不定期戯言

戻る

« | 2024 | Jan Feb Mar Apr May Jun Jul Aug Sep Oct Nov Dec | »

古いページ 新しいページ

2013.07.07 (Sun)

金子勇氏逝去

・Winnyの作者として知られる金子勇氏がなくなったらしい。私自身はWinnyについて詳しく勉強していないので世間で言われているいろいろなことがよくわかってはいないのだが,間違って彼を神格化してしまわないように気をつけなくてはいけないとは思っている。

コメント(0)

コメントの受付は終了しました。

2013.07.06 (Sat)

CE120

・というわけで青山学院大学へ。実際来てみて直に発表を聞くと,いくつか考えが浮かぶことがあって面白い。

・懇親会も含めて,言わなくてもいいようなこともずいぶん言っちゃったかな。でもいくつかのことで相談に乗ってもらえてほっとした。

コメント(0)

コメントの受付は終了しました。

2013.07.05 (Fri)

頭がかたい

・twitterでぼそっと書いたら,反応をいただいたりもしたのでちょこっとまとめておく。どうも世の中には,頭がかたいことを,考えないことの言い訳にしている人がいるようだ。それを言ったら,私だってかなり頭はかたいし保守的だが,だからもっと考えなくちゃいけないと思ってる。そうしないと人に追いつかない。考えた結果が劣ることは仕方ないけど,考える意思がないのは話にならない。そんなことをぼんやり考えていた。

コメント(0)

コメントの受付は終了しました。

2013.07.04 (Thu)

「役に立つ」ということ

・SYNODOSというサイトに科学史家である隠岐さや香氏のインタビュー記事がある。「思想の歴史」や「制度の歴史」「文化の歴史」の話も面白いのだが,2ページ目の「『役に立つ』ってどういうこと?」の章は高校生にも読んでほしい。日本語の「役に立つ」は個人の実利になるかを表すことが多いが,ラテン語の「utilitas」には共同体のためという概念が入ること。日本では今でも西洋に追いつくために「科学」を「役に立つ」ものとして取り入れてきた19世紀の考えをひきずっていること。

「○○って何の役にたつんですか」は,やらないための言い訳が欲しくて言ってることも多いのだけど,今の自分が考えついたりイメージできたりする程度の「役に立つ」なんて大したものじゃなかったりする。

コメント(0)

コメントの受付は終了しました。

2013.07.03 (Wed)

タブレット

・ふと勢いでタブレットを新調した。恵安のM704S JP。Androidのバージョンが4以上でHDMI出力があって7インチで1024x600以上で,ということで選んだらこうなった。とりあえず古いタブレットのSDカードをそのまま突っ込んでみたが,解像度が高いのはいい。自炊した本とか,今まで使った端末の中で一番読みやすい。Kobo touchはタイトルの一覧性が悪いから,メルマガとか読むのもこちらに乗り換えようかな。

コメント(0)

コメントの受付は終了しました。

2013.07.02 (Tue)

ベルトラン・チェビシェフの定理

・nと2nの間に素数があるという例の定理だが,Wikipediaでは『数研通信』70号(2011年5月)に一松信先生が書いた記事を参照して,エルデシュの証明を一松先生がかみ砕いたものだとしている。しかし私はこの定理の証明を高校生のときに読んで,大まかにしか書いてない筋道の間を補完して理解した記憶がある。それは一松先生の『教室に電卓を!』という本に記載されていたものだ。しかし1980年に出版されたこの本はもはや入手困難だし,近辺の図書館にもどうやらなさそうなので確かめることができない。書かれているのが同じ証明かというと…30年も前の記憶では全然当てにならない(大まかな筋道はだいたい同じなのだけど。nが128より小さいときは手で確かめろとかいうところも)。もちろんそこから30年の間に,証明が改良されている可能性もあるわけで。

コメント(0)

コメントの受付は終了しました。

2013.07.01 (Mon)

研文書院が廃業

・2日ほど前に飛び込んできたニュース。「大学への数学」(雑誌の方じゃなくて黒い表紙のやつ)の研文書院が8月いっぱいで廃業するとのこと。私は高校生のときにはお世話になっていない。東京出版から出てる雑誌の「大学への数学」と河合塾の「名大数学のすべて」で力をつけた。黒表紙の方は教員になってから勉強のために買った。数学的な知識のためではなく,教え方のヒントを得るために。

・この時期を境に廃業ということは,新課程に対応するつもりはないということなのだろう。スラッシュドットのストーリへのコメントで,そのことに言及してる人は現時点ではいないようだ。

コメント(0)

コメントの受付は終了しました。

2013.06.30 (Sun)

日本情報科教育学会第6回全国大会2日目

・データベースとか,モデル化とシミュレーションについて面白い発表があったな。シミュレーションはゲームをやってみるというもの。イスカンダルのトーフ屋さんを思い出した。やっぱりこういう題材でないと意味がない。モンテカルロ法で円周率の近似値を,ってやつが教科書にも載ってたりするけど,あれはむしろ有害なんじゃないかと思っている(ビュッフォンの針やモンティホールジレンマの検証ならいいんだけど)。

データベースは設計の部分だけを紙の上でやるというもの。正規化の説明をしたあとだと,何人かはうまいテーブル設計をするらしい。もちろんいい設計ができるようになるためには,巨大な1枚テーブルを作って不便な思いをしないとそのメリットがわからないのだから,理想通りのものができることは期待してはいけないだろう。2,3枚にでも分割できれば上等じゃないかな。

・最後はパネルディスカッション。正直にいえばぐだぐたになってしまった。情報教育一般に求められることと,高校の教科「情報」に求められることの切り分けがうまくできていなかったということはある。しかし,どんなカリキュラムを作っても,現場の教員は「もっと○○が必要だ」と考えて独自実践をやってしまうんだよな。だから全国の高校で共通の内容の授業をやってる様子なんて想像できない。「ぐだぐだ」と書いたが,それは我々の立ち位置のぐだぐださを確認するということだったのだろう。

コメント(0)

コメントの受付は終了しました。

2013.06.29 (Sat)

日本情報科教育学会第6回全国大会

・というわけで東海大学高輪キャンパスへ。午前中はふらふらと研究発表を聞いて,ちょこちょこ質問してみたり。このあたりの内容は帰ってからまとめるとして,午後の講演も含めて少し勇気が出た気がする。自分がやっていることはきっと必要なことなんだ,と。

・今日の予定は確定してなかったので,私にしては珍しく懇親会を申し込まなかった。品川とか五反田とかこのあたりは全然今まで歩いたことがなかったので,少しふらふらしてみることにする。

コメント(0)

コメントの受付は終了しました。

2013.06.28 (Fri)

発想力ワークショップ

・情報処理学会から案内があった「発想力ワークショップ」に行ってみた。講師は國藤進氏。冒頭の講演では川喜田二郎氏の移動大学の話も出てきて,こないだ『創造性とは何か』を読んであってよかったな,とか思ったり。三浦元喜先生の話も出てきたのでびっくりした。

・後半のワークショップはブレインストーミング,ブレインライティングからKJ法の最初のステップまで。ブレインライティングや635法は知識としては知っていても自分でやったことはなかった(一人じゃできないし)。ノルマに追い立てられて書いていくと,頭を使ってるとき特有の反応が起きていることを肉体的に感じる。KJ法については,今まで自分がやってきたやり方が,少なくとも大きく間違ってはいないのだろうという感触を得た。

コメント(0)

コメントの受付は終了しました。

古いページ 新しいページ