会第6回全国大会2日目

・データベースとか,モデル化とシミュレーションについて面白い発表があったな。シミュレーションはゲームをやってみるというもの。イスカンダルのトーフ屋さんを思い出した。やっぱりこういう題材でないと意味がない。モンテカルロ法で円周率の近似値を,ってやつが教科書にも載ってたりするけど,あれはむしろ有害なんじゃないかと思っている(ビュッフォンの針やモンティホールジレンマの検証ならいいんだけど)。

データベースは設計の部分だけを紙の上でやるというもの。正規化の説明をしたあとだと,何人かはうまいテーブル設計をするらしい。もちろんいい設計ができるようになるためには,巨大な1枚テーブルを作って不便な思いをしないとそのメリットがわからないのだから,理想通りのものができることは期待してはいけないだろう。2,3枚にでも分割できれば上等じゃないかな。

・最後はパネルディスカッション。正直にいえばぐだぐたになってしまった。情報教育一般に求められることと,高校の教科「情報」に求められることの切り分けがうまくできていなかったということはある。しかし,どんなカリキュラムを作っても,現場の教員は「もっと○○が必要だ」と考えて独自実践をやってしまうんだよな。だから全国の高校で共通の内容の授業をやってる様子なんて想像できない。「ぐだぐだ」と書いたが,それは我々の立ち位置のぐだぐださを確認するということだったのだろう。

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