不定期戯言

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2009.04.22 (Wed)

初めてのJavaScript

・二進法腕時計を生徒に回して遊ばせると時間かかるからどうしようかなあ,ということでとり急ぎこんなものを作ってみた。

コメント(2)

だきわ wrote at 2009-04-23 08:46:

この前オークションで大量に出品されてて、買えば良かったと思っていました。

わたやん wrote at 2009-05-03 01:25:

オークションだと,職場の予算では買いにくいのが…。

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2009.04.13 (Mon)

外での発言

・ジョーシン09春のパネルでフロアから発言した内容について…書こうと思ったのだけど,もうかなり忘れてしまっている。断片的にいくつか書いておこう。

  • 操作教育に対する批判は高校・大学の両方から根強くあるが,だったらなぜ大学側の人が高校の情報科に失望した理由として「WordやExcelをろくに使えない」という声がでるのか。
  • 情報はコンピュータと切り離された方がいいのかもしれない。
  • むしろ「勉強科」という教科ができるべき状況になっているのではないか。

操作教育に関してはそのままの話。たとえば私自身はワープロをほとんど使わない…それはLaTeX本を書いた人のせいだ,と冗談めかして言ったが,LaTeXを使うことや本に書かれていたSGMLに触れたこと,あるいはMS-DOSでXTRを使ったことなどが,私にいくらかの「ワープロ力」をもたらしてくれたと思っている。だからWordでも一太郎でもある程度の文書作成はできるつもりだ。本当に求められているのはそういう能力なんじゃないのか?もちろん,基本的な操作能力はもともと求められているものではあるが。

今はコンピュータに関係することが何でも「情報科」に押し付けられているところがある。ならば情報とコンピュータを一度切り離した方がいいのかもしれない。そうすれば逆に,コンピュータに関わる勉強としてやらなくてはいけないことが何なのか見えてくるのではないか。

「勉強科」と言ったのは梅棹先生の『知的生産の技術』のあとがきにあった「情報科」に通じるものであり,前段で「切り離した」ものでもある。コンピュータという便利な道具ができた40年の間に,知的生産の方法も変化してしかるべきだと思うのだが,学校でやってることはそんなに変わっていないように思われる。勉強というものそのものを見直さないで十年一日のような授業をやってていいのか,と旧来の教科に言いたい。

・11日はアドミンティーチャーズ第一回勉強会ということで大阪に行っていた。松本氏はもうそろそろホチキス先生という名前から解放されてもいいような気がするのだが…それはともかく,システムを内製する考えについてはかなり近いように思われた。技術的な能力が求められるのは当然だが,それ以前に業務分析や学校システムのデータフローが作れなくてはいけないからだ。(彼のメールにあった言葉を借りて言えば)「仕様をどう作るか」が先にあって,次にそれを「どう実装するか」がある。その仕様を外の人にきっちり説明できる教員がいるとは思えない。

質疑のときに「それに加えて重要なのは政治力だ」という発言を行なった。学校の業務を分析して仕様を作り,実装した後,さらにそれを学校の業務として位置付けなくてはいけないからだ。でないと,物好きが作った一過性のシステム,あるいは学校内の外注システムと扱われて苔むしてしまう。私自身,学内でここ十数年の間にやってきたことの多くは,結局そのような政治に介入するための下積みであったようにさえ思える。まあ会議が増えて授業やコード書きに専念できない今の状況には不満も非常に多いのだが。

こっちは「情報教育」カテゴリじゃないな…まあいいか。

コメント(5)

だきわ wrote at 2009-04-14 09:00:

「そんなに変わっていない」ではなく、「まったく変わってない」だと思われ。

ほった wrote at 2009-04-14 21:06:

世間的にはパソコンが(そうさ)できる=エクセル、ワードが使えメールの読み書きがOEでできる。なのです。
OOoや1-2-3が操作できてもエクセルじゃなきゃだめ、メールもOE以外のソフトで送受信してても出来るとは思ってもらえないのです。
エクセル、ワード以外の表計算ソフトやワープロソフトが使えるからと言っても事務系の就職は難しいのです。説明しても理解できないし。
軽自動車のオートマに乗れるからと言って、普通免許で乗れる4tトラック乗れと言うのと同レベルなのかもしれません。
一般商店のWeb管理の募集で「専用ソフトでアンカータグ打てるか」と言われ「エディタ(emacs)で打ってます」と言ってきょとんとされたし。
まぁそんなもんなんでしょう。

わたやん wrote at 2009-04-22 19:39:

変わらないでいることは心地よいですからねえ。

OOoしか使えないのとExcelしか使えないのと,情報教育の上ではほとんど差がないことだと考えています(もちろん就職等での有利さには格段の差があることは承知しています)。どちらかが使えれば自動的にもう一方もある程度使えるというのでないと…というのが http://watayan.net/blosxom.cgi/2007/04/07#200704070001 にも書いたことです。

tss wrote at 2009-04-23 22:39:

> 情報とコンピュータを一度切り離した方がいいのかもしれない。

大賛成。(一度じゃなくてずっとでいいです)

あと、どうしても操作の教育やるなら、絶対操作を教えちゃだめだと思ってます。
操作は発見させなきゃいけませんね。

わたやん wrote at 2009-05-03 01:24:

「自分の中に『こうしたい』ってことを思えることが大事なんだ。それさえあれば,後は方法を探せばいいだけのことだ」と最初の授業で説明しています。その過程での脱線や寄り道もまた勉強だと。
舗装された道だけを歩いてたのではわからないことが多すぎます。

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2009.04.05 (Sun)

VMware on linux 2.6.29

・モジュールのコンパイルに失敗する件はMomonga Linux Wikiで紹介されているパッチを当てることで解決した様子。

コメント(0)

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2009.04.02 (Thu)

一人カラオケ

・といってもカラオケで歌いたかったわけではない。職場の近所のカラオケボックスではコンセントを使わせてもらえるということなので,パソコンを持ち込んでボーカル録りをしてみようと思ったのだ。Vista上でMusic Studio Producerを使って…しかしときどきMIDI演奏が止まるのはなぜ?咳がおさまらないことや(そんな状態でBの音でシャウトしてよかったのか),久しく音楽を離れていて感覚がだめだめになっていることもあって,とても使い物にはならないのだけど,この店なら作業ができるということが確認できたのでよしとする。次はRosegardenでも試してみるか。

コメント(3)

ほった wrote at 2009-04-03 07:23:

ここんところRosegarden動かしていないなぁ。
もう少しマシンパワーがあるとそこそこ動くのだろうけど。
譜面入力は不自由しないけど。

sky wrote at 2009-04-03 17:16:

この店なら作業ができるということが確認できたのでよしとする>職人ですなぁw

咳、お大事に!

わたやん wrote at 2009-04-03 23:57:

Rosegardenでの歌入れはまだやってないんですよね。どんなものなのか気になってはいるんですけど。ほんとはこの日に試してみたかったんだけど,jackdの設定を間違えてて起動できなかったので中止しました。

作業はできるけど,肝心の歌がだめだめだというのはまあブランク長すぎだからしょうがないやね。だからといって昔がまともだったかといえばそうではないのだけれど。咳止めを強いのに替えてもらって,ちょっと楽になった感じ。

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