不定期戯言

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2010.03.14 (Sun)

ホワイトデー

・ということで,昨日買った「ショコラのおたべ」(期間限定品らしい)をみんなで食べる。チョコ度が高い。その点では,あまり八つ橋っぽくはないかな。

ショコラのおたべ

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今年度最後の授業

・金曜日の授業で今年度の私の授業は終わり。最後ということなので,発想法に関する話をした。手を動かさせたかったのでfreemindでいくらか書かせたが,私が強く主張したかったのは最後のスライドにある「3001年終局への旅」の一節がまるでインターネット「ユーザ」の現状じゃないか,ということだ。

・せっかくだからということで,スライドの切り替えにワイヤレスマウスを使ってみた。話をしながら教室全体を歩き回れるのがこんなにありがたいことだったとは。備品で一つ買って,次年度から普通に使おうかな。ただ,できれば左ボタンとホイール以外はつぶしておきたい。

使ったワイヤレスマウス

コメント(7)

tss wrote at 2010-03-15 08:24:

ブックマーク状態の知識は思考には役立ちませんね。先進的な「インターネットユーザ」にはそれがわからんのです。
スライドの切り替えに便利なデバイスはいろいろありますよ。「ワイヤレス ポインター」でググる(笑)と、いろいろ出てきます。

わたやん wrote at 2010-03-15 08:46:

「ブックマーク状態」とはいい表現ですね。作業には役に立つけど思考には役に立たないと考えています。

レーザポインタつきのやつはいろいろあるんだけど高いんですよね。ずいぶん前にマイクロソフトが出してたやつがけっこうお値打ちだったような気はするんですが,手に入らなくなったとか聞いたような気が。

だきわ wrote at 2010-03-15 10:10:

ブックマーク状態ですかあ。反省しきり。
レーザポインタ付きのヤツは緑レーザのが高いんですよねえ。
赤レーザだと結構安い(自腹で買うには高い)けど。

わたやん wrote at 2010-03-15 10:22:

うちは男子校なので余計に緑レーザを使いたいわけですが,単独でレーザポインタだけ買うにしても高いです。

だきわ wrote at 2010-03-16 23:13:

僕の授業では確実に一人は色弱がいる(つまり僕だ)ので緑レーザのが欲しいって言ってるんですが、事務長がうんと言ってくれません。さすがに値段が3倍になるとなあ。
まあ自分自身の体を授業の教材にしているので生徒の反応が非常に楽しいです。

わたやん wrote at 2010-03-17 07:07:

何十本も買ってくれということじゃないんですけどねえ。

だきわ wrote at 2010-03-17 11:08:

青いポインタもあるみたい。これ買おうかな。
ワイヤレスマウスも欲しい。

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本のクリップ

・ずっと使っていたFlipKlipをなくしたので東急ハンズへ。行ってみたら半分くらいの値段でクリップを見かけたので試しに買ってみた。最初は頼りない感じがしたけど,慣れてくるとしっかりとはさめる。本にはさんでおける薄さなので,今度はなくす心配はないだろう。たぶん。

クリップ はさんだ様子

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ジョーシン2010春 in 関西

・というわけで大阪電気通信大学へ。5時起きだったので乗り過ごしそうで危なかったが。それはそうと,京阪線のつり革はおもしろい作りになっていたな。

・午後のワークショップはずいぶん盛り上がったし,新しいアイディアもいくつか示された。たとえばみかんゲームをプラレールでやってみるというアイディア。実のところみかんゲームはルール説明が面倒なのだが,プラレールだったらモノがルールを表している。それはアンプラグドの良さの一つだと思う。

プラレール 駅の様子 並列処理によるソート

ふと手遊びにハノイの塔をやってみた…が,理屈ではわかってるはずなのに結構混乱する。その混乱のおかげで,(頭の中で)スタックを使った再帰をやってることが実感できるのだ。

done!

・最後のパネルディスカッションはむしろフロアとのやりとりがおもしろかった。私もアンプラグドについて気になっていることを述べた。

午前中の井戸坂氏の講演にもあったように,他の教科で成績のいい生徒がアンプラグドについてこられないことがある。やり方や答えを教えてもらうことで点数をとってきたために,自力で考えることを要求されると困ってしまうということだろう(私自身も数学だけを担当していた頃は「教え込み」に偏っていたが,情報を担当するようになってだいぶ変わったように思う)。どちらがあるべき形であるかということは措くとして,生徒が両者を切り離してみてしまうことが問題だ。我々は情報を英語や数学と同じように重要な能力ととらえてほしいと思っているが,アプローチの違いのために生徒の意識の中で両者が分断されてしまうことを恐れる。

コメント(2)

わたやん wrote at 2010-03-19 09:10:

補足:パネルのときに平野先生からコメントがあったように,強制的にでも教え込むことが必要な内容はもちろんあるのだ。たとえば鉛筆の持ち方や文字の書き方を叩き込んでからでないと,文章なんて書けるわけがない。正負の数の四則計算が「体感」できない状態で文字式を教えても意味がない。だから内容に応じたいろいろなアプローチが必要(アンプラグドもその一つであって全部ではない)なのだけど,学校ではなんか狭い範囲のアプローチで済まそうとしすぎてる気がするんだ。

わたやん wrote at 2010-03-19 09:12:

ほりさんのブログ(URL欄)にある話がそれと関係ありそうなのでコメントしてみた。

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GRAPES

・愛知県私学協会数学研究会で友田勝久氏を招いてGRAPESの講習をするというので行ってみた。久々に大学の同級生に会ったがそれはそれとして。今までなんとなくわかりやすいところだけを使っていたが,テキスト通りにいろんなグラフを描いてパラメータ変えて…とやっていると,実に楽しい。たとえば写真は,垂らした紐の形が放物線(青)でなく懸垂曲線(赤)であることの検証。紐が赤線とぴったり重なっている。実際,これを実物で確認したのは今日が初めてだ。

紐が赤線とぴったり重なっている。

・私の常用OSはLinuxなので,wine上でGRAPESを動かしている。ほぼ問題なく作動していることを友田氏に話したら,興味を持っていただけた様子。本校の情報教室のOSはLinuxだからその方法でGRAPESを入れることもできるんだけど,wineを手放しで使わせるのは避けたいんだよなあ…。GRAPESを導入したいのはやまやまなのだけど,その点がネックだ。

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