不定期戯言

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2010.11.07 (Sun)

勉強会のはしご

・10/30はまず午前中にWordCamp Nagoya 2010に。台風が近づいてはいたのだけど,だいぶ東にずれるようなのでだいたい安心。

最初は「Google AnalyticsでWordCamp Nagoyaサイトを徹底解剖!」 by 森野誠之氏。ふむ,こんなことが調べられるのか。というわけで後日,自分が関わってるサイトのいくつかにGoogle Analyticsのコードをしこんでみた。もっとデータが貯まってくればいくらかのことが見えてくるだろう。たぶん。

続いて「WordPress 3.0とは」 by 大曲仁氏。3.0の新機能や改善点の紹介。私にとっては,muとの統合が非常にありがたかった。

「WordPressによるマルチサイト構築事例」 by 櫻井雄大氏。マルチサイトはいいとして,それと認証の一本化やら,ユーザ登録と一緒にユーザのサイトを自動作成する方法(muのときにはあったんよね)とか。私も職場ではLDAP認証と,muからひきずってるプラグインで運用している。

「WordPress3.0 新デフォルトテーマ Twenty Ten大解剖」 by 松下寛子氏。人の作ったテーマなんて読んでられるかいと思ってたのだけど,こうやって順序立てて見ていくと案外わかるものなんだな。Twenty Tenは新機能にも触れてるし,読みやすいから勉強用にもお薦めとのこと。

・午後はNagoya.R の#4へ。といっても台風を警戒して短縮版。私はLTから参加したのだけど,なんか今回は真面目な内容ばかりだった。

今年のうちに#5もやろうということで,とりあえず12/18(土)を予定。また,11/27(土)に統計数理研究所でJapan.Rをやるということらしい。Japan.R午前の部の参加申込がATNDで始まっているのだが…肝心のJapan.Rの告知があんまりはっきりとないような気が。統計数理研究所共同研究集会「データ解析環境Rの整備と利用」(25〜27日に同じ場所で行なわれる)のお知らせの最後にちらっと書いてあるのしか見たことがない。

コメント(2)

わたやん wrote at 2010-11-25 23:32:

12/18に仮予定していたNagoya.Rは延期ということだそうです。

だきわ wrote at 2010-11-30 08:33:

Nagoya.Rの延期は僕には好都合。延期して24日の夕方という悲しい話じゃないよね。
#昔男だけでそういう会をやったことはあるが。

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2010.11.06 (Sat)

東京タワー

・もう2週間近く前のことになるが,TeXユーザの集いの翌日,東京タワーに行ってみた。来たことなかったと思ってたんだけど,何か記憶にあるような…名古屋のテレビ塔と間違えてるのかな。曇っていたのが残念だったけど,せっかく観覧料を払ったのでひたすら高さを楽しむ。写真をまとめておいた。

コメント(2)

ほった wrote at 2010-11-07 00:48:

中学の修学旅行で登ったきりです>東京タワー
東京行ってもあの近辺に行くことないからなぁ。

わたやん wrote at 2010-11-08 20:18:

私もここ何年かわりと頻繁に東京に行くわりには,行く場所が固定されていてあの辺りには立ち寄ることがありませんでした。たまにはこうやってうろつくのもいいもんです。

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今年の一文字

・日本郵便がやってる今年の一文字で,この1年にtwitterでつぶやいた漢字ベスト10を見た。上から順に,入,思,私,気,書,本,学,購,出,生,とのこと。「購」「入」が多いのは,メディアマーカーに登録した本などの情報を自動でつぶやいているからだろう。あとは「私」が「思」ったり「気」がしたり…変化のない文章を書いてるんだなあ。

コメント(2)

だきわ wrote at 2010-11-08 13:07:

僕もやってみました。
学 大 教 生 思 出 行 中 校 間
どうしても学や校はしょうがないですねえ。
しかし間って?

わたやん wrote at 2010-11-08 20:19:

時間がどうとか?だったら「時」が先に来そうなもんだし…。中途半端な順位のはわかりにくいですね。

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2010.11.05 (Fri)

絵本

・「100万回生きたねこ」の作者である佐野洋子さんがなくなったとのこと。実は私はこの本を読んだことがない…と言ったら娘たちにひどく叱られた。明日にでも読んでこいと命じられた。しょぼん。実は「ぐりとぐら」も読んだことがない…と言ったら,目の前に数冊の絵本を積まれた。そんなわけで初めて読んだのだが,気を抜くと絵本なのに文字ばかり追ってしまう。文字だけの本よりも読むのにずいぶんエネルギーを使った気がする。

コメント(2)

だきわ wrote at 2010-11-06 11:10:

100万回生きたねこはNHKで放映されていたビデオ映像が泣けます。
絵本はただ単に読むんじゃなくて、読み聞かせるように読むんですよ。
あきやまただしさんの朗読会に行くとすんげえ面白いから!

わたやん wrote at 2010-11-06 18:43:

その話にどっぷり入らないとだめなんだろうけど,その切り替えがなかなか難しいもんです。

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2010.11.03 (Wed)

TeXユーザの集い

・10/23はTeXユーザの集い2010ということで東大へ。会場に入ってみたら案内のスライドがBeamerだった。Beamerといえば,うまくいかなかったところをtwitterで黒木さんに教えてもらったのでこの機会にお礼を…ということで探していたら,向こうから声をかけていただいた。例のアイコンでわかったとのこと。その後,村上真雄さんに「XTRにはお世話になった」という話をしたり(W3Cのすごい人に何を話してるんだか),武藤さんにOSS貢献者賞のお祝いを言いに行ったら,Debianの佐々木さんを紹介してもらったり。

・で,発表が始まったので真面目に聞く。高遠氏によるKETpicの話は,今まで知らなかったので興味をひかれた。emath以外の選択肢もあるんだな,と(もちろん高校数学ではemathはおよそ必要なところすべてに手が届くものなのだが)。マニュアルで説明されていない点は後にWebで,KETlayerとの組み合わせ方をポスターで知ることができた。これは職場で紹介しよう。

BibTeX文献リストを用いた研究成果発信・管理支援システムの話が小西氏からあったが,これは危険だ… こういったシステムを作ることはとても楽しい現実逃避だからだ。

マークアップ言語ULMUL開発の話が西松氏から。いいんだけど…MathMLへのブラウザ側の対応がアレなことを思うと二の足を踏んでしまう。

「日本人の知らないTeX」by 八登氏。正直いって,このあたりの「いろんなTeX」のことはまったくわかっていない。ずっとpTeXでしか作業してこなかったので。そんなわけで新鮮な話だった。

Norbert Pleining氏によるTeX Liveの話。インストーラやTeX Live Managerには驚かされた。後日,実際にインストールをしてみたのだが(後述するようにpTeX等が取り込まれたということなので),こりゃ確かに簡単。これだったらDVD1枚渡して「これでやっとけ」で済んでしまうわ。

「トラブルを未然に防止するTeX関連ソフトウェア利用法・開発法」 by 土村氏。まず,TeX関連ソフトウェアのアップデートはどうするんだ,という話。新しくするばかりではだめで,理想は必要な時点の環境が構築できること。そこで兼宗氏のアーカイブが紹介された。また,TeX Live 2010でpTeXなどが取り込まれたことの報告があった。これは嬉しい。終わりの方で「独自ライセンスを作るということはディストリビューションへの採用を拒否するのと同じだ」「パッケージング作業は自動化すべし」「過度の作り込みに注意」といった指摘があった。どれも納得いく話だ。

・ポスター発表で展示されていた暗黒通信団の本にはしてやられた。『円周率100万桁表』『自然対数の底100万桁表』『オイラー定数100万桁表』『大腸菌O157のすべて』だけならまだいいが(いいのか?)『uuencodeされた本』『ソートされた本』はアイディアがすごい。ある意味誰でも真似はできるけど,どうしたって真似にしかならない。あと,『バカには見えないピアノ曲』は最後まで意味がわからなかった。いや,まだわからんのだけど。

・パネルディスカッションでは,出版に携わっている人から忌憚ない話。TeXで無神経に打ち出しただけのものではとても使い物にならないとのこと。最初は「そりゃあなたたち印刷業界の人たちの目が肥えすぎてるんと違うの?」と思っていたが,話が進むとそんな単純な話ではないことに気づかされた。原稿を作るプロと本を作るプロがきちんと分業して,それぞれの得意を活かそうということなのだな。だから著者が紙面をやたらと作りこんでも,それが両者にとってのマイナスになりかねないのだと。

・懇親会はいつものごとく。オーム社がTeXで製版した本の見本として持ってきたものを配布してくださったので,『RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発』をいただいた。PHPにも手を出し始めたんだからRailsも手を出していいよね,ってことで。

コメント(2)

だきわ wrote at 2010-11-05 08:49:

おぉ、わたやんがドンドン有名人になっていくw
偉大な兄を持って嬉しいヨ

わたやん wrote at 2010-11-06 18:40:

いや,有名人に会ったというだけで,私が有名になったわけじゃないんで。

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2010.10.31 (Sun)

TOEIC

・TeXユーザの集いとか,WordCamp名古屋とか,Nagoya.R#4とか,そのあたりのことも書かなくちゃいかんと思いつつなかなかまとめてる余裕がない。といいつつ,TOEICの試験を受けてきた。リスニングで玉砕した…ある程度長い文なら途中で何の話かわかったりもするんだが,一行の質問に答えるやつがもうだめ。リーディングの方はまったく時間がない。最後いくつかの文章は全文に目を通せないまま,拾い読みで無理やり埋めた。もちろん答えに確信はない。ま,いい経験をさせていただいたということで。

コメント(4)

だきわ wrote at 2010-11-01 09:21:

みんな英語に萌えてるなあ。
Nagoya.R#6ぐらいに参加したいと思ってます。
#5はお茶会がorz...

わたやん wrote at 2010-11-03 18:32:

同僚(英語教師)と少し話したのだけど,模試とかの英語はいわゆる受験英語用に文をいじってあるので不自然な言い回しがあったり,途中で文体が変わっていたりするそうです。その点では教える立場の人はいらつくこともあるんだろうなあ,数学でもそうだけど,思考じゃなくて作法を教えてると思うことってあるもの。

Nagoya.R#5は12/18予定なのであれですが,その前にJapan.Rがありますよ!

だきわ wrote at 2010-11-03 23:48:

http://www.okada.jp.org/RWiki/?R%B7%C7%BC%A8%C8%C4#u9d9b036
おぉ、今月末なのですね。いいなあ行きたいなあ。

わたやん wrote at 2010-11-08 20:21:

私は今のところ行く予定を立てています>Japan.R

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2010.10.22 (Fri)

Calendarプラグインに心動く

・昨日あんな風に書いたのだが,JavaScriptなしでいけた方がいいだろうとも思うのでCalendarプラグインをいじる。メッセージの日本語化についてはメッセージカタログがあるので,目につくところだけ翻訳。あとは土曜日をweekendでなくしたり,イベント入力時に時刻が入ってるのが邪魔なので消したり,関連リンクがあるときとないときの区別をしたり,タイトルの30文字制限が30バイトになってるっぽいのを直したり(同僚の指摘による。preg_matchにu修飾子をつけておいた)。日本語対応に難があると思っていたのは,実はデータベースのデフォルト文字コードがUTF8でなかったせいだと判明,ダンプとってデータベース作り直して何とかなった。カテゴリで色分けできることとかがさりげなくありがたかったりする。

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2010.10.20 (Wed)

行事予定表

・職場のWebサイト(WordPressで作成)に行事予定表を載せてほしいという要望があるらしい。そんなわけでさっそくプラグインを探す。VMware上でいくつか試してみた。というか試してみないとわからないことが多すぎ。たとえば直近の予定をいくつか表示するタイプのものは目的に合わない(保護者は先の予定とか見たくてそういう要望を出しているのだから)。ウィジットに表示するやつも表示が小さいのでだめ,というか自作テーマがウィジット対応していない。そんなわけでずいぶん試しては消し試しては消しを繰り返して,結局Events Calendarがいいかなというのが今の感想。よく似た名前のEvent Calendar 3はカレンダーにマウスを当ててやらないとその日の予定が表示されないのでいまいち。Calendarもすっきりしてていいんだけど,日本語対応に難がある感じ。Events CalendarでもJavaScriptをoffにしてると何も表示されないのはつらいが。

・再編集のときに「イベント名」「場所」欄が文字化けするのが気になるが,これはec_management.class.phpの450行あたりにあるhtmlentitiesに第三引数として'UTF-8'を指定するといいようだ(『PHP逆引きレシピ』のサポートページにhtmlspecialcharsの第3引数に'UTF-8'を指定すべしという話が掲載されていたのを思い出したことで気づいた)とりあえずWordPressのフォーラムにデタラメ英語で報告しておく。

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2010.10.17 (Sun)

情報処理技術者試験

・春の試験の直後「秋になったら本気出す」「だったら俺は秋になったら願書出す」「申し込みの締切りは夏だぞ」「orz」というやりとりがあったおかげで今回は受験の申し込みができた(願書じゃなくてネット申し込みだったが)。橋本大臣のときに二種をとったあとはずっとご無沙汰だったということで,応用情報技術者を受験。3日くらいは勉強したんだから少しくらいはなんとかなるだろう,ということで当日。2時間半って案外短くて,フルに解き直して見直したら少し余るくらい。

・帰って午前の分だけ自己採点。68/80だからだいたい大丈夫かな。問題は午後だ。「35字でまとめよ」とか想定してなかったので,字数制限に苦労した。解答欄は全部埋めたので,しばらくは忘れていよう。

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2010.10.16 (Sat)

ジョーシン2010秋

・ということで金城学院大学へ。講演がいくつかあって,話はパネルディスカッションに集約していったように思う。たとえば「情報B」と「情報C」のアンバランスが「情報の科学」と「社会と情報」に引き継がれるかという話。ある程度は傾向を引き継ぐことは予想に難くないが,偏りが拡大されはしないだろうか。「『情報B』や『情報の科学』は難しくて教えられない」と敬遠する教員もいるようだが,だったら「情報C」や「社会と情報」は易しいとでもいうのだろうか(元教科が理科や数学だという教員が情報科には多いはずなのに)。それはそれとして「情報B」や「情報の科学」について「これだけやれば形になる」というものがあるといいという話もあった。多くの大学が入試で取り上げれば標準が収斂していくのかもしれないけど(もちろん功罪両面ある),それを待つのは現実的でない。

生徒のスキルは果たして向上しているのか,という問題提起は興味深い。ほうっておくとWebを見たりYoutubeを観たり…ケータイも含めて受け手(あるいはtwitterやメールなどの短文作成)としての能力は高いのだけど,まとまったものを作り出す方向には向かわないということだろうか。 コンピュータ方面に寄っていえばhackableという楽しさというようなことも大切なんだけど,最終的には梅棹氏のいう「情報科」ができないとどうしようもないんじゃないかなあと思う。

・懇親会は全体が見える人数でいい感じだった。長谷川先生が片付けをしていたので,不肖ながら乾杯の挨拶をさせていただいた。後から思えばいろいろお礼を述べたりとか形を整えるべきだったのだと思うけど,唐突に指名されて心の準備がなかったので容赦いただきたい。そのあとはわいわいと。何人かをuiro.orgに勧誘したりもした。

・今回メモのマインドマップをカラー筆ペンで書いてみた。いや,楽だわ。マインドマップには「枝の力」というのがあると思っているのだが,筆ペンだとそれが労なく描ける。もちろん「セントラルイメージの力」も重要なのでそれはそれで鍛えなきゃいかんのだが。

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