不定期戯言

戻る

« | 2024 | Jan Feb Mar Apr May Jun Jul Aug Sep Oct Nov Dec | »

古いページ 新しいページ

2011.05.16 (Mon)

つまみぐい勉強法(続き)

・昨日肝心なことを書き忘れた。私が勉強会に行く大きい理由として「俺よりすごいやつに会いに行く」というのがある。そんなの外に行けばいくらでもいるに決まってるんだが,職場の中にいると自分がすごいやつ扱いされてしまう。「いや,世の中こんなもんじゃない。年上年下関係なくすごいやつはいくらでもいて,彼ら彼女らに比べれば自分なんかひよっこだ」ということを実感するために,外の人に会いに行く。そうすることで,力をもらえるんよね。もっとあれやこれややってみよう,自分にももっとやれることがある,と。

コメント(5)

だきわ wrote at 2011-05-17 08:23:

そうそう、机に座っているだけだと何にもわかんない。
イベントへ出るとそれだけで面白い。

わたやん wrote at 2011-05-17 12:18:

関西ライフハック研究会で「全員LT」というのをやったそうですね。職場内だとこういう緊張感は望むべくもありません。
http://rashita.net/blog/?p=5822

だきわ wrote at 2011-05-17 18:28:

よし、名プ会で「全員LT」やっちまいましょう。

わたやん wrote at 2011-05-19 14:43:

うーん,最近ネタがないなあ。

わたやん wrote at 2011-05-20 09:00:

俺より強いやつ
http://jigokuno.com/?cid=26

コメントの受付は終了しました。

2011.05.14 (Sat)

ブックオフのクーポン

・ブックオフのクーポンが5月からIS03など多くのスマートフォンに対応したらしい(以前はXperiaなどに限られていた)。ガラケーからの移行はサポートに連絡して手動でやるようなので,とりあえずメール。人力だから実際の動きは営業日待ち。

コメント(2)

文庫老 wrote at 2011-05-15 19:38:

 ネット・オフやブックオフ・オンラインを使うようになってから、実店舗に行くことは少なくなりました。 実店舗の方が安いけれど、本を探す手間はネットの検索機能の方が楽だからです。
 でも、クーポンの登録はしておこうかな。

わたやん wrote at 2011-05-15 20:31:

買うと決めてる本は確実にネットが便利ですね。あるいは職場の目の前の三洋堂に取り置きを頼むか(ネットでできる)。ブックオフには思わぬ「出会い」に期待して行きます。

コメントの受付は終了しました。

2011.05.06 (Fri)

緑色レーザポインタ

・昨日,秋月電子に注文していた緑色レーザ発光モジュールが届いたので,電池ケース(単三×3)に穴をあけて取り付け。ちゃんとレーザポインタになった。実は先日ヤフオクで緑のレーザポインタを買ったのだが,届いたのを見るとClass 3だったのでこれを使うのはまずいなと思って,上述のモジュール(Class 2)を注文した次第。

ケース内部 蓋をしめた様子 ビーム!

コメント(4)

だきわ wrote at 2011-05-06 17:30:

おぉぉぉぉぉぉっ!
自力で作れるモノなんですねえ。
電子工作もプログラミングもできない私って...orz。
いや、工具の使い方なら負けないぞキリッ。

わたやん wrote at 2011-05-06 22:16:

いや,電子工作的な部分はもうすっかり済んでるので,やったことはケースの穴あけと,電源コードのハンダ付けと,モジュールをケースに接着したのと,ただそれだけです。工具はハンドドリルとリーマと半田ゴテだけ(全部中学のときから使ってるやつやね)。

新宿線・橋本行き wrote at 2011-05-08 01:59:

「マンガン」を推奨します。

「文系」による「センター生物」必修だったので、「物理」の方に伺いたいのですが。

わたやん wrote at 2011-05-09 09:16:

こんな用途にアルカリを使う必要はたしかにないのですが,ついでがあったので。

コメントの受付は終了しました。

2011.04.29 (Fri)

マインドマップのためのイラスト講座

・名古屋マインドマップ普及会主催で表題の講座が行なわれた。講師はさをん屋のやまもとさをんさん。さて,始まってみると,話されることがとても明晰。どういうことに目をつけて,どういうことを考えて,それをどう表したらいいか,という流れがはっきり示されていて,迷うことなくワークを楽しむことができた。私は決して絵が上手ではない(出かける前に1分イラストの本の摸写をしていたら,妻から「あなたが描いているのは絵というよりも図だ」と言われた)のだが,図なら描ける。かわいい絵やいわゆる萌え絵なんてとても描けるとは思わないが,かわいげのある図なら描ける,それがマインドマップを描く上では役に立つ,そういう実感が得られたのが大きい収穫だった。実際,最後に描いたマップでは普段言葉で書いてしまう枝にいくつかのイラスト(図といわれれば図だが)を「自然に」描くことができた。

・参加者の多くが「マインドマップ超活用術」をすでにダウンロード済みだったというのは驚き。

コメント(0)

コメントの受付は終了しました。

2011.04.27 (Wed)

堀江貴文氏,実刑ほぼ確定

・というニュースが昨日あった。実のところ彼のやったことが何でどういけなかったのかとかまったくわからないので,この決定の是非についてはコメントできない。しかし彼が語ることや書くことには興味をひかれることが多いので,2年余りの間,表に出てこられないのは残念だとは思う。ニコニコ動画で中継していたインタビューでもこんなことを言っていた(記憶に頼って書いてるので間違ってるかもしれない):

自分は他の人よりも情報をたくさんインプットしているから,他の人よりも将来のことがよく見える。そこで見えたことを実行しようとするのだが,他の人にはそれが見えていない。そのため「堀江は怖い」「堀江は危ない」という印象を持たれてしまった。もっと説明を重ねる責任が,自分にはあったのだろう。

レベルには雲泥の差があるが,同じような責任は私も負っているのだろう。職場でも私はわりと新しいことに取り組む機会を与えられている。だからそのためのインプットをしていない人よりは,新しいものが見えているつもりだ。だとしたら,見えてない人に説明して,落とし所を探すのも私の役割だ。見えている人には見えてない人にはない視点があるのと同じように,見えてない人には見えている人にはない視点があるのだから。

コメント(1)

豊後各駅停車 wrote at 2011-04-28 16:17:

足利事件の菅谷さんは「無罪が確定」したのに、「狭山事件」は・・・(石川一雄さんは「無期懲役の仮釈放中」です。)

コメントの受付は終了しました。

2011.04.18 (Mon)

名古屋Geek Bar

・前回は初回ということで混雑が予想されていたのでパスして,今日行ってみた。まったり。ノートパソコンを出してずっとプログラムを書いていた。その間に何人かと話をしたが,基本的にここに来る人は何らかの開発者だということですっと話に入れる。「チームでC++での開発なんて,よほどの覚悟がないとできないだろ」と意見が一致して面白かったり。

コメント(3)

豊後各駅停車 wrote at 2011-04-27 15:48:

よく分からないけど、「わたやん」さんが好きです。
私は、ちょうど20年前、「朋鷹寮(ほうようりょう)」に住めば、住所が「東京都港区」、衆議院が「東京1区」というだけの理由で、東京水産大学(現・東京海洋大学)に出願し、まぐれで合格しました。

わたやん wrote at 2011-04-27 16:15:

私は大学から名古屋で,割と最近になってから東京に出かけることが増えましたが,もっと早くから東京に行っていたらいろいろ違うこともあったんじゃないかなあという気がします。今の生活に特に不満はありませんが。

豊後各駅停車 wrote at 2011-04-28 16:11:

名古屋の思い出ですか。
大阪から「名阪」で行きましたね。「普通免許」なのに、いすゞ・ジャーニー・図書館車で(ホントに「下手マーク」つけて)
名古屋大学の「学生・トヨタ車」が印象的でした。「息子・娘が旧・帝大に受かったから、買ってやろう。」そして、大学が4輪車・通学を許可しちゃうんですね。
でも、「金谷川」駅・東口の農地を、福島大学が買収したのに、駅名は「金谷川」の「まま」と言うのが好きなんです。隣は「松川」です。

コメントの受付は終了しました。

2011.03.10 (Thu)

地震

・とんでもないことになっている。仕事中,なんだかゆっくりした長い揺れがあったので,工事の関係か,めまいかと思っていたらこの惨事。帰ってみるとTVはこの話題ばかり。宮城の友人は大丈夫だろうか。twitterやIRCを通じて何人かの様子がうかがえるという点で,ネットはありがたい。もちろん連絡や反応をよこすのは無事な人であって,それどころではない人が何の反応も返せないでいることが心配。

・twitterでデマを流すやつがいて,それを(善意で)拡散してしまう人がいるのはもちろん想定の範囲内。TVでもtwitterの話題がでるし,局によっては動画サイトを通じて番組を流しているという。不謹慎ではあるが,仕事柄この状況に興味を持ってしまう。

コメント(8)

だきわ wrote at 2011-03-13 11:29:

みんなの寺のツイートが止まってる。
大変なんだと思う。

明日のうちの職場のプレコンは黙祷から入ろうかと思ってる。

教科書の最後に出てきた話が現実になっている。
そのとき笑って何も聞いてなかった生徒に僕はキレた。
しかしいま何もできない自分がいて困ってる。

わたやん wrote at 2011-03-13 17:39:

とりあえず最初に目についたのが産経だったので救援金を預かってもらった。他に何もできる気がしないので。

だきわ wrote at 2011-03-14 13:20:

こちらからは何も言わなかったのですが、校長から地震の話をしてもらえました。助かった。

とりあえず本校では募金が始まりそうです。そこに託そう。

だきわ wrote at 2011-03-15 13:24:

Tポイントが貯まっていたので、少しですがそこ経由で募金しておきました。

わたやん wrote at 2011-03-15 14:56:

Edyは機械なくてあれだから,Tポイントという手もありますね。どうせ近所にドトールないし,昨日本買ってポイントついたし。

だきわ wrote at 2011-03-15 20:42:

みんなの寺は全員無事だそうです。ほっ。

わたやん wrote at 2011-03-15 20:58:

よかった~。娘にも伝えます。

だきわ wrote at 2011-03-16 13:13:

ほんとに良かった。ツイッターで確認したの。
http://twitter.com/amanowako
大学院の時にお世話になった仙台の大学の先生と連絡が取れない。
メールアドレスも分からないし、師匠に聞いても沢山連絡が取れてない……。

コメントの受付は終了しました。

2011.03.01 (Tue)

数学ガールが入試問題に

・「数学ガール」が佐賀大学の入試問題に使われたらしい。私はまだ小説を読んでないのだが,マンガ版について思ったのは,数学好き,あるいは数学の方法でものを考える人の考え方がよく表されているということだ(前にも書いたが)。そこで思ったことなのだが,昨日書いた一般教養としてのプログラミングって,プログラマ「的」な考え方を身につけるということでは「数学ガール」と似てるんじゃないかな。つまり結城さんが「プログラミングガール」を書いてくれれば…。

・というのは,「数学ガール」はガールを取っ払った部分も十分におもしろいから。

コメント(0)

コメントの受付は終了しました。

2011.01.31 (Mon)

有限だから意味がある―リアルな現実

・プリキュアが最終回だったとのこと。最初のシリーズを含めて一度も見たことがないのではあるが,話題にはなっているので耳には届く。漫画家田中ユタカさんのtweet「無限の力」にも「無限の愛」にも頼るなとはっきり言っちゃっいましたねとあったのを見て,数年前に無限と有限に関する話を生徒の前でしたことを思い出した。職場の旧サイトに残っているのだけど,もう管理していないところなのでこちらに転載しておく(一部修正)。自分の文章を転載するというのも妙な話ではあるが。

Donald E. Knuth先生が1990年に「3:16 Bible texts illuminated」という本を出版された。これは聖書の中から第3章16節を集めて,それについて研究して自分なりに翻訳・解説し,一流のカリグラファによるカリグラフィとともに本にまとめたものだ。この本には59個の第3章16節が集められている。聖書には3万の節があるというから全体から見れば 0.2%だ。たかが0.2%である(もちろん氏は敬虔なクリスチャンであるから,その部分だけを研究したのではないわけであるが)。しかし聖書が有限である以上,この0.2%には意味があるはずなのだ。

有限で大きい数というと昔はgoogol(10の100乗)やgoogolplex(10のgoogol乗)が取り沙汰されたが,実はKnuth氏が世界一大きい数を開発したということでギネスブックに乗っているらしい。それは次のようにしてできるものだ。10×10 というのは10を10個足したもの,10の10乗は(さっき定義した積を用いて)10を10個かけたものである(以下では10の10乗を10↑10と書くことにする)。次は10↑↑10というのを10↑10↑…↑10と定義する(10は10個で,右から計算する)。続いて10↑↑↑10を 10↑↑10↑↑…↑↑10と定義する(同様)。彼はこの数をファンシーK,10↑↑↑ファンシーKをスーパーKと名付けた。これはとんでもなく巨大な数だ。正直なところ私は↑↑くらいからもう想像ができない。もちろんこれらの数は有限ではあるが,我々が考えられるものすべてがこの数の範囲に収まるだろう。氏はMITで行なった講演の中で「神は有限であってもかまわない」と言っている。スーパーKのレベルでの有限ならば,それは現実には制約にはなりえないからだ。

私は大学4年時のゼミで無限集合に関する振舞を勉強してきた。無限集合の大きさというのは1を足しても2倍しても2乗しても変わらない。ところが有限ならば1を足すだけで大きくなる(前述のスーパーKでさえ)。実はこれが有限と無限を区別する一つの考え方(デデキント無限)なのである。我々の世界が無限であり,能力が無限であるなら,私一人いなくてもかまわない(別の人が私の分をやればいい。無限なら2倍しても変わらないのだからその人の負担は増えないのだ)。我々の世界が有限であるとするなら,どんな些細なことも意味を持つから,一人一人の存在が意味を持つ。「親離れ」の一つの解釈として,親の保護下では無限の力があると錯覚していた子供が,実は自分には有限の力しかないことを認識する,という考え方がある。「若者には無限の可能性がある」なんて嘘っぱちだ。我々は有限の可能性の中で,有限の世界に向かって,有限の能力で,有限の仕事をしている。

我々は有限だから一人一人の存在が意味を持つ。だから私は人がやることを大事にできない,踏みにじるといったことが一番許せない。それはその人の存在を認めないということだからだ。私は他人の存在を認められない者を人間とは認めない。以前あるクラスで授業中に「私は君たちを人間として扱いたいのだが,現状では無理だ」と言ったのはそういう意味だ。人がやっていることを踏みにじる者を人間として扱うことはできない。

田中ユタカさんのマンガも,同じように有限や現実に足をつけようとしているところがあって,そういうところを私は好きなのだろうと思う。殴り殴られる痛みを知ってもいよう。身体の中や外で血が流れていることを知ってもいよう。自分の愚かさにさえ気づかない愚かさを互いに責めたり許したりもしよう。他人より自分を守る弱さと強さを持ってもいよう。全能の神なら意に介さず放置してしまえる世界(新井素子さんの作品にそういう情景があったな。どの話か忘れたけど)に,ひ弱な人間がか細い牙をむいたりもしよう。そうやって,生きることを楽しんでいよう…いくつもの不愉快なことも抱えながら。

コメント(2)

MW wrote at 2011-01-31 20:15:

なるほど!
数学の世界と精神世界の間にかかる架け橋が垣間見えた気がします
やっぱりこういった話は面白いです

わたやん wrote at 2011-01-31 22:13:

学生時代はこんなことばっかり考えてたような気がします。

コメントの受付は終了しました。

Edyなう

・IS03でEdyが使えるようになった。しかし,初期設定をしようとしたらサーバにつながらない。多くの人が心待ちにしていたということなんだなあ。ようやく夕方になって設定と,前の携帯からの機種変更ができた。あとはSuicaが使えるようになってくれれば,前の携帯を持ち歩かなくても済むんだけど。

コメント(0)

コメントの受付は終了しました。

古いページ 新しいページ