不定期戯言

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2009.03.17 (Tue)

今日はディジタル

・最近一部で話題になっている腕時計が届いた(通販)。慣れてないと足し算してしまうわけだが,先日辰己先生はこう言っていた:

(ちょうど30分の表示になっている時計を見て)これを16+8+4+2で30分と読んでいるわけではない。011110という表示の1111が15,それを1ビット左シフトしているから30,と読むのが(僕にとっては)自然だ。

バイナリウォッチ

コメント(5)

たつみ wrote at 2009-03-18 00:20:

だから、上記のは1101を左2ビットずらしているので13→26→52となるわけです。

わたやん wrote at 2009-03-18 23:04:

1日つけていたら,16進の0〜Fのビットパターンが頭に入ってると読みやすいことがわかりました。
0が消灯じゃなくて別色だったらもっと見やすいのに,とは思います。

tkamada wrote at 2009-03-21 16:28:

ビットシフトで読むのは違反では(どこの決まりや、と問われても困りますが)。
やっぱ6ビットずばり読むのが正統だと思います。

いったん16進経由で10進に戻すのは、わりと普通の人の感覚かもしれませんが(僕もそう)、FxFのかけ算表を頭に入れているのがかつてはハッカーの常識だったそうなので、6ビットを瞬時に読めるのがハッカー的に正しいと思います。

わたやん wrote at 2009-03-21 20:26:

そういえば8進だとちょうど2桁なんだよなあ,とふと思いました。

tkamada wrote at 2009-03-25 17:17:

8進2桁だと、16進2桁よりさっくり計算できますね。
わるくないかも。

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2009.03.10 (Tue)

新指導要領

・昨日告示されたのだけど,関連資料にもあるようにほとんど変わってないのね。パブリックコメントへの返答も二項目しかないので,残りは「解説」でぜひ対応してもらいたい。それはそうと,その返答の中に「情報Aは発展的に解消」と書いてある。やはりそう解釈していいんだ。さて,時間を作ってじっくり読むことにしよう。

・数学では統計が必修的位置付けになると数学的能力が落ちることが懸念されるという意見があったらしい。この人のいう「数学的能力」っていったいなんなんだろう。まさか今の入試問題に対応する能力のことじゃないよね:-P。私は生徒(少なくとも我々が高校生だった頃以降も含めて)の統計に関する数学的能力が弱いことをずっと懸念していたのだけど。今までの内容では確率・統計分野によって統計的視点が養われることにはならなかったと考えている。期待値や分散の計算もあったけど,それはΣの計算の応用問題でしかなかったし。

コメント(2)

だきわ wrote at 2009-03-11 00:33:

そのまさかだと思いますよ。
その証拠に某学校で(笑)指導要領が出てしかもそのコピーまで置いてあったのに、何もコメントしない(できない)数学科主任がいますから。
 え、僕?もしするんなら(笑)期待値の計算だけでなく、その解釈まで踏み込みたいなあと。

わたやん wrote at 2009-03-11 09:11:

教科書が変わって,入試問題が変わらなければ,同じことを教え続ける教員が多数派なのだろうという気がしています。それ以外に気にすることといえば分量とか時間数だったり。

「解釈」は,非常に重要だと考えています。数学はその普遍性ゆえにあえて解釈抜きで扱われることが多いですが,計算だけで四苦八苦している生徒が自力だけで「解釈」にたどり着くことを期待するのは無理のある話です。少なくとも今までの数学の確率・統計分野はそんな風だった。そんなわけで,数学を担当される方々【誰】には期待したいところです。

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2009.02.19 (Thu)

情報か教育法

・久野靖先生と辰己丈夫先生が監修された『情報科教育法』がアマゾンで予約できるようになったということなので,さっそく予約した(2/24発売らしい)のだが…タイトルが…。広告ではそうなっているとは聞いていたのだけど,この分だと表紙もひょっとして…別な意味で楽しみにもなってきた。

コメント(5)

ほった wrote at 2009-02-20 10:46:

イヒですか。いまはミラバケッソですよ。
上のAmazonのは、NO Imageになっているけど、関係あるのかな?

だきわ wrote at 2009-02-20 16:54:

僕も職場の研究費で買う予定です。
本当にタイトルがどうなるか楽しみですねえ。

わたやん wrote at 2009-02-23 19:38:

表示がなおってると,著者の一人である佐藤義弘先生のブログで教えてもらいました。ついでにそのブログでみかけた本を1冊アマゾンでぽちっと注文しちゃいました。

だきわ wrote at 2009-03-05 11:12:

うちにも来ました。
指導案の作成はこれでいいのか?従前の教科と同じ書き方でいいのか?と思った。

わたやん wrote at 2009-03-07 00:09:

届いたのですが,まだ読んでません。というか,本を読める体調になかなか戻れません。
というわけで読まずにコメントしますが,書き方が従前の教科と変わってしまったらいろいろ困るような気がします。それはまた別のところでやる話なのかなと。

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2008.12.25 (Thu)

ケータイは命より大切

・今朝のNHK「おはよう日本」で,家が火事になって逃げ出したのだけど高1の子が「ケータイを忘れた」と言って燃えている家に飛び込んで,あげく亡くなったというニュースがあった。正直いって理解できないのだけど,インタビューなんかで若者が「命の次に大切」「命よりも大切」と言っているのは決して誇張ではないのかもしれないと思った。

コメント(5)

ほった wrote at 2008-12-25 11:26:

電話は黒電話か赤の公衆電話。それも引いていない家も多数。ってな頃を懐かしんでいる者には判らないです。
まぁアドレス帳を兼ねているから、無くすと他の手段でも連絡が取れなくなると言うことはありますが。
しかし、真に大切な人はそういうものが無くても何とかなるような気はするのですが、接点がそこしかないとなると大変かなぁ。
そこまで大事なら肌身離さず持つことでしょう。

だきわ wrote at 2008-12-25 11:43:

あえて言おう、理解できん。

tss wrote at 2008-12-25 11:52:

ケータイを介さずには自分の存在がないかもしれません。

文庫老 wrote at 2008-12-27 10:32:

 多少は火傷するかもしれないけれど、携帯電話を取ってこれると判断したのではないかな。 一酸化炭素を吸ったのかどうか知らないけれど、命を落としたのは結果です。 命を落とす確率が高いと判断すれば、そんなことはしなかったと思う。
 「命がけで携帯電話を取りに行った」のは理解できないけれど、「火事を甘く見た」のは理解できます。

わたやん wrote at 2009-01-02 23:58:

私もタイトル通りそのままには思ってませんが,そのリスクを負ってでも取りにいきたかったのだろうとは思います。リスク評価が甘かったと見るか,ケータイの価値を重く見ていたと見るか。

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2008.12.20 (Sat)

CE97

・CE97ということで金城学院大学へ。長谷川先生,お久しぶりです。

・いつもだったらノートパソコン開いてメモを取りまくるのだが,最近読んだ『知的創造のヒント』(外山滋比古著,筑摩書房)にメモに関する話があったので,手を動かすのは報告集にアンダーライン引いたりメモを書き込んだりという程度にして,聞く方に集中してみた。授業に使いたい話,自分で勉強してみたい話,情報から離れた話…いろいろ頭に残った。手が忙しくない分,余裕を持って聞けていたということだろうか。これが出張だったら報告のために記録もとらなくちゃいけないんだろうけど,普通に私費で来てるんだからいいよね。

・懇親会では無理矢理誕生日を祝ってもらったりとかいろいろ。

コメント(2)

あきまつ wrote at 2008-12-22 23:53:

CE研が近くであるので私も、はじめて、行ってみました。プログラムを見たところでは興味を持てそうな発表が少なく、眠くなるばかりかとおもっていましたが、行ってみたらすばらしい発表が続いていました。今まで行かなくて随分そんをしていました。懇親会も行ってわたやん誕生日一緒に祝わなかったのは残念。

わたやん wrote at 2008-12-23 08:29:

私もタイトルを見たところではそれほど興味をひかれたわけではないのですが,実際に聞いてみると面白い話がいくつかありました。自分の授業に,直接ではないけど,関係してきそうなこともちらほら。

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2008.12.03 (Wed)

期末テスト問題

・今日のテスト問題によって作られるプログラムは以下のもの。一学期に数学で同じネタが出題されていたらしいが(しかも5の倍数ありバージョンで)。ところでこれってポリリズム?

整数 n
n を 99 から 10 まで 1 ずつ減らしながら,
  | もし n%3=0 または n%10=3 または (n≧30 かつ n≦39) ならば
  |  |  「(゜∀゜)」を表示する
  | を実行し,そうでなければ
  |  | n を表示する
  | を実行する
を繰り返す

コメント(3)

だきわ wrote at 2008-12-04 11:23:

コアリズム?

tss wrote at 2008-12-06 09:39:

ナベアツリズム?

わたやん wrote at 2008-12-07 00:22:

ナベアツです。

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2008.11.26 (Wed)

デジタルネイティブ

・録画してあったNHKスペシャルの「デジタルネイティブ」をようやく見られた。ケータイ世代というのとはまったく別の視点だ。私はけっこうそっち側だと思ってたのだけど,でもデジタルネイティブではないなと気づかされた。

・デジタルネイティブの特徴として「オンライン・オフラインの区別がない」「相手の年齢や属性に左右されない」などがあげられていた。確かに職場内で比較すれば,私はその傾向を強く持っている。でも,まだまだだ。IRCでは20くらい年下の人とフラットにしゃべってるけど,それは彼らのデジタルネイティブ度が高いということなのだろう。

コメント(5)

tkamada wrote at 2008-11-27 02:08:

ああ、「新人類」礼賛番組か、と思ってみてませんでしたが、そういう一部のとがった人物はいつの時代にもいるんじゃないかと思ったり。で、そのひとたちは成功を収めるだろうけれども、人類にとってよい方向にひっぱっていくことはあまりないのではないかと思ってます。

わたやん wrote at 2008-11-27 08:36:

いい方向に行くかどうかは,やってみないとなんとも。
IRCで普段いるチャンネルでは私はれっきとしたJijyです。で,おそらく私の教員としての役割というのは,その橋渡しをすることなんだろうなとも思ったのです。紙系ツール愛好者としても。

楊柳(やなぎ) wrote at 2008-11-27 13:56:

番組のサイトに「デジタルネイティブ度チェック」てのがありました。私は50%でした。年齢の割には高い?(^^;)
ホーガンのSFの「揺籃の星」シリーズに、他人に奉仕する(そして認められる)ことを至上とする「新しい価値観・行動原理」てのが出てきますが、従来の価値観の人々を駆逐する新世代、という点でデジタルネイティブには似たモノを感じました。ホントに駆逐出来るのか、そうして新世代の支配する世の中に変わっていくのか、これからが楽しみな気がします。(楽観的傍観者的期待を込めた意見)
(^^;)

ほった wrote at 2008-11-27 16:37:

さいきんまともにIRC入っていない(botのログすら見ていない)ので、なんとも。
ただ、同年代の「一般人(逸汎人ではない)」としては「相手の年齢や属性に左右されない」つもりですけど。
相手が気にして来るんだよなぁ。

わたやん wrote at 2008-11-27 17:50:

デジタルネイティブ度チェックは私も50%でした。この50%というのが,なんだか象徴的な値に思えるのです。中学高校の部活というと1つ年齢が違うだけで先輩後輩の縦の関係があったりして(だから大学のサークルで誰も「○○先輩」って言わないというのは新鮮でした),あるいは就職してからも先輩後輩って関係はそれなりにあって,そういう文化で育った世代です。一方,やはりネットでの(ほったさんがいうように)年齢だの属性だのに左右されない付き合いにも,社会人になってから早いうちに触れた世代でもあります。その中間にいることを表しているのが「50%」という値なのだろうと(もちろんこじつけですけどね)。
職業柄,傍観者でいることもできないけど,時間数が少ない教科の影響力の小ささも感じてはいるし,悩ましい。周囲の教員を「こっち側」に巻き込みたいということでちょこちょこと手を出していたりもします。

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2008.10.28 (Tue)

ドリトルV2

・お,とうとうドリトルV2がリリースされた。

コメント(2)

あきまつ wrote at 2008-10-30 23:48:

いくつか旧バージョンと変わった(良くなった)ところがあるのを、9月に出た本で見ていました。私の所でオンライン版が試せなかったので、このインストール版でやってみたいと思っています。本には今まで知らなかったことがいろいろ書いてありました。

わたやん wrote at 2008-10-31 00:46:

オンライン版はいろいろ制限があるので,特に制約がなければインストール版を使っておいた方が楽だろうと思います。本を早く読まねば,とは思ってるんですけどなかなか。

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2008.10.11 (Sat)

日本情報科教育学会部会登録

・学会から部会登録の案内が来ていたが,学会員番号が見つけられない。仕方ないから事務局に聞いて,週明けに登録するか…と思ったら,あっという間に返信をもらった。さっそく情報・科学部会に登録する。

コメント(2)

だきわ wrote at 2008-10-14 17:39:

さっきメールしたんだけど、全然こないよ〜。

わたやん wrote at 2008-10-14 23:22:

タイミングなんでしょうか。

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2008.08.22 (Fri)

第一回全国高等学校情報教育研究大会

・というわけで武蔵工業大学へ。キャンパスに到着したら,きれいな案内サインがあちこちに作ってある。こっち方面ではそのあたりだだくさな人が多いから(A4の紙に印刷して貼って回るとか),てっきり別のイベントだろう(提灯も飾ってあったし)と思いそうになったが,ロゴを見てみると間違いなくこの大会だ。さすがに国内だけあって知ってる顔が多い(後で発表があったが,参加者は約300人とのこと)。

・午前の講演には特に目新しい話はなかった。特にICT環境の整備状況なんてわざわざ時間とって話すほど意味のある調査じゃないだろう,とか。

・午後の分科会ではいろいろヒントをもらう。福島毅氏(松戸市立松戸高校)「教育における知的生産型コンテンツ」は,この状況を作り上げたことを素晴らしいと思う。共有の良さをわかる人をもっと増やすことができたら,いろいろ幸せになる。

上杉茂樹氏(宮城県立泉館山高校)「Excelと学ぶ数理統計」は,私の実践配布資料)と同じ動機に基づくものだとは思う。もっとも,焦点をあてたいところが違うので具体的なアプローチは違っているが。この路線をもっと深めたいとは思うが,時間の制約が…。

・ポスターセッションでは,嘉村均氏(神奈川県立希望ヶ丘高校)「情報機器を使った授業は有効か」に足を止めた。この件について私の考えは過去に述べたことと変わっていない。図版や動画の提示のために3分程度使うのがいい(そのための準備のコストに見合うかとかいろいろ問題はある)ということだ。

追記:MT氏はブログで「結論が性急すぎる。プリントの工夫など改善の余地があるのでは」と述べている。いずれにせよ,黒板の単純な代用にはならないということについては,意見は一致しているように思われる。

・企業展示の終わりぎわに,資格試験をやっているサーティファイの人と話した。本校ではクライアントにLinuxを使っているのでこういった検定には合わない云々ということから始まって,OpenOffice.orgを使うような人は「できる〜」にある程度のことは試行錯誤で探し当ててしまうから「できる〜」が必要な人の気持ちを本当にわかることができないんじゃないかとか,先日のOSC2008に鎌滝さんが来ていたとか。

・懇親会では,弘前から来た先生を辰己氏に紹介された。最初はLinux上でドリトルを使うことの相談だったのだが,話がはずんで技術科の新学習指導要領のこととかいろいろ話し込んだ。

・終わって携帯のナビを確認して10時くらいに帰れると思っていたら,人身事故で東横線が止まっているという。そんなわけで1時間くらい遅れて帰宅。

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