不定期戯言

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2006.06.30 (Fri)

s30でLinux 2.6でpcmciautilsその後

・何度かカーネルを作りなおしたり,/etc/pcmcia/config.optsの書き方について参考になりそうなページを見たり,いろいろ試した結果,madwifiで無線LANカード(IODATA,WN-G54/CBL)が使えるようになった。LEDが点滅を繰り返しているのが気になる(Windowsで使うと点灯し続ける)が,使えてるからいいか。

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2006.06.28 (Wed)

s30でLinux 2.6でpcmciautils

・PCMCIAの設定でobsoleteな方法とかいうのをやめてしまったら,CD-ROMドライブもつながらなくなった。ということで昨日からresource databaseって何やねんとか悩んでいたのだが,今朝ぐぐった中に,別件なんだけど

BIOSのPCIのIRQ設定を11,5,11,10から11,11,11,10にするとよさげ

という発言を見かけたので試してみた。CD-ROMドライブを自宅に置いてきたのでまだよくわからないが,無線LANのカードは認識された。おお。ラッキー。あとは帰宅してからいろいろいじろう。

・(帰宅していろいろいじってみた)うーん,前よりましというだけか。

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2006.06.25 (Sun)

どんどん溜まる

・前に書いた「数学的思考」と「無防備な日本人」はわりとすぐに読み終えたのだが,「教育メディア科学」は全然進まず。

・昨日の出張の行きの新幹線でようやく「安心のファシズム」(斎藤貴男著,岩波新書,ISBN 4-00-430897-6)を読み終えた。特に終わりのあたりは読み進むと,どんどん怖くなってくる。でも現実だよなあ。

・帰りは「日本を滅ぼす教育論議」(岡本薫著,講談社現代新書,ISBN 4-06-149826-6)を読んだ。教育論議といいつつ,日本人が議論下手であることについてなかなか厳しく書いてある。んでもって面白い。中でも,日本では童話が子供向けということでハッピーエンドになるように改竄されていることがあること(「アリとキリギリス」の最後でキリギリスがアリに助けてもらって友達になるとか)を取り上げた後の,

そうした改竄の最たるものが,「戦争が終わり,すべての国の人々が深く反省し,『二度と戦争はしない』という同じ心を持って『国際連合』という全く新しい国際機関を作りました」という虚構だろう。

というくだりには笑った。

・最近買ってまだ読んでないのが「理系白書」(毎日新聞化学環境部,講談社文庫,ISBN 4-06-275435-5),「超発想法」(野口悠紀雄著,講談社文庫,ISBN 4-06-275431-2),「愛国者は信用できるか」(鈴木邦男著,講談社現代新書,ISBN 4-06-149842-8)。前に買って読んでないのが…うああ。

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2006.06.24 (Sat)

ロジャーがイスラエルでライブ

・Roger Watersがイスラエル中部でコンサートを開き,君たちが壁を壊し,隣人と平和を実現してほしいと語ったという記事を見かけた。"Each small candle","to kill the child"に続く流れなのだろう。

・それにしても,ピンク・フロイドの元ボーカルという紹介のされ方は珍しいと思うのだが…。

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2006.06.16 (Fri)

エッチ・スケッチ・ワンタッチ

・DebianのコードネームはToy Storyのキャラクタから取られているわけだが,その由来の説明を見ていたら

etch was the toy blackboard (Etch-a-Sketch (R)).

と書いてあった。ひょっとして,「エッチ・スケッチ・ワンタッチ」というフレーズはこの名前が元になっているんだろうか。

…とIRCで話したらそんなフレーズ聞いたことないとかエッチ・ア・スケッチってのはアメリカ製の絵を描く道具で,一筆書きだから「〜ワンタッチ」と宣伝していたんだよとかコメントをもらった。なるほど,こういうものらしい。

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2006.06.07 (Wed)

携帯修理

・ジョグが機能しなくなったので,近くのauショップに修理依頼。もう使い始めて23ヶ月になるのか…保証きくかな?

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2006.06.05 (Mon)

あれやこれや

・ふと思い立って,買ったまま半分放置してあった「教育メディア科学」(坂本昂監修,オーム社,ISBN 4-274-07934-1)をぽつぽつ読む。読みながら思い付いたことをカードにメモしているのだが,必ずしも本の内容に直結していないのがおもしろい。

・出張の移動を利用して,tss氏にすすめられた「グーグル Google 既存のビジネスを破壊する」(佐々木俊尚著,文春新書,ISBN 4-16-660501-1)を読む。整理されてて読みやすかった。これは生徒にも読ませたいな。

・出張ついでに買った「無防備な日本人」(広瀬弘忠著,ちくま新書,ISBN 4-480-06283-1)と「数学的思考」(芳沢光雄著,講談社現代新書,ISBN 4-06-149786-3)は暇を見付けて読むことにしよう。「無防備〜」もtss氏のおすすめらしい。

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2006.06.02 (Fri)

教育実習生の一言

・今週から教育実習生が来ている。情報の免許なんかとって,就職の口があるんだろうかと心配になるのだが。

・自分が担当する実習生と話していたら

自分が高校生のときには,板書されたことをノートに書くことが大事だと思っていた。 しかし実習生として授業を見学していると,実は大事なことの多くは口頭で語られている ということに気がついた。

と言っていた。おそらく彼はそれ以前に既に大学の講義でそのことを感じていたとは思う。それが実は高校でも同じだったということを実感したということなのだろう。

・私は,板書は授業で生徒に与える情報の1/3にも満たないと思っている。ところが多くの生徒の意識はそうではないらしい。ノートを取っているだけで勉強していると錯覚しているように見える。その意識を改めることは簡単なことではなさそうだ。

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