不定期戯言

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2009.05.02 (Sat)

iMindMap v4

・v3からのバージョンアップ半額キャンペーンということで,15ポンドで購入。やれることが手を遠くに伸ばさなくてもやれる感じ。v3もまだ使いこなしてないけど,なんだか楽しちゃいそうだなあ。これ使ってると,紙のマップを書かなくなってしまいそうだ。

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2009.05.01 (Fri)

日本語ヴィジュアル系

・大学の一斉購入で『理科系の作文技術』を買わされたと娘が憤慨していた。とっくの昔に持ってるっちゅーねん,と。

・『日本語ヴィジュアル系』(秋月高太郎著,角川書店)はずいぶん前に読んでほったらかしにしてあった。こういうのを見てると,自分の世代は古いのも新しいのも目にすることができておもしろいんじゃないかな,って思う。もちろん私は当用漢字・常用漢字の世代だから,知ってるつもりでも知らないことが多いんだろうけどね。それはともかく,自分が意外な程にマンガ的表現に影響されてることには驚いた。確かに今の私は原稿用紙には馴染まない表現とか,小学校の作文でやったら苦い顔をされそうな表現とか,平気で使ってるもんなあ。そのくせ文法については保守的だ…中途半端なのだな。

特に面白いと思ったのは句読点に関する考察。

文末は,マルが打たれる場所以上の意味をもってしまっているのです。つまり,文末は,書き手の態度を表す記号や文字が入る場所として認識されているのです。

句読点はもともと区切り記号であって文字ではない。読みやすくするための補助記号だ(賞状などには句読点を使わない)。だからメールやブログ,ケータイ小説などのように改行で文末を表現できる媒体では旧来のテンマルは不要であり,そこに絵文字や顔文字が入るのは表現の幅を広げるというプラス要因しかない。メールに絵文字が多用されるのは文章表現の未熟によるものと考えてしまっていたが,それは新しい表現を認めない偏狭さかもしれないということか。

娘がケータイを使い始めた頃,「ちゃんと絵文字を使いなさい」と友達から指導を受けたという。パソコンメールから入った彼女にとっては,絵文字を使う理由が理解できなかったのかもしれない。

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ほった wrote at 2009-05-04 11:26:

売ってしまえば?
そういえば学校推薦辞書類を一切買わなかった。

絵文字?私は絵文字どころか顔文字すら今でも使いません。
なので、「本当にパソコン歴ウン年なの?」と聞かれること多々。
使わなきゃなんないものなの?と。

わたやん wrote at 2009-05-04 22:17:

まあ布教用とかにしてくれればいいかと。あるいは自分の子供に,とか。

>使わなきゃなんないものなの?と。
娘の友達の「常識」では使わなくてはいけないものらしいです。「パソコン歴ウン年なら顔文字ばりばりでしょ」というのと同様,押し付けは迷惑だと思うんですけどね。「使え」も「使うな」も同じ(機種依存文字の話は必要ですが)。

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2009.04.22 (Wed)

初めてのJavaScript

・二進法腕時計を生徒に回して遊ばせると時間かかるからどうしようかなあ,ということでとり急ぎこんなものを作ってみた。

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だきわ wrote at 2009-04-23 08:46:

この前オークションで大量に出品されてて、買えば良かったと思っていました。

わたやん wrote at 2009-05-03 01:25:

オークションだと,職場の予算では買いにくいのが…。

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2009.04.13 (Mon)

外での発言

・ジョーシン09春のパネルでフロアから発言した内容について…書こうと思ったのだけど,もうかなり忘れてしまっている。断片的にいくつか書いておこう。

  • 操作教育に対する批判は高校・大学の両方から根強くあるが,だったらなぜ大学側の人が高校の情報科に失望した理由として「WordやExcelをろくに使えない」という声がでるのか。
  • 情報はコンピュータと切り離された方がいいのかもしれない。
  • むしろ「勉強科」という教科ができるべき状況になっているのではないか。

操作教育に関してはそのままの話。たとえば私自身はワープロをほとんど使わない…それはLaTeX本を書いた人のせいだ,と冗談めかして言ったが,LaTeXを使うことや本に書かれていたSGMLに触れたこと,あるいはMS-DOSでXTRを使ったことなどが,私にいくらかの「ワープロ力」をもたらしてくれたと思っている。だからWordでも一太郎でもある程度の文書作成はできるつもりだ。本当に求められているのはそういう能力なんじゃないのか?もちろん,基本的な操作能力はもともと求められているものではあるが。

今はコンピュータに関係することが何でも「情報科」に押し付けられているところがある。ならば情報とコンピュータを一度切り離した方がいいのかもしれない。そうすれば逆に,コンピュータに関わる勉強としてやらなくてはいけないことが何なのか見えてくるのではないか。

「勉強科」と言ったのは梅棹先生の『知的生産の技術』のあとがきにあった「情報科」に通じるものであり,前段で「切り離した」ものでもある。コンピュータという便利な道具ができた40年の間に,知的生産の方法も変化してしかるべきだと思うのだが,学校でやってることはそんなに変わっていないように思われる。勉強というものそのものを見直さないで十年一日のような授業をやってていいのか,と旧来の教科に言いたい。

・11日はアドミンティーチャーズ第一回勉強会ということで大阪に行っていた。松本氏はもうそろそろホチキス先生という名前から解放されてもいいような気がするのだが…それはともかく,システムを内製する考えについてはかなり近いように思われた。技術的な能力が求められるのは当然だが,それ以前に業務分析や学校システムのデータフローが作れなくてはいけないからだ。(彼のメールにあった言葉を借りて言えば)「仕様をどう作るか」が先にあって,次にそれを「どう実装するか」がある。その仕様を外の人にきっちり説明できる教員がいるとは思えない。

質疑のときに「それに加えて重要なのは政治力だ」という発言を行なった。学校の業務を分析して仕様を作り,実装した後,さらにそれを学校の業務として位置付けなくてはいけないからだ。でないと,物好きが作った一過性のシステム,あるいは学校内の外注システムと扱われて苔むしてしまう。私自身,学内でここ十数年の間にやってきたことの多くは,結局そのような政治に介入するための下積みであったようにさえ思える。まあ会議が増えて授業やコード書きに専念できない今の状況には不満も非常に多いのだが。

こっちは「情報教育」カテゴリじゃないな…まあいいか。

コメント(5)

だきわ wrote at 2009-04-14 09:00:

「そんなに変わっていない」ではなく、「まったく変わってない」だと思われ。

ほった wrote at 2009-04-14 21:06:

世間的にはパソコンが(そうさ)できる=エクセル、ワードが使えメールの読み書きがOEでできる。なのです。
OOoや1-2-3が操作できてもエクセルじゃなきゃだめ、メールもOE以外のソフトで送受信してても出来るとは思ってもらえないのです。
エクセル、ワード以外の表計算ソフトやワープロソフトが使えるからと言っても事務系の就職は難しいのです。説明しても理解できないし。
軽自動車のオートマに乗れるからと言って、普通免許で乗れる4tトラック乗れと言うのと同レベルなのかもしれません。
一般商店のWeb管理の募集で「専用ソフトでアンカータグ打てるか」と言われ「エディタ(emacs)で打ってます」と言ってきょとんとされたし。
まぁそんなもんなんでしょう。

わたやん wrote at 2009-04-22 19:39:

変わらないでいることは心地よいですからねえ。

OOoしか使えないのとExcelしか使えないのと,情報教育の上ではほとんど差がないことだと考えています(もちろん就職等での有利さには格段の差があることは承知しています)。どちらかが使えれば自動的にもう一方もある程度使えるというのでないと…というのが http://watayan.net/blosxom.cgi/2007/04/07#200704070001 にも書いたことです。

tss wrote at 2009-04-23 22:39:

> 情報とコンピュータを一度切り離した方がいいのかもしれない。

大賛成。(一度じゃなくてずっとでいいです)

あと、どうしても操作の教育やるなら、絶対操作を教えちゃだめだと思ってます。
操作は発見させなきゃいけませんね。

わたやん wrote at 2009-05-03 01:24:

「自分の中に『こうしたい』ってことを思えることが大事なんだ。それさえあれば,後は方法を探せばいいだけのことだ」と最初の授業で説明しています。その過程での脱線や寄り道もまた勉強だと。
舗装された道だけを歩いてたのではわからないことが多すぎます。

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2009.04.05 (Sun)

VMware on linux 2.6.29

・モジュールのコンパイルに失敗する件はMomonga Linux Wikiで紹介されているパッチを当てることで解決した様子。

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2009.04.02 (Thu)

一人カラオケ

・といってもカラオケで歌いたかったわけではない。職場の近所のカラオケボックスではコンセントを使わせてもらえるということなので,パソコンを持ち込んでボーカル録りをしてみようと思ったのだ。Vista上でMusic Studio Producerを使って…しかしときどきMIDI演奏が止まるのはなぜ?咳がおさまらないことや(そんな状態でBの音でシャウトしてよかったのか),久しく音楽を離れていて感覚がだめだめになっていることもあって,とても使い物にはならないのだけど,この店なら作業ができるということが確認できたのでよしとする。次はRosegardenでも試してみるか。

コメント(3)

ほった wrote at 2009-04-03 07:23:

ここんところRosegarden動かしていないなぁ。
もう少しマシンパワーがあるとそこそこ動くのだろうけど。
譜面入力は不自由しないけど。

sky wrote at 2009-04-03 17:16:

この店なら作業ができるということが確認できたのでよしとする>職人ですなぁw

咳、お大事に!

わたやん wrote at 2009-04-03 23:57:

Rosegardenでの歌入れはまだやってないんですよね。どんなものなのか気になってはいるんですけど。ほんとはこの日に試してみたかったんだけど,jackdの設定を間違えてて起動できなかったので中止しました。

作業はできるけど,肝心の歌がだめだめだというのはまあブランク長すぎだからしょうがないやね。だからといって昔がまともだったかといえばそうではないのだけれど。咳止めを強いのに替えてもらって,ちょっと楽になった感じ。

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2009.03.28 (Sat)

疲労

・なんのかんので疲れが溜まっているようだ。おれ,4月になったら2日の春休みとるんだ…。

コメント(7)

tkamada wrote at 2009-03-29 21:04:

なんかフラグ立ててますが、こちらはフラグも立ちません。
あすあさってもそうだし、4月1日からも、ぎっしりです。

わたやん wrote at 2009-03-30 00:03:

とりあえず,風邪なおさないといかんので。

sky wrote at 2009-03-30 10:42:

春休み。ぜひ、しっかり取ってくださいね!
風邪も無理しないで、ゆっくり治してね。

ほった wrote at 2009-03-30 18:09:

休みはたまにとるから良いのです。
私なんぞ....丸一年無職になりそう。

わたやん wrote at 2009-03-31 00:12:

さて,何のフラグが立ったのでしょう。ありそうなのは
・3月が終わらない
・休みなのに呼び出し
・呼び出されてもいないのに出勤
・風邪の治療でつぶれる
・代わりに土日出勤
といったところかと思います。どれも現実にありそうです。

skyさん,ありがとう。数ヶ月mixiをほったらかしにしてた(一部コミュニティにうんざりしてたせいで)間にメッセージをもらってたようで…返事を返せずに申し訳なかったです。明日で仕事が落ち着く…予定なのでうまく休めるといいな。

たまに,でないと,かえって気が休まらない気がします>ほったさん
たとえば「1ヶ月の休暇をやろう」とか言われたら「準備をするので3年待ってください」とかいいそうです。

sky wrote at 2009-04-03 17:17:

え、メッセージ送ってましたっけ?!
忘れてました。
もしかして、なにかのご案内?!きゃー。

元気でがんばってください。

わたやん wrote at 2009-04-03 23:53:

ええ,案内というかまぁその。失礼しました。

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2009.03.17 (Tue)

Gears

・Googleカレンダーのオフライン版というのがあるのだけど,Debianのiceweaselからはなぜかインストールの表示がでない。しかたないので直接http://dl.google.com/gears/current/gears-linux-opt.xpiを呼び出してインストールした。しかし,使わないかもしれないなあ。

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今日はディジタル

・最近一部で話題になっている腕時計が届いた(通販)。慣れてないと足し算してしまうわけだが,先日辰己先生はこう言っていた:

(ちょうど30分の表示になっている時計を見て)これを16+8+4+2で30分と読んでいるわけではない。011110という表示の1111が15,それを1ビット左シフトしているから30,と読むのが(僕にとっては)自然だ。

バイナリウォッチ

コメント(5)

たつみ wrote at 2009-03-18 00:20:

だから、上記のは1101を左2ビットずらしているので13→26→52となるわけです。

わたやん wrote at 2009-03-18 23:04:

1日つけていたら,16進の0〜Fのビットパターンが頭に入ってると読みやすいことがわかりました。
0が消灯じゃなくて別色だったらもっと見やすいのに,とは思います。

tkamada wrote at 2009-03-21 16:28:

ビットシフトで読むのは違反では(どこの決まりや、と問われても困りますが)。
やっぱ6ビットずばり読むのが正統だと思います。

いったん16進経由で10進に戻すのは、わりと普通の人の感覚かもしれませんが(僕もそう)、FxFのかけ算表を頭に入れているのがかつてはハッカーの常識だったそうなので、6ビットを瞬時に読めるのがハッカー的に正しいと思います。

わたやん wrote at 2009-03-21 20:26:

そういえば8進だとちょうど2桁なんだよなあ,とふと思いました。

tkamada wrote at 2009-03-25 17:17:

8進2桁だと、16進2桁よりさっくり計算できますね。
わるくないかも。

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2009.03.15 (Sun)

東京散策

・昨日はジョーシン09春だったのだが,そのことはいずれ時間を作って書くことにして,その後の話。ほとんど常宿になってる秋葉原のカプセルホテルを出て,まず湯島天満宮に手を合わせにいく…受験生が二人お世話になってます,ということで。帰り道に神田明神でIT情報安全祈願のお札というかシールをいただいた。

・秋葉原の店を適当に冷やかしたあと,ラーメン二郎の神田店を目指したのだが,着いてみると日曜は営業していないという。まあ仕方ないな。二郎は新宿で一度食べたことがあるし。

・そのあと銀座の伊東屋…を目指すはずだったのだが,つい丸善日本橋店に吸い寄せられる。ここにもペリカーノ(ジュニアとかフューチャーとかつかないやつ)があるのね。伊東屋にしかないもんだと思ってた…もっとも,2008年限定モデルはないようだけど。適当にふらふらして,手ぶらもなんだなということで『岡潔』(高瀬正仁著,岩波新書)を購入。

・で,もともとの目的地である伊東屋へ。目的は計算尺を手に入れるため…だったのだけど,店員さんに聞いてみたら「丸いのなら3階にあります」とのこと。それだったら名古屋の東急ハンズでも買えるねん。でもメルシー券を使いきっておきたかった(来年1月までしか使えないらしい)ので,一番小さいのを買ってみた。CONCISEのNo.27N。ディジタルの手動計算機がそろばんなら,アナログは計算尺だろう,ということで授業のネタに使えるかもしれないとは思うものの,うまい提示方法がまだ思いつかないな。

帰宅してから使い方を長女に少し見せて「これ,対数だよ」というとすぐ納得できた様子。うんうん,よくわかっているようで嬉しい。
計算尺の写真

・目的は達したので,道沿いの日本橋屋長兵衛で,バレンタインのお返しのお菓子を買って東京駅へ。新幹線では万かつサンドとビールで撃沈。

コメント(2)

ほった wrote at 2009-03-17 05:09:

小型の計算尺は持ってます。
使わなくなって大分経ちますけど。

わたやん wrote at 2009-03-17 23:08:

職場で何人かの同僚に見せてみましたが,丸いのは知らない,という人が案外多いようでした。

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