不定期戯言

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2013.11.30 (Sat)

明日の教室

・というわけで南生涯学習センターへ。近くのガイシホールでは矢沢永吉のコンサートがあるようだ。タオルくらい買っておきたい気がするが,ここは我慢。

・講師は横山験也氏。内容について一つ一つは書かないが,いろいろな意味での「実感」が重視されていたように思う。最後に紹介した『奇跡のソフトで小学校の算数がスッキリわかる』のソフトにしても,算数が得意な子は等積変形が何の苦もなく頭の中でできるのだけど,それができない子にはその「実感」がない(特に「数学」教師になる人は,それができないことが理解できないことが多いのではないか)。それは中学や高校にもつながっているだろう。たとえばこんな図を描いて気持ち悪いという「感覚」を持てないことが私にはわからないのだけど,平気で書いてしまう生徒が実際にいるのだ。

・『奇跡の〜』はおみやげに一冊いただいた。算数のソフトだからそのまま私が授業で使うことはないのだが,情報の授業で彼らが「実感」を持てるような教材を作るためのヒントが得られるだろう。

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2013.11.29 (Fri)

高野寛ライブ

・昨日は高野寛のライブということで,かみさんと一緒にTOKUZOへ。2年前のライブで知り合った2人がいたので同席させていただいた。

・今回はわりと前の方の席だったので,左手をできるだけ見ていた。やっぱりそこはそのコードでよかったのね,みたいな。おや,「ドゥリフター」ってカバーだったのね。全体的にいい具合に力が抜けてて,気持ちいい2時間半のステージだった。途中かみさんが気持ち悪そうにしてたのは,久々にお酒を飲んだのと,会場が暑くなってたのと,「Proteus Boogie」のエフェクトなどの浮遊感が合わさってのものだったようだ。

・今回のライブツアーはデビュー25周年ということで,MCで「ポールマッカートニーが70過ぎてあれだけのステージやってるわけだし,自分もあと25年やらなきゃ」と話していた。ライブ後のサイン会で「私達夫婦もあと半年で25周年です」と言ったら「じゃあお互いあと25年」。50周年ツアーのときにはまた二人で行くかな。

・今日は「TOKIO COVERS」を聴いていた。この人,ほんとに音楽が好きなんだなあという感じがした。

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のぐー wrote at 2013-11-30 13:55:

私は最近のライブハウスでのライブではオレンジジュース等のソフトドリンクにすることが多いです。ヘタにビールなんか飲んでトイレが近くなってもアレなので。

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2013.11.28 (Thu)

学年通信

・学年通信の当番だったので,こんな文章を書いてみた。

・国立情報学研究所などが開発した人工知能「東ロボくん」がセンター試験の模試に臨んだ結果についての報告会が先日行われました。テレビのニュースなどでも取り上げられたので,その話を耳にした人も多いのではないかと思います。実際のところ,まだ目標とするレベルには到達していませんが,それでも科目によっては平均点以上の成績,多くの大学でA判定を取る程度の結果は出したそうです。コンピュータのプログラムに過ぎない人工知能がこのような結果を出したことについて,どのようなことを考えましたか。

以前はコンピュータを使うにあたっては,コンピュータが扱いやすい形に問題を整理することが必要でした(場合によってはそのためのプログラムを開発します)。それは人間にしかできないことだと従来は考えられていました―人間が問題を解決するためにコンピュータを下働きに使うのだ,それが逆転するのはSFの世界の話だ,と。しかし,人間用に書かれた入試問題を一部の人間よりも良い成績で解くことができる,人間のための指示を平均的な人間よりもうまくこなせる可能性が既に示されました。それに,実際に人間がコンピュータの下働きを(非常に安価な報酬,あるいは無報酬で)する現場はもう既に存在しています。たとえばAmazon メカニカルタルク,画像や動画サイトなどのタグ付け,…。

コンピュータは人間よりも安い経費で働くことができます。このことを言い換えると,コンピュータと同程度(あるいはそれ以下)の仕事しかできない者に高い賃金が与えられることは今後なくなるということです。そのような仕事を割り振る先は日本のような人件費の高い国でなくてもいいのですし。

「一を聞いて十を知る」のが人間の頭脳の優れた点です。一方コンピュータによる人工知能は「一兆を聞いて十を知る」アプローチを採用しています。暗記ばかりで勉強を乗り切るのは後者のアプローチですが,それでは決してコンピュータに勝つことはできません。人間は一兆を聞くことができませんから。さあ,どうやってコンピュータに勝てばいいでしょうか。

・期末テストを目の前にしている君たちにしてみれば,少しでも効率よく勉強したい,余計なことはしないで済ませたいという気持ちが起きるのは,ある意味しかたないことです。しかしそのことが「劣化した知識」を貯めこむことになってしまうことを危惧します。点数をとるための最適化はしばしば劣化を伴い,悪貨が良貨を駆逐するように,点数をとる以外には役に立たない知識が蓄積されます。

内田樹は橋本治との対談の中で,十代の若者のコミュニケーションについて今は,傍で聴いていると,ほんとにストックフレーズが行き交っているだけなんです。出来合いの言葉をひたすらハイスピードでやり取りしてる。語彙もわずかだし。そうでなければ,うちの子もそうでしたけど,沈黙している。と述べています(ちくま文庫『橋本治と内田樹』から引用)。十代の感情なんてそんな単純に表現できるものじゃないはずだろうとか,単純な表現ばかりしていると単純な考えや単純な感情しか持てなくなってしまうとか,言いたいことはいくつかあるのですがここでは割愛します。確認テストや定期テストに出される問題には「ストックフレーズ」で処理できてしまうものも少なくありません。しかし耳あたりのいい言葉を並べただけの歌詞が時間の消費でしかないように,ツルツルしたストックフレーズは何も生み出しません。無理やり紡いだザラザラの言葉で沈黙を破ることでしか,新しい考えは生まれません。「○○を勉強して何の役に立つんですか」というような質問がありますが,それはわざわざ何の役にも立たないように勉強している者の錯覚からくるものでしかないと考えています。

1964年の東京オリンピックの頃に現れた新幹線やテレビの新技術は社会を変化させました。2020年の東京オリンピックのときにはどんな変化が起きるのでしょう。「東ロボくん」は2022年までに東大に合格することを目標にしています。それが実現されるまでに,少なくとも教育は変わっているはずです。

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2013.11.27 (Wed)

授業見学

・昨日は某定時制高校での情報の授業を見学させていただいた。生徒は10人くらいで,よく集中して話を聞き,課題に取り組んでいた。

・板書の仕方が違うことに気がついた。たとえば「圧縮」「伸長」という言葉がでてきたとき,私だったら重要な単語だからということで意識することなく板書してしまうのだが,彼はそうしない。丁寧な説明を続けながら,具体的なワークに進み,そこで初めてチョークを取る。それを見て,自分の教え方がテストを前提にしたものになってしまっていることに気付かされた。重要なキーワードを強調することは,逆にその意味を一問一答程度のものに押し込めることにつながる。大事なことはそれがあることで何ができるかということなのに。そんなことを考えさせられた。もちろん生徒が今まで過ごしてきた環境の違いへの対応とかそんなことでもあるのだけど,逆にいえばそういう配慮を忘れてきたことを思い出させるものであったということだ。

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2013.11.26 (Tue)

はちのすノート

・会議のため上田に。電車の中で考えをまとめたいことがあって,でもなんだかマインドマップにまではしづらい気がしていたので,はちのすノートに書いてみることにした。その画像をtwitpicで公開したら,興味を示してくれた人がいたりとか。先日,県の情報教育の研究会でもそんなことがあった。そんなには有名でもないという感じなのかな。私としては気分とか考えのまとまり具合とか散らばり具合とかで使い分けているつもり。

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2013.11.25 (Mon)

国際的なspam

・このブログにつくコメントの8割か9割はspamで,そういったのはrejectしてるのだが,何語かわからないのがちょこちょこ来るようになった。おお,国際的。

Šis raksts tika uzrakstīts precīzu Tomēr, ja jūs vēlaties, lai varētu apskatīt saistītos rakstus, jūs varat apskatīt informāciju šeit

これとか,

Այս հոդվածը գրվել է ճիշտ, բայց եթե ուզում եք տեսնել հարակից հոդվածները կարող եք տվյալներ դիտելու համար

これもそうだし,

यदि आप यहां जानकारी देख सकते संबंधित लेख देखना चाहते हैं तो यह लेख, हालांकि सटीक लिखा गया था

これもすごい。そういえば最近ロシア語のが来なくなったな。

・実はmlterm上のvimに貼り付けようとしたらうまくいかなかったので,kwriteを使った。mltermじゃなくてkonsoleだったら大丈夫っぽい。

コメント(12)

わたやん wrote at 2013-11-25 23:13:

Google翻訳によると,最初のはラトビア語で「この記事は、関連記事を参照したい場合は、ここで詳細を見ることができ、正確なで書かれています」,次がアルメニア語で「この記事は、正しく書かれていたが、あなたは、関連記事を参照したい場合には、情報を表示することができます」,最後はヒンディ語で「あなたはそれがこの記事は正確に書かれた情報に関連する記事を見つけることができるかどうかを確認したい場合は」らしい。コピペしそこねたかな。

わたやん wrote at 2013-11-25 23:15:

さっきクロアチア語で「Ovaj članak napisao je točno, međutim, ako želite vidjeti srodne članke možete vidjeti informacije ovdje」というのが来た。「あなたは関連記事を参照したい場合は、この記事で書かれていたが真である、ただし、ここで見ることができます」ということらしい。

tss wrote at 2013-11-25 23:17:

文字化けしてます > 大丈夫っぽい�

わたやん wrote at 2013-11-25 23:20:

おおっと,そんなところにゴミが入ってましたか。とり急ぎお掃除しました。

わたやん wrote at 2013-11-26 00:16:

「This article was written the exact However, if you want to see related articles you can view the information here」いまさら英語じゃつまらんな。
「Artikulu hau idatzi zehatza Hala ere, nahi duzun erlazionatutako artikuluak informazioa ikusi ahal izango duzu hemen ikusi nahi izanez gero」バスク語。
「আপনি এখানে তথ্য দেখতে পারেন সম্পর্কিত নিবন্ধ দেখতে চান এই নিবন্ধটি, তবে সঠিক লেখা হয়েছিল」ベンガル語。

わたやん wrote at 2013-11-26 00:25:

「Dieser Artikel wurde die genaue jedoch geschrieben, wenn Sie zu verwandten Artikeln Sie die Informationen anzeigen können hier sehen wollen」ドイツ語。
「Artikel ini ditulis tepat Namun, jika Anda ingin melihat artikel terkait Anda dapat melihat informasi di sini」インドネシア語。
意味はだいたいどれも同じようなものっぽい。

わたやん wrote at 2013-11-26 08:05:

チェコ語「Tento článek byl napsán přesně Nicméně, pokud chcete vidět související články si můžete prohlédnout informace zde」
エストニア語「See artikkel on kirjutatud täpne aga kui sa tahad, et näha seotud artikleid saate vaadata infot siit」
ベトナム語「Bài viết này đã được viết chính xác Tuy nhiên, nếu bạn muốn xem các bài viết liên quan đến bạn có thể xem thông tin ở đây」

わたやん wrote at 2013-11-29 17:19:

アイルランド語「Scríobhadh an Airteagal seo an chruinne Mar sin féin, más mian leat chun earraí gaolmhara is féidir leat féachaint ar an eolas anseo a fheiceáil」
トルコ語「Eğer burada bilgileri görüntüleyebilirsiniz ilgili makaleler görmek istiyorsanız bu makalede, Ancak tam yazılmıştır」

わたやん wrote at 2013-11-29 17:20:

Unicodeってすごいなあと思いますね,こういうのがそのまま書けるんだから。

わたやん wrote at 2013-11-30 09:50:

ボスニア語「Ovaj članak je napisan tačno Međutim, ako želite vidjeti srodnih proizvoda možete pogledati na ovdje」
ベンガル語「আপনি এখানে তথ্য দেখতে পারেন সম্পর্কিত নিবন্ধ দেখতে চান এই নিবন্ধটি, তবে সঠিক লেখা হয়েছিল」
イタリア語「Questo articolo è stato scritto l'esatto Tuttavia, se si desidera visualizzare gli articoli correlati è possibile visualizzare le informazioni qui」
ジャワ語「Artikel iki ditulis ing tepat Nanging, yen sampeyan pengin ndeleng artikel sing gegandhengan sampeyan bisa ndeleng informasi」
ギリシャ語「Το άρθρο αυτό γράφτηκε το ακριβές Ωστόσο, αν θέλετε να δείτε σχετικά άρθρα μπορείτε να δείτε τις πληροφορίες εδώ」
ノルウェー語「Denne artikkelen ble skrevet den nøyaktige Men hvis du ønsker å se relaterte artikler du kan se informasjonen her」
デンマーク語「Denne artikel blev skrevet den præcise Men hvis du ønsker at se relaterede artikler kan du se de oplysninger her」
ドイツ語「Dieser Artikel wurde die genaue jedoch geschrieben, wenn Sie zu verwandten Artikeln Sie die Informationen anzeigen können hier sehen wollen」
クジャラト語「તમે અહીં માહિતી જોઈ શકે સંબંધિત લેખો જોવા માંગો છો તો આ લેખ જોકે ચોક્કસ લખેલા」
タガログ語「Ang artikulong ito ay isinulat ang eksaktong Gayunpaman, kung gusto mong makita ang mga kaugnay na artikulo maaari mong tingnan ang mga impormasyon dito」
クレオール語(ハイチ)「Atik sa a te ekri nan Liv la egzak la Sepandan, si ou vle wè atik ki gen rapò ak ou kapab wè enfòmasyon an isit la」
スロバキア語「Tento článok bol napísaný presne Avšak, ak chcete vidieť súvisiace články si môžete prezrieť informácie tu」
ボスニア語「Ovaj članak napisao je točno, međutim, ako želite vidjeti srodne članke možete vidjeti informacije ovdje」
スウェーデン語「Denna artikel skrevs den exakta Men om du vill se relaterade artiklar du kan visa informationen här」
リトアニア語「Šis straipsnis buvo parašyta tiksli Tačiau jei norite pamatyti jo pateiktus straipsnius galite peržiūrėti informacijos rasite čia」

わたやん wrote at 2013-11-30 11:36:

アフリカーンス語「Hierdie artikel is geskryf om die presiese Maar, as jy wil verwante artikels wat jy kan die inligting hier sien om te sien」
バスク語「Artikulu hau idatzi zehatza Hala ere, nahi duzun erlazionatutako artikuluak informazioa ikusi ahal izango duzu hemen ikusi nahi izanez gero」

わたやん wrote at 2013-12-02 10:28:

ラオ語「ມາດຕານີ້ຖຶກລາຍລັກອັກສອນທີ່ແນ່ນອນຢ່າງໃດກໍ່ຕາມ, ຖ້າຫາກວ່າທ່ານຕ້ອງການເບິ່ງບົດຄວາມທີ່ກ່ຽວຂ້ອງທ່ານສາມາດເບິ່ງຂໍ້ມູນດັ່ງກ່າວນີ້」
フランス語「Cet article vives, à partir de laquelle vous pouvez apprendre beaucoup de choses. Si vous voulez comprendre les articles ou les informations pertinentes, vous pouvez visualiser les informations suivantes」
フィンランド語「Tämä artikkeli on kirjoitettu tarkka kuitenkin, jos haluat nähdä aiheeseen liittyviä artikkeleita voit tarkastella tietoja tässä」
スペイン語「Este artículo fue escrito el exacto Sin embargo, si desea ver los artículos relacionados que se pueden ver aquí la información」
ブルガリア語「Тази статия е написана точно Все пак, ако искате да видите статии, свързани можете да видите информацията тук」
オランダ語「Dit artikel levendige, van waaruit u kunt een heleboel dingen leren. Als u wilt dat de relevante artikelen of informatie te begrijpen kunt u de volgende informatie te zien」
アゼルバイジャン語「Siz burada məlumat bilərsiniz Əlaqəli məqalələr görmək istəyirsinizsə Bu maddə Lakin, dəqiq yazılmış」
ポルトガル語「Este artigo vivas, a partir do qual você pode aprender um monte de coisas. Se você quiser entender os artigos e informações relevantes que você pode ver as seguintes informações:Denne artikkelen levende, der du kan lære en masse ting. Hvis du ønsker å forstå de relevante artikler eller informasjon du kan vise følgende informasjon」
韓国語「당신은 많은 것들을 배울 수있는이 문서 생생한. 당신이 관련된 기사 나 정보를 이해하려면 다음과 같은 정보를 볼 수 있습니다」
セブアノ語「Kini nga artikulo gisulat ang eksaktong Apan, kon gusto ka nga tan-awa ang mga artikulo nga may kalabutan sa inyong mahimo na sa mga impormasyon dinhi」

だいぶ既出の言語がかぶってきた。手抜きでけしからん。

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2013.11.24 (Sun)

羽衣

・テレビで能の羽衣を見ていた。普段は能なんてまったく見ないのだけど,『花よりも花の如く』(成田美名子著)というマンガにこれが出ていたので気になったからだ。このマンガであらすじを知っているので,とてもわかりやすい。「いや疑いは人間にあり。天に偽りなきものを」のフレーズが出てきて,おぉっと思ったりとか。

・こうやって見ていると,ちゃんと天女に見えるから不思議なものだ。中の人はおっさんだとわかっているし,謡の声もおっさんなのだけど,すごく等身の高い女の子に見えてしまうのはどうしてなんだろう。

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2013.11.23 (Sat)

東ロボくん

・NHKのニュースで,東ロボくんを取り上げていた。人工知能に入試問題を解かせてみるというもので,一部の教科では平均点を超える成績が出せたとのこと。このことは教育に関わる者として,脅威と感じるべきことだ。

・コンピュータの下働きを人間が行なう構図はもはやSFではなく,既に現実化していることは新井紀子氏の著作でも述べられている。その仕事に多くの賃金が支払われることはないだろう。初等中等教育を行なう学校の目的が入試対策であるとするなら(と,精一杯の嫌味をこめて書いてみる),それはコンピュータの手下となる人材を育てることにほかならない。日本の最近の教育が安価な労働者の育成であったということはここに書いたか書かなかったか思い出せないけど,その方向性は強く固定されることになるのだろう。

・この連休が明けたら4週間休みなしなので,ちょっと酔ってる。

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2013.11.22 (Fri)

いんさ〜つ for Qt

・そんなこんなで,仕事で使う差し込み印刷ライブラリ「いんさ〜つ」のQtへの移植がだいたいできた。縦書きとか打ち消し線とかはどうやっていいのかわからないのだけど,使わずに済ませられるからいいや,みたいな。あとはネットワークを使うこととかが手なづけられたら,仕事関係のプログラムもそのままQtでやれるかもしれない。

スクリーンショット

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2013.11.21 (Thu)

プログラミングに集中する時間

・細切れにやるのはいやだ。まとまった時間をとって,後の予定とか考えずに時間を忘れて没頭したい。実際のところ,30分とか1時間とかで作業を進めることはそんなに難しくはない。でも,中断するのが嫌なんだな。特に面白くないのが会議での中断。もっとうまい会議だったら話は別なのだけど。

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2013.11.20 (Wed)

Qt続けてます

・なんだかさくさく書ける。マニュアルも読みやすいし。今日だいぶ悩んだのは,印刷で実サイズをどうやって座標に変換するかということだったのだけど,単にQPrinter::resolutionの値を使ってやればいいいだけだった。フォントの切り替えもできたし,縦書きをどうするかということ以外はだいたいやれそうな気配。

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2013.11.19 (Tue)

掛け算の順序

・掛け算の順序に関する話題が繰り返されている。「6人の生徒が4本ずつ鉛筆を持っていました。全部で何本ですか」というのを6×4という式で答えると減点されるとかそういう話。4×6と「書く」ことが正しくて6×4と「書く」ことが間違っているという判断は,考えていることが式に正確にあらわれているということが前提になっていると思うのだけど,子供たちは考えていることをそんなに正確に表現できるものなのかな。言葉でさえ正確な表現をすることは難しいのに。

・ところで,このような評価を行なうことによって「算数や数学における主張は式ですべて表現できる」という錯覚を起こさせてしまう弊害がないだろうか。そのことが「どうして解答は式だけじゃいけないんですか」「答えが合ってるのにどうして減点するんですか」という高校生のセリフにつながっているように思われる。本来は言葉の隙間に式があるものなんだけどなあ。

・小学校だと文章題でもあまり言葉で説明を書かせてないんじゃないかな。今はどうなのかわからないけど,自分たちの頃はそうだった。わかってることや考えた筋道を言葉で説明して書いてみるのは,気持よくて楽しい遊びだったのだけど。

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2013.11.18 (Mon)

Qtはじめました

・夜になってどうも目が疲れている…これは日中ずっとプログラミングをしていたからだな。Qtに手を出してみることにした。魅力的だと思ったのはマルチプラットフォームだということ。そういう言い方をすればJavaだってそうなんだけど,別のフレームワークを試してみたいと思ったということだ。ちょっとだけ作業してみたが,Qt creatorがとても強力であるように思えてきた。プロジェクトファイルとか全部普通にテキストファイルなので扱いやすい。シグナル・スロットの関係もなんだかすっきりしてる気がする。とりあえず「いんさ〜つ」の移植を目標にしてみよう。これができればC#.Netでやろうとしていたことはだいたいできるはずだ。

・参考にしている本『Qtプログラミング入門』の著者はViViの作者である津田伸秀氏。ViViはずっと使っているのだけど,それ以外のことでもお世話になるとは思ってなかったな。

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tkamada wrote at 2013-11-19 18:21:

Qtはとても優れたフレームワークなんだけれど、MacではMavericksになってから、Qt4でもMavericksでコンパイルしたのはすとんと落ちるしQt5で作られたものはバイナリ配布でさえ落ちる。動くのは、Mountain LionまででコンパイルしたQt4のプロジェクトのみ。開発フォーラムではQt4に対していろいろやってるみたいだけれど、早く4.8.6出ないかな―。Qt5は対応の予定にも入ってない感じだけれど。

Qt Linguisticで簡単に日本語化もできます。ソースから文字列拾いだして置き換えテキスト作ってくれるツール。.poファイルを生成。

わたやん wrote at 2013-11-20 22:57:

いろいろすっきり書けますね。C#.Netでもずいぶん楽ができたような気がしていたのだけど,それよりも痒いところに手が届きやすい感じです。
日本語化が簡単なのもいいですね。今作ってるプログラムは間違っても外国に出すことはないのだけど,ソースにあんまり日本語入れたくないので。

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2013.11.17 (Sun)

艦これ

・つい先日,生徒に「先生は宝くじ買わないんですか」と聞かれた。「買わないよ」「あれって確率的にはどうなんですか」「期待値なんかマイナスに決まってるやん」「でも買う人多いですよね」「たまたま当たる人ってのは確実にいて,それが自分になることもあるって夢がね」みたいな話をした。

・「艦これ」というゲームが,期間限定イベントをやっている。一時的にかなり厳しいマップが用意されて,それをクリアするとご褒美があるということだ。私もいくらかはやってみたが,これ以上は無理だというところにさしかかった。うまくやれた人も相当の時間をかけてるみたいだし,最近やり始めた私ではそういうレベルに達していないところがあるし,ボスのいるマスにも辿りつけずに撤退するのを何度か繰り返したら「これって,自分が避けてる宝くじやギャンブルと同じなんでは?」という気持ちになった。そんなわけで通常のプレイに戻ることにする。E-4は断念。

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2013.11.16 (Sat)

メロンパン

・テレビ番組の予告を見て,ふと思った。私は今まで,メロンパンを食べたことがないんじゃないだろうか。だって何だか甘そうなんだもの。あんぱんみたいに,中身が甘いのならいいのだけど,全体が甘かったら食事っぽくない気がしてしまう。でも今日,部活の生徒が食べてたから,ちゃんと食事なんだよなあ。

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2013.11.15 (Fri)

iMindMap

・バージョン7にアップグレードすると12000円。実際パソコンではiMindMapそんなに使わないからなあ。描くのは紙の方が早いし。そんなわけで,バージョン6を使い続けることにする。

・その代わり,タブレットにはiMindMap HDを入れてみようかと思う。どんな具合で使えるか,しばらく試してみよう。

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2013.11.14 (Thu)

危険な宗教の見分け方

・『私のいらない』(財津和夫著)に続いて『危険な宗教の見分け方』を読んだ。田原総一朗と上祐史浩の対談。もちろん内容は「見分け方」ではなく,オウムに関する振り返り。「ワン・オブ・ゼム」であることから逃れようとする自尊心の焦りがあったのだなあ。

・昨日twitterで,佐々木俊尚氏が某宗教団体の仕事を受けるということについてずいぶん絡まれていた。そこがカルトなのかとか,どの宗教だって最初はカルトだろうとか,宗教は人を殺すものでもあるとか,いろいろ脱線もしてたようで,面倒だから話をきちんと追いかけてもいない。私自身は特定の宗教をもたない(日本の八百万の神といったものは別にして)のだけど,それは自分に覚悟がないからでもある。「宗」教を持つということ自体が,一つの決定でもあるのだから。

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2013.11.13 (Wed)

PenFlowchart for JavaScript 1.04

・またタイトルが長い。今回の更新は

  • search,match,replaceで正規表現を書けるようにした。
  • フローチャートに変換できないとき,パーサの出すエラーメッセージを表示するようにした。

というもの。正規表現を書けるようにしたといっても,その解釈をしているわけではない。単にa.replace(/hoge/i,"huga")とか書けるようにしただけのことだ。とはいっても,そのためにjavaccのことをちょこっとだけきちんと調べた。「状態」という感じのものがあるのだな,"/"をどの意味に解釈するかは文脈依存だから,何かそれを区別して記述する方法があるはずだ…と思って考えてみたのだった。

パーサの出すエラーメッセージがどれだけ学習者の助けになるかはわからない。正直いって自分自身も,上記の正規表現を通すためのデバグのときに,ちょこっとずれた場所をさすメッセージに苛立っていた。でも大雑把な位置をさぐる程度の意味にはなるんじゃないかな。

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2013.11.12 (Tue)

発見の手帳

・「ほぼ日手帳」について,糸井氏のインタビュー記事があった。その中で,糸井氏はかつては「忘れてしまうようなアイディアは大したことない」と考えてメモをとらなかったのだが,ふと適当な紙に書き留めたことが大事だったりしたことがあったというようなことを述べていた。今年の授業の中で話してきた「発見の手帳」につながる話だ。後に行われたトークショーでもそのような話がでた(出演者の一人は情報カードを使っている)。生徒には実践しろとまでは言っていないのだけど,何人かでもそういうのを始めてくれたらと思う(既にやっている者もいたけどね)。

・前述のトークショーには「シャーペンを使って思った速度で書くには0.9ミリの芯でないと無理」という話もでてきた。思った速度で書くことの大切さ,思いつきの消えやすさも授業の中でだいぶ力を入れて説明した。私は最近coletoの0.3ミリを使ってるんだけど,スピードや芯のしなり具合がいまいちなので,0.4ミリに戻した方がいいように感じている。

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2013.11.11 (Mon)

PenFlowchart for JavaScript 1.03

・PenFlowchartという安易な名前をつけたせいで,タイトルが長くなってしまう。1.03で大きく変わったのは

  • Array, Dateオブジェクトが扱えるようになった。
  • フローチャートの編集において,代入の変数名を空欄にすることでコマンドを入力できるようにした。といっても何でも書けるわけではなく,a.sort();みたいなのが書けるようになったということ。

という点だ。Dateへの対応のためのコードは大した苦労もなかったのだが,入力支援ボタンの編集が面倒だった。関数の説明とか,これでいいのか自信がないし。

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2013.11.10 (Sun)

ゼロ(その後)

・読み終えて1日。なんだかずいぶん楽になった。自分につけてた枷を外してしまえばいい,そう思うとなんだか楽しくなってきた。

・『イン・ザ・ヘブン』(新井素子著)を読む。短篇集なので一つの話はそれなりに短い。いつもの新井素子節の文章なのでさくさく読める。で,最後のオチのところになって「ああ,そういえばSF作家だったわ」と思い出す。

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2013.11.09 (Sat)

ゼロ

・勢いづいて『ゼロ』(堀江貴文著)を読む。百科事典好きだった子供の頃とか,没頭することとか,ベースになる考え方とか,いろいろ通じるところがある。読み終えて,時間やチャンスを無駄にしてちゃいかんな,とか,やりたいことを我慢してちゃいかんな,とか,そんなことを考えていた。

・あれ,ちょうど刑期終わり?

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2013.11.08 (Fri)

シンクロニシティ?

・試合の待ち時間は読書が進む。朝の電車を含めて3冊読み終えた。しかし,たまたま目について買って,たまたま持ってきた2冊がどちらも書店業界の窮状に触れているのはどういう偶然なんだか。

・『10分あれば書店に行きなさい』(齋藤孝著)…前は喫茶店に行けと言ってたような気がする。あれは15分か。本屋に行くとトイレに行きたくなるという人がわりとたくさんいるようだが,私はすごく汗をかく。何かが活性化してるんだろうな,きっと。

・『「いいね!」が社会を破壊する』(楡周平著)の著者はソーシャルメディアには手を出していないという。それでこのタイトルってのはどうなんだろうと一瞬思ったが,逆にSNSにべったり張り付いた薄っぺらい内容になることがなくて良かったと言える。生徒に進路の相談とかされると「今の社会がそのまま続くと思うな」と言うようにしているのだけど,私が考えているのもこういうことなんだな。

・消費者に過ぎない「お客様」のままではなぁ。

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2013.11.07 (Thu)

πはランダムなのか

・ということで定期的にこういうネタが出てくる。懐かしいなあという思いで生暖かく見ている。マクスウェルの悪魔によろしく。

どんな有限列でも確実に出てくるような無理数だったら0.12345678910111213141516…というわかりやすいものがあるんだがなあ。円周率みたいに難しい数じゃなくてこういうの使えばいいのに。

・たまに食塩水の問題で,溶解度からするとありえないような問題があったりなんかする。こういうのはどう扱うのが正しいんだろう。非常識な濃度だったら「ありえん」とか言ってしまえばいいけど,微妙なところだったりすると,食塩の溶解度を知ってなくちゃ判断できないってことになるのはおかしい気がする。でも20%未満くらいだったら問題なく溶けるってことは互いに暗黙の了解になってるんよね。

複利計算の問題なんかもよくあるけど,法定利息の範囲内かどうかなんてことを解答者が考えてしまっていいものかどうか…。

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わたやん wrote at 2013-11-07 14:13:

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10116112330
たとえばこういう問題なんかも,気が付かない人は幸せなんだろうとか思えなくもない。話を複素関数まで広げるなら別だけど。

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2013.11.06 (Wed)

ご飯がうまい

・最近部活の練習で,自分も体を動かすようにしている。球の感覚はまだまだだが,少しは打つようにしているし,少しばかりのランニングも続けている。そうすると…ご飯がおいしいわけだ。なんだか体がそれを求めていたというような感覚。こういう肉体的な快感を,しばらく忘れてたんだな。

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2013.11.05 (Tue)

ウォークマンの修理

・ウォークマンのパネルが外れてしまって悲惨な状態になってしまってからずいぶん経つ。ちょうど300日前か。瞬間接着剤で何度かくっつけてみたのだが,じきにはずれてしまう。先週まで輪ゴムで上から止めていたのだが,それをはずしたらもうダメだった。

・「これって元々は両面テープみたいなので貼り付けてあったんだよな」と思い出して,自宅にあった普通の両面テープで貼り付けてみたら,意外にしっかり固定された。なんだ,これでいいんだったら,最初からこうすれば良かった。

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2013.11.04 (Mon)

考えろ

・「茂木健一郎に騙されて…」が話題になっている。本人は通信制高校を悪く言ったことを含めていろいろ反省しているようなので安心ではある。私から見れば「大学で学力が必要だなんて,当たり前なことを説明する必要がどこにある」という話ではあるのだが。

・私の今年の授業では「学校の授業では『知的生産』なんてやってない」という話をしている。用意された答えを言い当てることは何の生産にもなっていないということだ。しかしその能力は必要なことだということも説明している。用意された答えに行き着く力さえない者が,あるかどうかさえわからない答えに行き着けるわけがない,それは必要条件なのだ,と。

・『人間はいろいろな問題についてどう考えていけば良いのか』(森博嗣著)でも,言ってることは「考えろ」「考えることをやめるな」ってことだと思うんだよな。

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2013.11.03 (Sun)

Downloadsフォルダ

・ハードディスクの中身が片付かない。$HOMEが片付かない。一番の原因はDownloadsフォルダを散らかしっぱなしにしてることなんだろう。「いつか読む」文書とか,一度読めば十分な文書とか,ドライバとか参考にするために落としてきたソースコードとか,どれを捨てていいのかわからなくなってる。こういうのは覚えてるうちに,保存するものとすぐに捨てるものに分けて,基本的にはDownloadsフォルダは空っぽにしておくというのがいいんだろうな。本屋で片付けに関する本を買えば,きっとそんなことが書いてあるだろう。さっさとそうしてしまいたいのはやまやまなのだが,今あるファイルをどうするかが悩みどころだ。

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もりわか wrote at 2013-11-04 06:05:

僕はその日の日付フォルダを作ってTodayというシンボリックリンクをつくり、Todayダウンロード先にしてるので整理しなくてもそこまでひどくグチャグチャにならないです

のぐー wrote at 2013-11-04 15:08:

↑日付フォルダ作るくらいならタイムスタンプでソートすればいいだけな気がする。

わたやん wrote at 2013-11-04 16:50:

でも,日が経つとファイル名だけでは何のファイルだったか思い出せなくなったりしません?

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2013.11.02 (Sat)

休日

・8月末からずっと,よく働いた気がする。学外のことも含めて。明日明後日は久々に何もない休み。のんびりしよう。週が明けたら学内の仕事で急いで片付けなきゃいけないものがあるし。

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2013.11.01 (Fri)

愛知県情報教育研究会

・総会及び研究協議会が実施されるということなのだが,授業が動かせないので遅刻していった。多くの私学教員に案内が回らなかったので,先週偶然そういう話を聞かなかったら,この会のことを知らないままになっていたところだった。その場で関係者に事情を確認して,飛び込みで参加させていただくことになった。

・総会には出られなかったので,どのような話があったのかわからないのだけど,今後は市立や私学からも役員に入ってもらって…という話は複数の方から伺ったので,何とかなりそうだという希望は持てるのかもしれない。

・グループに分かれてのワークではちのすノートのことを少し話してみたりとか。生徒にやらせると,わりと楽しんで取り組んでくれる。マインドマップよりもハードルが低いと言えるんじゃないかな。

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