不定期戯言

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2013.06.29 (Sat)

日本情報科教育学会第6回全国大会

・というわけで東海大学高輪キャンパスへ。午前中はふらふらと研究発表を聞いて,ちょこちょこ質問してみたり。このあたりの内容は帰ってからまとめるとして,午後の講演も含めて少し勇気が出た気がする。自分がやっていることはきっと必要なことなんだ,と。

・今日の予定は確定してなかったので,私にしては珍しく懇親会を申し込まなかった。品川とか五反田とかこのあたりは全然今まで歩いたことがなかったので,少しふらふらしてみることにする。

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2013.06.13 (Thu)

プログラミングを教える

・Matz日記が話題になっている。課題としてあげている点はたしかにうなずける。特に「誰が教えるか」は大きい問題なのだが,でもそれは他の教科でも同じことだ。小学校の先生には,算数や理科が嫌いな人も多いという話を聞く。それでもなんとか苦労して授業をやっているのだろう。その上にさらに苦労を積み上げることはあまり考えたくない(すでに英語が大きい重荷になってるようだし)。

・授業としてやらなくちゃいけない,という縛りがあると難しい気がするなあ。我々コンピュータやプログラミングに「はまった」人って,カリキュラムの中でそうなった人は少ないはず。

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2013.06.10 (Mon)

文章にするという縛り

・先日『創造性の科学』(市川亀久彌)を読み返していて,おもしろい記述を見かけたので,忘れないように書いておく。1970年の本なので「今日」とはその当時のことなのだが,そんなに状況は変わってはいないだろう。

今日,各種の漫画が流行してきているのは,最近の若者達が,テレビの強い影響で視覚的人間になっていったためだという人がいる。しかし,私はこの考え方だけを支持することができない。

端的にいうと,従来の教育体系や,学問体系における主張が,必要以上に,言語表現に頼りきってきたために,内容の高い,しっかりした情報というものは,いつの間にか文章の形態(論文)によらなければならないというような,誤った考え方が主流をなしてきたことによるものと思う。(略)

この文章はこのあと,図型情報に適した情報もあるという話に続くのだが(この本自体,冒頭から50ページに渡る図版が続く)それはそれとして。我々が誰かに情報を提供しようとするときに,体裁の整った文書の形にしなくてはいけないという縛りをかけてしまってはいないだろうか。確かに「書類」はフォーマットを整える必要があるだろう。でも我々が持ってなくちゃいけない情報は書類になるものばかりじゃない。完全に文書になりきらなかったり,感想の域を出なかったり,それでも残すべき「感触」というものは確かにあるのだ。体裁を整えられないために,それらが「たまたま話をしたときに居合わせた人の記憶」にしかとどまらないことはとてももったいない。

・今やってる授業の話とも関連するのだった。

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2013.06.09 (Sun)

じっきょう

・昨日New's NetworkからKindle本が出たことを書いた。自分の書いたものが他の出版物と同じように世に出るというのは,興奮することだ。私も以前に共著で書かせてもらったときには,本屋さんの店頭に出てるのを見てうっとりしたりしたもんなあ。

・実教出版の「じっきょう」に,PenFlowchartを紹介する記事を書いたのが掲載された。営業の方が持ってきてくださったときにその話をしたら,喜んでいただけた。情報処理学会や日本情報科教育学会ではこれまでにPenFlowchartに関する発表をさせていただいているのだが,このような形で紙媒体でも発行されるものに掲載されるというのはまた別の感慨がある。

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2013.06.07 (Fri)

ワープロは正しく使う

・授業でLibreOfficeの「スタイルと書式設定」とか「ナビゲータ」の話をした。職場で回ってくる資料とか見てると,そのあたりの使い方をわかってないと思われるものがけっこうある。ある意味WYSIWYGの弊害だとも思うのだけど,生徒にはそうなってほしくない,ということで。

・そういう私自身は,ワープロをほとんど使わないので説得力がアレだったりはするのだが。

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2013.06.06 (Thu)

ようやく一息

・先週今週のネタは,私がここ10年以上温めていたテーマ。そんなわけで授業案作りに半徹することが何度かあったが,ある程度は受け入れてもらえたように思う。でも実際には,この一連の流れを統合して理解してはいないようにも思える。その各部分については彼らは好意的に反応してくれたのだけどね。もっとも,彼らがそれを消化してくれたかどうかは,課題が仕上がってこないとなんともいえない。課題に取り組む過程で,私の今のイメージを越えてくれたらそれ以上望むことはないのだが,果たしてどうだろうか。

・そんなわけで今日は久々にぐっすり寝る。

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だきわ wrote at 2013-06-06 23:25:

そういえばじっきょうの冊子を読みましたよ。

わたやん wrote at 2013-06-07 17:39:

原稿書いてるときにはそれほど思わなかったのですが,ああやってあちこちの学校に配布されているのだなと思うと,ちょっとドキドキします。

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2013.05.21 (Tue)

岡潔先生のことを思い出した

・『知的生産の技術』の,日記に関する話を読み返していたら,唐突に岡潔先生のことを思い出した。といっても面識があるわけではない。雑誌『大学への数学』に河合良一郎氏が連載していた記事に書かれていた話を思い出したのだ。岡先生が弟子たちに指示したことの一つに,研究日誌をつけよ,毎日日課として自分の考えを記したメモを書き綴っていけ,というのがあった。ここで大事なのは,毎日新しい白紙を用意すること,最初に日付を書き入れることであって,書くことがなければ「なし」の一言でもいいが,欠かしたり何日かをまとめてしまったりしてはいけないのだそうだ。

・私の今の手帳がこれに近いスタイルで,「○○は一冊のノートにまとめなさい」シリーズが原型なのだが,おそらくこの記事にも少なからず影響を受けているのだろう。記事を読んだのは17歳のときで,その頃は岡先生のことも「すごく変わり者の数学者だったんだな」くらいにしか思っていなかったし,梅棹先生のことも知らなかったのだが,それから30年近く経って,また出くわすとは思っていなかった。

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2013.05.20 (Mon)

moodleの準備

・思うところあって,moodleを授業で使ってみたくなったので,そのセットアップで1日つぶれた。2.5になって,2.1からまたずいぶん変わったようだ。今までグループウェアとして職員で使ってきただけなので,小テストとかの作り方がまったくわからない。今週いっぱいは試行錯誤になるかな。

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だきわ wrote at 2013-05-21 00:04:

ユーザのパスワードは一括登録以外は結構厳しい設定になりませんか?
テストはそういったモジュールがあるはず。
死ぬほどモジュールを追加するのだ。
#メモリがたくさんあれば、ですがね。

わたやん wrote at 2013-05-21 08:55:

認証はLDAPに任せるので大丈夫っぽいです。テストは…ほんとは点数つけるテストじゃなくて,ワークとしてやりたいんですが,探しまわってる余裕もないような気分です。

だきわ wrote at 2013-05-21 09:30:

おおLDAP!
がんばってやってみるかなあ。

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2013.05.18 (Sat)

情報入試全国模試

・情報入試研究会が実施する第1回大学情報入試全国模試を受けてきた。生徒にも何度か呼びかけたのだが,来週から中間テストだということで希望者が集まらなかった。お手伝いをしに行くことも考えたけど,せっかくだから自分で受けておこうということで申し込んだのだ。

・問題の内容については,一般公開するまで伏せておいてほしいとのことなのでここでは触れない。なるほど,このテーマではこういう風に問題が作れるのだな,と参考になる部分が多かった。

コメント(7)

じょーも君 wrote at 2013-05-18 20:41:

感想、ありがとうございました。

だきわ wrote at 2013-05-19 05:57:

お疲れさまでした。こちらはお手伝い組でした。雑用係。

わたやん wrote at 2013-05-19 23:35:

問題は秋のそれまで公開しないということなので,職場内で回すだけにしておきます。「妥当」な問題にする苦労がずいぶんあったように思われました。

だきわさんもお疲れ様でした。いろいろ問題について語りたいこともあったのですが,受験者が実施側とべらべらしゃべってるのもおかしいだろうということで早々と引き上げました。

だきわ wrote at 2013-05-20 15:49:

竹田せんせいがわたやんと呑みたがってましたよ。

わたやん wrote at 2013-05-21 08:53:

前で話しこんでおられた方がいたので遠慮しましたが,竹田さんとはお話したかったです。次の機会はいつだろう…。

だきわ wrote at 2013-05-21 15:08:

お名刺いただいたので、今度は陳情に行きましょうかw。

わたやん wrote at 2013-05-21 15:10:

ああ,そうか,文科省の名刺いただいておけばよかった。

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2013.05.10 (Fri)

本を読む

・思うところあって,いろいろと本を読み返している。1日1冊のペースは守っていきたいと思い,読みながらメモをとっている。少なくともあと数冊はまとめなきゃいけないし,自分の中に裏付けを持つためには更に何冊か新たに読まなくちゃいけない。もっと早くやっておくべきだったんだろうけど,まあ仕方ないわな。

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