23日のことだが,直後は疲れがどっと出ててそれどころじゃなかったので今頃になって書く。上の方ではいろいろな話もなされていたのだろうとは思うが,公開会議では時間もなくてほとんど言いっぱなしで終わった(というか,時間ぶっちぎって自説を話しまくる人が多くてすっかり気持ちが萎えたのだが)。とはいえ今回は発足したということが第一なので,今後いろいろとぶつけあってくれることに期待したい。
現場では発言するほど考えがまとまってはいなかったので,ここで自分の考えを書いておく。いつも言ってることだけど,情報とコンピュータは一度切り離さなくてはいけない。70年頃の日本は情報学の先進国であったのではないか。そして今の時代になって,情報を扱おうとすれば,情報カードや付箋紙だけでなくコンピュータが必要になってくる…コンピュータと情報の関わりはただそれだけのことだろう。
そして情報を生み出すために必要なことは何か…そう考えると,ワープロやプレゼンソフトは新しい情報を生み出してはくれない(もちろん表現が大事な要素であることは否定しない)。そのための道具として私は統計やプログラミングを用いてきたし,情報カードやマインドマップなしでは作れなかった情報がたくさんある。それを次の世代に伝えたい,私が30代になってようやく気づいたことを10代の若者に伝えたら,次の世代は私たちを間違いなく越えていける。私の役目はそういうことなんだと思う。
懇親会や二次会でいろいろ深い話ができた(情報処理学会度が高かったけど)。VISCUITの原田さんと話せたのは嬉しかったな。
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