水からのオカルトを信じさせるカルト
落伍弟子のブログの「非科学的な(論理思考ができない)管理職の増産?」で紹介されているブログによると,関東地区の小中学校女性校長の会で『水伝』著者の江本氏の講演があって,その後同氏の絵本の発注が7000冊もあったという。笑い事…じゃないよなあ,さすがに。大槻義彦氏が反オカルトの旗を振らざるを得なかった気持ちがわかるような気がする。江本氏自身は『水伝』はポエムであって,科学ではない
というようなことを言っているらしいが,オカルトというよりカルトの方に走っているように思われてならない。もっとも,そう考えてしまう原因は江本氏自身よりもむしろ周囲の「信者」にあるのかもしれないが。
IRCで教えてもらった話。神戸市環境福祉局環境保健研究所の「おみずのはなし」というトピックで『水伝』の実験を取り上げて,…結果が得られるそうです。興味のある方は、江本勝氏の著した『水からの伝言』を読んでください
なんて書いている。あんたら,もう「研究」やめた方がいいんと違うかと言ってしまいそうだ。
私個人は,こんな危険な思想を「道徳」で使うなんてもってのほかだと思う。洗脳ならともかく。
と書いて終わろうと思ったが,小牧市教育委員会の教育委員会だより(これも落伍弟子のブログで紹介されていた。実におもしろい。今まで読んでなかったのがもったいない)のNo.137ラス前の段落に,思ってたのとほぼ同じことが書いてある…。
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