不定期戯言

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2007.06.25 (Mon)

教員免許更新講習の現実

・教員免許法が改正されて免許の更新講習をすることになったわけだが,地方の国立大ではやってられんという声が出ているとか。まさかとは思うが,実施の具体的なことってまだ決めてないとか?

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2007.06.24 (Sun)

X60始動

・いろいろ苦労はしたものの,Vistaを入れ,Linuxを入れ,カーネルを何度も作りなおしてようやく使える環境にした。モデムをDisabledにするとサウンドまで使えなくなるというBIOSのバグ(?)には悩まされたが。しかしカーネルのビルドが20分くらいで終わるというのはありがたいね。gnugoもめちゃくちゃ早いし。もう前のマシンには戻れない…。

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2007.06.23 (Sat)

X60 setup

・s30はもう…というわけで,昨日届いたX60をセットアップ。Vistaのインストールに案外手間取ってしまったが…なんとかLinuxでも音が出るところまではこぎつけたのでよしとしよう。

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2007.06.21 (Thu)

道徳教育とやら

・tss氏に影響されて買った本は,まだ読めてないものが多い。「現代社会の理論」(見田宗介著,岩波書店,ISBN 4-00-430465-2)をかなりゆっくり読んでる(そうしないとわからなくなる)が,どれだけ時間がかかってしまうやら。

・で,それとか積ん読の山は置いといて,手近な「対話のない社会」(中島義道著,PHP研究所,ISBN 4-569-55847-X)を読み終えた。自分が普段から感じる窮屈さというのはつまりこういうことなのだなと思った。それはたぶん

I am OK.
You are OK.
Both are OK.

の最後を

We are OK.

にしてしまってることについてskyさんが「それだとOKなのはあくまでもWeという一人称じゃん,『他』や『異』を受容せずに他人を尊重できるわけがない」というようなことを言ってたのと通じているのだろう。Bothならそこに対立や対話が残るからいい(新しい解決を生み出す可能性がある)のだけど,Weになってしまうと(おそらくこの国では)対話を圧殺する空気に支配されて何も言えなくなる。その停滞した空気がたまらなくいやだ。自分が死ぬまで(あるいは退職するまで)もたせられればいいという立場の人ならそれも一つの選択だが,自分の後の世代を考える仕事がそれでは話にならない。

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2007.06.13 (Wed)

ndiswrapper

・なんだ,この簡単さは…。あまりにもあっけなく無線が使えてしまって拍子抜け。

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2007.06.10 (Sun)

東京散策

・秋葉原を出て,湯島へ。まずは湯島聖堂に。静かな雰囲気を楽しませていただく。続いて神田明神。なぜだかわからないけど和服の女性が非常に多い。立看板を見ると,どうやら私は厄年らしい…だからといって何をするわけでもないのだが…とりあえずお賽銭を入れて手を合わせておく。最後に湯島天満宮で,大学受験を控えている娘のためにお守りとハチマキを入手。

ところで,湯島天満宮の近くにあるホテルには「REST」の文字が消されているものがいくつかあったのだが,どういう理由なのだろう。いや,理由を知っても利用するわけではないからどうでもいいのだが。

・秋葉原に戻って,お茶を飲んで休んでいる間に大雨。持ってきていた折り畳み傘は壊れてしまった。移動に苦労しつつ,時間調整をかねてとらのあなへ。というのも,にゅたんNew's Networkの個人誌Vol.2(Vol.1.1は品切れ)を入手したかったからだ。んでもって,念願のサンボへ…この雨なのに行列できてるやん。少し待ってから,大盛りと味噌汁を注文。確かに量は多いけどいたずらに多いということもなく,おいしくいただいた。

古本屋で「空想科学読本」や「チーズはどこにいった」を買ったり,メイドさんのいない喫茶店でまったりしたり,おちついたところで新幹線で名古屋に戻る。車中では万世ヒレカツサンドとビールで撃沈。

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裁判官の爆笑お言葉集

・昨日は深夜バスで東京についてからフォーラムまでずいぶん時間があったので,通りがかったコンビニで「裁判官の爆笑お言葉集」(長嶺超輝著,幻冬舎,ISBN 978-4-344-98030-3)を購入して読んでいた。タイトルに「爆笑」とあるので実は敬遠していたのだが,読んでみると取り上げられている言葉の多くは考えさせられるものや,じんとくるものだった。裁判官も,我々と同じ社会に生きている人間なのだな,と感じさせられた。

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2007.06.09 (Sat)

大学入試と情報フォーラム2007

・というわけで東大へ。なにしろ東大に来るのは初めてなもので,赤門とか安田講堂を写真にとったり,兼宗先生がキャンパスで遭遇したドリトルの神様をお連れしたり皇太子一家が訪れたりしたという三四郎池でまったりしたり。昼食はVX氏と一緒に安田講堂地下の食堂で赤門ラーメン(大盛)をいただいてみたり。

・で,肝心のフォーラムだが,高校教員の参加が予想外に少ない(10人くらい?)のが残念。入試の強化は「情報」の地位向上につながると思うんだがなあ。センター試験にせよ個別試験にせよ,入試には政治的な判断がつきまとう。それが日程などの制約を受けて押されていくわけで…このまま立場弱いままだと教科としての存在さえどうにかなってしまいそうだ。天良氏からは,全国高等学校長協会が出した要望書がその筋では影響を及ぼしそうだという悲観的な話を聞かされたし…私自身はこの要望書は的外れであるし卑怯だとも思っているのだが,お偉がたはそうは思っていないらしい。あんまりにもがっくりきて,帰りに寄った聖橋でなんだか吸い込まれそうになっちまったよ,まったく。

・それはともかくとして,講演はまじめに拝聴。韓国もけっこう同じことで悩んでるというのは意外だった。アプリケーション操作だけでなく,原理についても勉強させたい,しかし教師がそれに対応しきれないなんて,どっちの国の話をしてるのかわからないじゃないか。それにしても韓国のICT教育運営指針は見事なものだ。ゲーム中毒のことが取り上げられているなど,時代に追随しようとする意思がはっきりでている。情報教育課程の内容も,中学段階である程度のプログラミングやアルゴリズムを習得させてしまうなど,十分に高度なものを目指しているように思われる。一方で,このカリキュラムでは現職の教師がついていけないとか,情報系科目の扱いが縮小されそうだとか,日本と同じ問題点も抱えている。

綿貫氏の学校では情報の専門科目を全部やっているという話を聞いて驚いた。入試はともかく,この専門科目のことが気になるなあ。建前としては私の免許でも専門科目を教えられなくてはいけないのだけど,私の知識や技能は偏ってるから。
全然話ができなかったので,とりあえず名刺を交換させていただいた。「わた」つながりということでよろしく。

入試ということについては,高校からは対応に困るだのいろいろ文句がでるだろうけど,大学側にはそれをあえてつっきって「こういう能力が欲しい」をアピールしてほしいと思う。もちろんそれがいい状況に向かうためには周辺環境の建てなおしが必要で…具体的な内容が書かれていない学習指導要領や,ぬるい研修で教員免許をばらまいたことについてさっさと反省して次の段階に向かってほしいものだと思う。パネルディスカッションでも,

「社会の要請」についての共通認識を作ることは,本当は可能なのではないか

という発言があった。前述の校長会のあれもそうだけど,将来の社会が求めているもの,子供たちに必要なものを考えようとしない状況にはもううんざりだ。

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東京をふらふら

・終わってから,徒歩で秋葉原に移動。途中で湯島を経由…なるほど,この辺に湯島天神とかあるんだな,明日ゆっくり訪れるとしよう。

秋葉原に着くと,あやうく我が家かと見間違えそうな飲み屋を見つけたのだが,混んでいたので退散。カプセルイン秋葉原にて宿泊。外国人の宿泊客がけっこう多いようだ。

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2007.06.08 (Fri)

個人情報流出を苦に自殺

・Winnyで児童の個人情報を流出させた教員が自殺したというニュースがある。本人がWinnyの使用を認めているということで流出は自業自得なのだけど,自殺は解決ではないわな。小学校ということで子供との距離が近い分,悩んでしまったのかなあとか思ったりはするけど。

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教育実習

・今年は情報科には二人の教育実習生が来ていたのだが,今日でおしまい。日誌の字がすごく汚いとか,声が十分に出てないとか,そんなわかりやすいこと以外にもいろんな面でまだまだなんだけど,情報についてちゃんと高等教育を受けた人たちが教壇に立ってほしいとは思っているので,頑張ってもらいたいところ。そう思うと,情報だけの免許では採用がない今の状況は辛いなあ。

・ふと思い出した。自分が教育実習をやったときに生徒に書いてもらったアンケートの一枚に

いいお嫁さんみつけてください。

と書いてあったのは,いったいなんだったんだろう。

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のしろさんの授業

・少し現実逃避時間ができたので,のしろさんがSOIで公開している授業を見た。といってもビデオは見られなかったのでスライドだけだが。

比較すると私のやっていることは非常にトップダウン的であり,先に用意した大分類の枠にしばられているところがあると感じた。原因として思い当たるのは,定期試験のことがずっと気になっているということだ。つまり,上記した大分類の縛りというのは従来教科のやり方であり,それをはずしてしまうと生徒が勉強しにくいのではないかということを気にしているのだ。その点,彼の示しているものはもっと柔軟だ。

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2007.06.03 (Sun)

あれこれ

・見事な予言です。

・前歯の入れ歯が壊れた。食事中に外れたのを噛んで壊してしまったようだ。明日にでも歯医者に行かなくては。

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梅酒

・スーパーに梅の実が並んでいたので,漬けてみた。飲めるのは冬かな。

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2007.06.01 (Fri)

5月はだめだめだー

・という結果でした。

グラフ

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