不定期戯言

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2012.06.05 (Tue)

風呂敷

・といっても風呂敷残業の話ではない。先日からあちこちで(といっても職場内の)広げてる風呂敷のこと。内容の詳細は書かないけど,要は学校における知的活動に目を向けようということ。そのための場を作ろうという提案をぶちあげた。ある意味では他の人たちに「あんたら,わかってないよ」と言ってるのと同じことなので,ずいぶん傲慢な言い方ではあるのだが,私なりに考える「学習」が自分を慰めるだけのものではないだろうという問いを投げてみたい。

・この考えをまとめるにあたって,先日TIC総会併設講演会で聞いた『ジョブズ伝説』著者の高木利弘氏の話に背中を押された気がする。この講演会に行くかどうか迷っていたのだが,なんとなく行った方がよさそうな「予感」がしてた。それはこういうことだったんだなあ。

コメント(4)

だきわ wrote at 2012-06-06 02:01:

ああ、傲慢でいいと思いますよ。
だって以前からの教科も今までゴーマンかましてきたんだから。

わたやん wrote at 2012-06-06 09:50:

教科も分掌も,あるいは「学校」というもの全体がタコツボ化してるよね,というところに何かを投じたいのです。

だきわ wrote at 2012-06-06 10:28:

「学校のタコツボ化」は師匠の木岡さんも言ってました。
「タコツボ」の中にいるのが楽なんだもの。

わたやん wrote at 2012-06-12 23:18:

生徒たちをいい大人にしたいし,外国との競争にも負けてほしくない。そのために効果のあることをやりたいなあ。大学に入れたらよし,ってことじゃなく。

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2012.06.04 (Mon)

PenFlowchart 2.4リリース

・今回の変更点は

  • PEN 1.19_8に対応
  • 「そうでなくもし」を使ったプログラムを読み込めるようにした
  • 文字列中に\r,\n,\tを入れたときの変換を正しく行なうようにした
  • 計算の優先順位を間違えていたところがあったので修正
  • 実数を指数表現に変換していたところがあったので修正

というところ。「そうでなくもし」はそのままではなく,ネストを一つ深める形に読み替える。つまり

もし a=0 ならば
 | 「ゼロ」を表示する
を実行し,そうでなくもし a>0 ならば
 | 「正」を表示する
を実行し,そうでなければ
 | 「負」を表示する
を実行する

をフローチャートにした時点で

もし a=0 ならば
 | 「ゼロ」を表示する
を実行し,そうでなければ
 | もし a>0 ならば
 | | 「正」を表示する
 | を実行し,そうでなければ
 | | 「負」を表示する
 | を実行する
を実行する

と読み替えている。とはいっても,PenFlochartのコードは数行しか書き換えてない。

実は昨日2.3をリリースしたのだけど,アナウンスを考えている間に上記した最後2つの問題に気がついたので修正した次第。

・これでPENのサンプルプログラムが読み込みやすくなった。関数・手続きや「〜の値に応じて」が使ってないプログラムは全部使えるようになったと思う。
(追記)そういえばプログラム途中で動的に配列を宣言してるのもダメだった。

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2012.06.03 (Sun)

X60復活

・X220を買ってからずっとほったらかしにしていた旧マシンX60をリカバリ。もしX220が故障して修理に出さなくちゃいけないときには,仮想マシンをバックアップしてこちらで動かさばいい…と思ったのだけど,今の仮想マシンはamd64でセットアップしてあるからまるっとコピーしてもダメなんだった。やるとしたら$HOMEだけの共有か…まあ仮にそうだとしても悪くはないかな。今ならDebianのTeXは,あまり手をいれずにセットアップできるし。時間かかるから今日は基本的なセットアップだけ,明日MS Updateをずーっとやって,そのあとでVMware Player入れれば大体OKかな。

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2012.06.02 (Sat)

何のおかげだろう

・午前中は仕事だったのだが,午後は時間があいたので機材を持ってカラオケ屋へ。前にMusic Studio Producerでオーディオ録音したときにいろいろ不満があったので,それを解決したかったから。

・一つはマイクの問題。他室の音をできるだけ拾わないようにしたいので,指向性がほしい。これはそういうマイクを買ってくればいいだけなのでまあそれだけ。

・もう一つは何の問題なのかよくわからないのだが,オーディオ録音をしようとするとMIDI演奏がもたったり,MIDIとオーディオがずれたりするということ。対策として,MIDI音源を外付けにしたり,オーディオのドライバをMMEからASIO4ALLにしてみたり。結果としては不満なくなったのだけど,どちらが主要因なのかよくわからない。

・今度はこの構成でじっくり録音してみようと思う。そのときにはMIDI音源とオーディオを合成したいから…Porta oneを引っ張りだそうかな。

コメント(3)

のぐー wrote at 2012-06-03 01:22:

ふつーの指向性マイクって、ステレオ効果を出す程度になら使えますが横からの音を拾わないってレベルの指向性は無いはずですが。
あとソフトウエアMIDI音源ってのは遅いのは当たり前です。出始めの頃は当時のCPU能力で1秒くらいのタイムラグが出てました。

のぐー wrote at 2012-06-03 10:06:

一応、「ガンマイク」と呼ばれる超指向性マイクもあるにはあります。が,これはビデオカメラ等につけるためのもので、ボーカルマイクとかに使うものではないような気がします。

わたやん wrote at 2012-06-08 23:47:

横からの音をカットまでしてほしいなんて無茶な望みはもってません。ちょっとでもマシであったらいいな,という程度です。
ソフトウェアMIDIが遅いのは当たり前…とは思ってて実感もしてるんですが,世の中にはあれをリアルタイムで使ってる人もいるのかなぁ,使えないんだったらそんな普及しないんじゃないのかなぁ,という疑問があって試してみたというのが前回の実験だったのでした。

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2012.06.01 (Fri)

セントラルイメージ

・マインドマップのセントラルイメージについて考えていた。これが重荷になってしまってマップが描けなくなるのはつまらない,ということは今までにも書いた気がするので繰り返さない。でも,ときどき自画自賛したくなるようなイメージが描けることがあって,時にはそれが次へのプレッシャーになってしまう。

・要求水準を上げないという意味でハードルを低くしておくことは必要で,低く保つためには日課にするとかで慣れを作らないといけないのかな,と思う。ToDoのマップではいつも日めくりを中央に描くのだけど,こういう定番を繰り返すことでもハードルは下がる。中学生の頃から数年日記を書き続けることで,文字を書くことのハードルを下げたように。

・マップ自体の描き癖をもっとつけた方がいいのだと思う。先日あるプレゼンをしたのだが(その内容については後日),それをまとめることができたのはマップを描いたからだった。自分にとってはそうやって「道具」として使えるものなのだから,もっと気軽に,軽いマップを書き散らかしていっていいと思う。今更箇条書きの日誌なんてつまらない。

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2012.05.31 (Thu)

30 days challenge

・今月は毎日ブログを書いてみよう…と10日くらいは思っていたのだけど,飲み会とかがあってくじけてしまった。来月はちょうど30日だから,もう一度チャレンジしてみようかな。

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2012.05.21 (Mon)

金環蝕

・今日は金環蝕だということで,少し早めに出勤。道中はわりと曇っていたのだが,直前になるときれいに雲がなくなった。グラウンドには日蝕メガネを持った生徒がたくさん。何人かはメガネ越しにデジカメで撮影しようとしている。私もやってみたが,ブレまくり。欠けた太陽の形の木漏れ日はうまく撮れたのだけど。撮影したり,生徒にメガネを貸してあげたり,じっくりながめたり…そんなことをしてる間に太陽が元に戻ってきた。脳内にはもちろんBrain DamageからEclipseへのメドレーがエンドレスで。

欠けてるさらに欠ける輪っかになったでもぶれまくり三脚使えばよかったかもさらに輪っか観測する生徒たち木漏れ日まだ欠けてる

カメラの素子を焼いちゃうかもしれないって話はあったけど,古いデジカメだからこれで壊れても惜しくない,ということで。

コメント(1)

文庫老 wrote at 2012-05-23 22:24:

デジカメのビデオモードで、10分間撮影しました。 もちろん、三脚に固定して、フィルターを使っています。

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2012.05.20 (Sun)

名古屋ライフハック研究会

・昨日は名古屋ライフハック研究会のLT大会ということでウインクあいちへ。参加者は30人くらい。LTは13本で,順番はくじびきだったのだけど,なぜかストーリーのような流れができてしまうのは面白い。私はラス前に「教員としての雑感」ということで,大人が「いらんこと」の見本を子供たちに見せてやらなきゃいかんという話をした。わりと受けたようなので安心。

・全部の発表が終わったあとでふりかえりのワークショップをやったのだけど,これがまた良かった。気づいたことは全部出したつもりだったのだけど,それでも他のところから新しい発見がでてくる。これをやったおかげで,懇親会はいきなりかなり近い距離での話ができたように思う。

・道中話してた中で再認識したことなのだけど,私が情報という教科でやろうとしてることはやっぱりライフハックなのだ。そのためにコンピュータという道具が有効だから使っているし,プログラミングができた方がコンピュータの活用は広がるからそういう内容の授業をしているけど,最後に行き着くところは「自分」をいかに活用するかということだ。

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2012.05.19 (Sat)

あたり・はずれ

・某質問掲示板を見ていたら,回答者によって答えが2つに分かれていた。数学の問題で,あきらかに片方は間違っている。そこで一人が「答えが分かれていますが,私と○○さんが当たりです」と追記した。ちょっと待て,「当たり」って何だよ。

・生徒はよくテストの答えが合っていたことを「あたった」と表現する。もちろん当てずっぽうを書いたのがたまたま正解だったということもあるだろうから,その場合に「あたった」は適切な表現だ。しかし考えて書いた答えに「あたり」「はずれ」はないだろう。「正しい」「誤り」でなくてはいけないはずだ。なのにどうして彼らは「あたり」「はずれ」と言ってしまうのか。おそらく「○をもらえるのは,先生が予期した答えを推測して言い当てたときである」というように考えてしまう「体験」があったからではないだろうか。

・Facebookで谷川先生の投稿を見て,そんなことを思ったのだった。掛け算の順序もそうだし,習ってないけど知ってる漢字を使わせないという指導もそう,「何が正しいか」よりも「どう答えるか」が優先する場所が学校だと思ってしまった子供たちにとって,学校は力をつける場所でなく単に評価をもらう場所に成り下がっている。そうなるとテストなんてものはただのクイズにすぎない。その結果,茂木健一郎がtwitterでよく言ってるように,入試だってお手々つないでちぃちぃぱっぱのお作法競技になってしまっている。

・教えられたことを忠実にアウトプットすることが「勉強」だなんて,人の能力をどれだけスポイルしてるんだか。

コメント(1)

だきわ wrote at 2012-05-19 15:06:

実はテストで評価されるのは教員の方なんですけどねえ。

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16進法

・授業で16進法の話をするときいつも思うこと。16進法では9に続く数字を表す文字としてA,B,C,D,E,Fを用いる。これらは7セグメントのLEDで表示できるが,次のGは難しい。ちょうどFまでで16進法で使う文字が間に合っているという偶然がすごいと思う。7セグメントのLEDを考えた人がそこまで考えていたのだろうか。まさか英語のアルファベットを今の体系に決めた人が16進法と7セグLEDのことを予想していたなんてことはないだろう。このあたりがうまく符合していたから16進法がポピュラーになっているのだろうか,そうでなかったら8進法ばかり使われていたのかも…なんてことを想像する。

コメント(7)

たつみymous wrote at 2012-05-19 11:48:

Bと8って、どうやって区別するんでしたっけ。

わたやん wrote at 2012-05-19 12:12:

bとdは小文字で

たつみymous wrote at 2012-05-19 14:32:

じゃぁ、6とbは区別できるグリフを使うってことですね。

沙無猫 wrote at 2012-05-19 15:34:

6はbに上棒足すだけ

だきわ wrote at 2012-05-20 08:23:

8進数がメジャーになったとすると、その場合01234567でなく、
0いろはにほへと
が使われるんだと思われます。

だきわ wrote at 2012-05-20 08:24:

ああ、八進法だ。間違えた。
数字が同じだと混乱するから、別のものを使うと言いたかったのよ。

のぐー wrote at 2012-05-21 01:30:

G、別に難しくないと思いますが。
| ̄
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ていうか、昔のマイコンでアルファベット全部7セグで表示可能なのがあって、さすがにWとかは無理があるんですが覚えればどうにか読める。

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