不定期戯言

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2006.12.31 (Sun)

どんど火

・帰省。というわけで伊勢に。外宮さんに行ってみるとどんど火が。ぬくぬく。

どんど火

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2006.12.30 (Sat)

裁判長!ここは懲役4年でどうすか

・昨日職場で買ったプリンタを取りに車を出したついでに本屋に寄って,つい「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」(北尾トロ著,文藝春秋,ISBN 4-16-767996-5)を購入。うーん,裁判ってもっとロジカルなもんだと想像してたんだけど,そういうわけでもないのだな。携わってるのが人間だからそれも当然なのかも。どちら側であっても当事者にはなりたくない…こんな駆け引きに身を任せるのはごめんだ。

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2006.12.29 (Fri)

ピタゴラ装置DVDブック

・カミさんの(ピー)歳の誕生日ということで「ピタゴラ装置DVDブック(1)」(小学館,ISBN 4-09-480311-4)をプレゼント。ケーキ食べた後でDVD上映会ということで…ピタゴラ装置33連発。すげー。

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2006.12.26 (Tue)

記録再開

・記録をさぼってしまうとよくないということが,数値的にもよくわかった。そんなわけで,今後は朝起きてすぐに測定することにする。というのも,今までのように夜計ることにすると夕食前か後かで値がずいぶん違うし,当日の運動量で差ができてしまってよくわからないからだ。さらに,夜だとエネルギーを消費した分だけ体重や体脂肪率が減っているので,その値で喜んでいてはいけないという自戒の意味もこめて。

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2006.12.25 (Mon)

塾禁止ネタ

・教育再生会議の「規範意識・家族・地域教育再生分科会」で野依良治座長が塾禁止ととれる発言をしたという話題があちこちで取り上げられている。彼は単に例としてそれを言ったようにも取れるのだけど,座長という立場ではもう少し慎重であってほしいと思った。彼の時代や経歴を根拠にされても何の意味もないのだし,極論を言ったらその部分だけ取り上げて批判されることは予想できたであろうし。

・スラッシュドットの議論の中に

受験で入試点数重視→内申点重視にシフトしてきた頃から、学校って「勉強する場所」から「評価を受ける場所」になってきたんじゃないですかね。

という発言があった。これは思い当たることがたくさんあるなあ。能力よりも評価を手にいれたがってるみたいに思えることがよくある。そうやって「先生に丸をもらえればいい」が染みついていくんだな。

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2006.12.24 (Sun)

クリスチャン

・娘二人の会話:

・姉:今日誕生日の○○君はクリスチャンなんだよね
妹:「クリスチャン」って何?
姉:辞書ひけよ…
妹:(広辞苑をだして)えーと,「クリーチャー」だよね

P.S. てなことを日記に書いたよ,と娘に見せたら怒られました。しくしく。

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ニセ脆弱性

・先日のNHKの「視点・論点」で大阪大学の菊地誠氏が「まん延するニセ科学」というテーマの話をしていた。マイナスイオンやゲルマニウムブレスレッド,「水からの伝言」などを批判している(というか,それらを否定できていない状況を批判している)ものだが,話の内容以上に彼の左手の動きが気になった人も多いはずだ。で,高木浩光氏の「素人メディアに脆弱性報告文化を破壊されるおそれ」を読んで,やられたなあと。

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2006.12.22 (Fri)

職場PCの修理

・会議を終えて部屋に戻ってみると,サーバの電源が落ちてる…というかUPSが騒いでる。UPSを再起動してよく見てみると,サーバ(といってもPCだけど)の1台の電源が入らない。よりによってゲートウェイにしてるやつやんか…そんなわけで急場しのぎで他のマシンから電源だけを借りてみたのが下の図。下のマシンのケースの電源を使って上のマシンを動かしてる。写真ではわかりにくいけど,下にあるマシンは横倒しで,上のマシンはさかさま。

あぶないってば

この状態のまま稼働させておいて,その間に大須で替えのケースを買ってきた(電源単体で買うより電源付きケースを買った方が安いので)。ばたばたしたけど,故障したのが今日のまだ明るいうちでよかったよ。夜だったら次の日までそのままだし,休み中に修理のためだけに出勤したくないからね。

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2006.12.20 (Wed)

40

・ああ,40だ。

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VC#デビュー

・東海スクールネット研究会のロボコン大会のために,カウントダウンタイマーのプログラムを作成。所用時間のほとんどはヘルプ探しだった気がする。

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2006.12.18 (Mon)

携帯機種変更

・おさいふケータイがほしいな,ということで機種変更。auで安いやつで…ということでW42Hを選択。問題はPCから使えるかどうかなのだが…なんだ,付属のケーブルでLinuxからも使えるじゃん。USBケーブルWINを注文して損したかも。さて,おさいふケータイデビューはいつかな…。

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2006.12.16 (Sat)

日本語の作文技術

・まだ読んでなかったのかと言われそうだが,「日本語の作文技術」(本多勝一著,朝日新聞社,ISBN 4-02-260808-0)を読んでいる。耳が痛いところもある一方,今まで無意識に選択していたことの理由付けがなされていて納得させられるところ(修飾語の順序や読点の打ち方など)も多い。読んでいて面白いのは,悪文の例としてあげられているものを読むと何らかの違和感が発生することだ。これをゼロから学習しなくてはならないとしたら,それはすごく大変なことだと思う。

読み終えたら「実戦・〜」(ISBN 4-02-261053-0)が待っている。

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2006.12.09 (Sat)

入試のためのおべんきょ

・7日に書いた話につながるのだけど,「欲ばり過ぎるニッポンの教育」(苅谷剛彦・増田ユリヤ著,講談社,ISBN 4-06-149866-5)では,「お受験」のための幼児教室の様子を説明した後で

お受験で人気の私立小学校の先生に話を聞くと,「困るんですよね。一年生に入ってきたときに,幼児教室で同じように教育されちゃってるから,型にはまっていて。とにかくほぐすのに一年かかります」と言っていました。

と書いている。たぶん同じようなことはあちこちにあって,大学は高校に,高校は中学に,同じ思いを持っているんじゃないのかな。入試のための勉強が入試のためにしか役に立たなくて,その先のことを教えるときにかえって有害になることさえあるという…高校の数学は暗記科目だと言い切る人もいるくらいだからね。だったら入試問題を工夫して上手に選抜すればいいというのは正論なのだけど,一部の学校だけがそれをやると受験生に嫌われてしまう罠。受験生的には,いわゆる「受験勉強」で対応できる入試を出題する学校を選んだ方が,つぶしがきく分だけ有利なのだし。

・7日に書いた「関係ない」話に関係して。さっき長女が

ねーねー。中学の数学って高校で習うこと使ったら簡単に解けることをわざわざ難しくやってるんじゃない?

と言いにきた。上の学校で習ったことを使えば簡単に解けるのは当然なのだけど,だったらどうしてそれを教えないのか,そうずれば簡単な説明にできるはずなのに,道具が少ない分だけかえって難しくなっているんじゃないかという話。自分が高校生だった頃も,どうして物理で微積を使わないのかともどかしかった。私が教わった先生は万有引力の位置エネルギーを積分で説明してて,それはさすがに全員が理解できるとは思わなかったけど(問題を解くだけなら公式を丸暗記すればいいだけだったし),等速円運動関係の公式なんかは微分でわからない人が教科書の説明(微小時間で考えると云々)でわかるようには思えなかった。

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2006.12.07 (Thu)

未履修とは関係なく

・高校入試では結果だけを問う問題がほとんどだから,中学を出たばかりの生徒は途中の計算を書く習慣がない者が多く,高校でそれを直させるのに苦労する。今さら座標軸の書き方(矢印書いて,xとyとOを書いて…)を教えなきゃいけないというのも萎える。これも入試に偏った指導のツケなんだろう。

・その話とは関係ないけど,数学も教える立場としては,英語のアルファベットの筆記体を復活させてほしい…。三角比の覚えかたを説明するのに,筆記体から説明するのは何かおかしい(生徒は面白がってるけど。右回り・左回りを「ひらがなの『み』『ひ』を書けばわかる」と教えるのも同様)。というか,英語と数学でアルファベットの書き方が違うことに違和感を持たないのかな?たとえば数学でaをブロック体で書く人は少ないと思うんだが。

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2006.12.06 (Wed)

もうすぐ40

・あと2週間か…。思うこともないではないのだけど,まあいいや。

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2006.12.05 (Tue)

私立学校は指導要領に縛られないのか?

・朝日新聞のインタビュー記事によると東京私立中学高等学校協会長がそう言ってるらしいんだが,私は学校関係の法律のどれが何を根拠にしてるのか理解していないので反論のしようがない。同氏によれば

学校教育法14条は、学校の授業や設備などで法令違反があった場合、都道府県教育委員会もしくは知事が変更を命じることができると定めている。ただ、私立については私立学校法5条で適用除外となっている。授業の根幹がカリキュラム。私立の自主性・独自性がここで法的にも守られている。

とのことなので,該当する条文を取り出してみる:

私立学校法第五条
私立学校には、学校教育法第十四条の規定は、適用しない。

学校教育法第十四条
大学及び高等専門学校以外の市町村の設置する学校については都道府県の教育委員会、大学及び高等専門学校以外の私立学校については都道府県知事は、当該学校が、設備、授業その他の事項について、法令の規定又は都道府県の教育委員会若しくは都道府県知事の定める規程に違反したときは、その変更を命ずることができる。

文面とおりに読めば,都道府県が違反行為の変更を命じることができないと言っているのであって,違反しても構わないとは言ってないように見えるのだけど…。そもそも法令の規定に違反していいのであれば何でもアリなのだから,そんな無茶な話はありえないだろう。だとすると

私立学校振興助成法第五条
国は、学校法人又は学校法人の設置する大学若しくは高等専門学校が次の各号の一に該当する場合には、その状況に応じ、前条第一項の規定により当該学校法人に交付する補助金を減額して交付することができる。
一  法令の規定、法令の規定に基づく所轄庁の処分又は寄附行為に違反している場合
(以下略)

を理由に補助金の減額をされても仕方ないと思うので,同氏の

私学振興助成法の目的をよく読んでほしい。私立学校の教育条件の維持向上、父母の経済的負担軽減、学校経営の健全性の三つが柱だ。理由のいかんを問わず、補助金を減らすことは教育環境を悪くすることになる。その結果、困るのは子どもたちだ。補助金カットには何があっても反対だ。今回の問題で子どもたちに不安を与えた上に、さらに負担をかけようというのか。私立が補助金をカットされるなら、公立の教育費も減らすのか。ばかげた考えをするべきではない。

には根拠がないように思われる。そりゃ補助金カットされちゃたまらないのはわかるけど,私立学校振興助成法第一条の学校教育における私立学校の果たす重要な役割にかんがみにある重要な役割というのが,公教育の一端を担うということであるなら,学校教育法施行規則で教育課程の基準と言われている学習指導要領をぶっちぎるのはどうかと思うのよ。

・以上,法律についてまったくの素人の発言なのでおてやわらかにつっこんでください。

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教員免許5年で更新?

・てな方向で教育再生会議が調整に入ったというニュースを見た。10年更新では

不適格教員を排除するには不十分だと判断した

とのことだが,5年更新ならそれができるとでも?その更新研修にどれだけのコストがかかるか(更新を行う側もそうだし,その間教員を拘束される学校現場も含めて)試算したんだろうか。また,

教育の質を高める

研修をいったい誰ができるんだろう。私たちは情報の免許をとるときに現職教員研修を受けたわけだが,あんなぬるい研修なら時間の無駄だ。いったい何をターゲットにするんだろう。

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2006.12.04 (Mon)

C#.NETでの印刷

・少し前にマイクロソフトの方にいただいた「ゼロから始めるプログラミング」(田中達彦著,ソフトバンク)を読んで興味をひかれたので,Express Editionをダウンロードして少し遊んでみる。確かにこのGUIは便利だ。言語もなんとなくJavaっぽくて抵抗は小さい(とはいっても,変数にいろいろな修飾子がつくのが興味深くてあなどれない。変数の参照渡しとか)。そんなわけで「Visual C# .NET実践技&上級技大全」(C&R研究所著,ナツメ社,ISBN 4-8163-3466-1)を購入。新しい環境に取り組むには印刷が問題になるので,その辺が載ってる本が欲しかったからだ。で見てみると…プレビューまで簡単にできるのね。サンプルプログラムを入力して試してみたけど,禁則処理もしてくれる。私が今まで苦労してたのはいったいなんだったんだ…。今までWindowsやUNIXで印刷が楽にできるように「いんさ〜つ」というプログラムやライブラリを作ってきたわけだが,そこでさんざん苦労してきたこと(主にテキストの整形)が.NETのライブラリで簡単にできてしまうことがわかってしまったのだ。あとはそのプロトコル用のインターフェースだけを書けばできあがってしまう(データ用のクラスは描画部分をのぞけばほとんどそのまま流用できるだろう)。

職場予算で「プログラミングVisual C# .NET」(Mickey Williams著,日経BPソフトプレス,ISBN 4-89100-298-0)と「Visual C#.netではじめるTCPネットワークプログラミング」(趙森著,カットシステム,ISBN 4-87783-105-3)も購入。勉強を始めよう。まずは「いんさ〜つ」の移植かな。

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低度情報化社会

・日文のメールマガジンのブックレビューにあった「低度情報化社会」(コモエスタ坂本著,光文社,ISBN 4-334-93392-0)を読了。挿入されている英単語が鬱陶しい(覚えておくとよさそうなものもいくつかあったし,後半を読む頃には慣れてしまったが)。内容は面白いというか耳が痛いというかある意味で気が重い。「議論という慣れあい」というのはよく見かけることだし,「バカはバカとだけ交信し,もっとバカになる」というのはリアルでもよくあることなんだけど,ネットではそれでいいような気になってしまいがちだ。

最近はちょっと同じ場所に居合わせた程度の関係でも,敵意がないことを示す意味でメールアドレス等を気軽に交換するという話を奥村先生のブログのコメントで見た。私はそれに対してある種の気持ち悪さを感じるのだが…その気持ち悪さはmixiのマイミクをどんどん増やしたり,日記のコメントや足跡を必死に追いかけたりすることに似ているように思われる。まとわりつく擬似的な体温が気持ち悪い。20年近く前に「Street Meetingのための覚書」という唄を作った思いにも通じる感覚だ。(これのMIDIデータどこにいったかな)。

・これも生徒に読んでほしい本の一つとして推薦したいなあ。

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私の「書籍」カテゴリ

・ここに取り上げた本はおよそ100冊かな(ISBNを検索したら98だった)。私は書評といえるものは書かない。本が何を言っているかよりも,その本を読んで自分が何を考えたかということに興味がある。

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2006.11.26 (Sun)

ハチミツとクローバー

・娘が7巻を買ってきたわけだが,いきなりいいセリフに出くわした。

子供が子供なのは,大人が何でもわかってるって思ってるところだ。ハチミツとクローバー(7)羽海野チカ著

そう思ってる間は社会の「お客さま」でしかない。大人がお客さまでい続けてはいけない。世の中わかってないことも多いし,おかしいまま動いてることも多い,それを踏まえた上で自分がどうするかを決めていくのが大人の役割だ。それはおかしいことを許しているわけではない。おかしいことを直せたらいいとは思っているけど,それが無理だとわかったらその中でできることを考えるのが大人の役割だ。「お客さま」である子供はそんなことをわかってくれないのだろうけど。

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2006.11.21 (Tue)

新解さんの謎

・今さらではあるのだけど「新解さんの謎」(赤瀬川原平著,文藝春秋,ISBN 4-16-722502-6)を読んだ。仕事が終わって職場のそばにできた本屋に入ろうとしたらたまたま学校帰りの長女に出くわして,二人でふらふらしてるうちに勢いで手に取ってしまったものだ。仕事のために民法の本…といっても「高校生の民法」だが…を読んでいて,疲れた頭を休めるものが欲しかったのだと思う。

新明解国語辞典って文学だなあとも思うし,書いている「人」の実在が伝わってくるようにも感じる。涙流して笑い転げてしまった。「新解さん」が文庫本の前半だけで終わってくれて助かった。これが一冊丸々続いたら身体が持たない。後半に収録された「紙がみの消息」でクールダウン。ふう。

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2006.11.17 (Fri)

ハチミツとクローバー

・表紙見たときは,なんかこう,ふわふわしたお話かなーなんて思ってた。しかし実際読んでみると…勢いに圧倒される。最初のイメージと全然違うやん。でもこういうのも好きだ。

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2006.11.16 (Thu)

私学教育研修会

・昨日,一昨日は愛知県私学教育研修会の教育工学分科会の司会をしていた。あー,緊張した。

・某氏の講演に影響されて,「ニワトリを殺すな」(ケビン・D・ワン著,幻冬舎,ISBN 4344003144)と「経済成長神話からの脱却」(クライヴ・ハミルトン著,アスペクト,ISBN 4757210809)をamazonに注文した。「ニワトリ…」は新品が手に入らないのでマーケットプレイスだが。

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高校教科「情報」未履修問題とわが国の将来に対する影響および対策

・情報処理学会から表題の件に関する提言が出された。こういったものは,読むべき立場の人が読んでくれなかったりすることが多いのだが…。ITpro Enterprise

ソフトウェア開発に代表される情報技術面で今日でも欧米のみならず中国・韓国・インドなどにも遅れを取りつつあるわが国が「情報後進国」に転落してしまいかねないことをおそれる。

を引用して,現状が継続されてしまうことを危惧している。

・今の状態の私が情報の未履修状況を批判しても,入試科目にほとんど関わらない者の綺麗事ととらえられかねない。それでも,何もかもが近視眼的にしか扱われていない現状には文句を言いたい。ていうか,言ってますが。

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2006.11.13 (Mon)

「『水からの伝言』を信じないでください」を探さないでください

・IRCでznzさんに教えてもらった話。「水からの伝言」を信じないでくださいというページがあるのだが,このページがgoogle八分されているんじゃないかというがあるらしい。確かにgoogleで検索するとそのページについて言及しているページばかりがひっかかって,肝心のそのものずばりが出てこない。

・一時的なものかもしれないので様子を見よう。

・(11/27追記)やはり一時的なものだったようで,今は大丈夫みたいだ。

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2006.11.11 (Sat)

バイナリアン度チェック

・バイナリアン度チェックなるものをやってみる。40点。まあこんなもんか。Cより低級なところは触らないから鍛えようがない。

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2006.11.10 (Fri)

梅棹先生

・奥村先生のブログで紹介されていた「特集ワイド:この国はどこへ行こうとしているのか 梅棹忠夫さん」を読む。先日岡潔先生の「春宵十話」を読んだときも思ったけど,こういう思想を与えてくださる先人の存在に感謝したい。同時に,彼らの考えを実現できていない自分をもどかしくも思う。

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2006.11.08 (Wed)

13歳からの論理ノート

・本屋で2回手にとった…ということはよっぽど気になってるんだな,ということで購入。「13歳からの論理ノート」(小野田博一著,PHPエディターズ・グループ,ISBN 4-569-65560-2)。前半はいい。「論理的」というのがどういうことなのか,一見論理的に見えるごまかしにどうだまされるのか,いい感じで説明している。後半で少し印象操作に言及しているのが気になるが,それを除けば子供に読ませたいいい本だと思う。

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授業崩壊に対する小学生の意見

・まほぱぱさんの「魔法使いな日々」より。あのー,ゆうちゃんって何年生でしたっけ。まあ年齢はともかくとして,このセリフを言えるのはすごいと思う。

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2006.11.06 (Mon)

ケータイ文化圏とネット文化圏

・チャットで教えてもらったブログなのだが,後でじっくり読むために覚書。「ケータイ文化圏とネット文化圏」「ケータイ族の特性を生かしたケータイサイトの作り方」

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岡潔先生

・文庫で「春宵十話」(岡潔著,光文社文庫,ISBN 4-334-74146-0)が出ていたので,時間を探してぼつぼつ読んでいる。あと20ページほど残っているのだが,読んでいて気持ちがいい。前に「情緒と創造」(岡潔著,講談社,ISBN 4-06-211173-X)を読んだときにわからなかった情緒というものが少しだけ腹に落ちた気がする。最近,学校の未履修問題絡みで教育や子供について考えることが多かったのだが,この本に書かれている精神の落ち着きも見直さないといけないような気がしてきた。たとえば「好きな芸術家」という文章の中で漱石の自分の小説は少なくとも諸君の家庭に悪趣味を持ちこむことだけはしないというセリフを引いているのだが,そう言われて自分の生活を見回してみると,なんと雑音の多いことか。

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2006.11.05 (Sun)

高校教育の信用失墜

・今朝,朝日新聞を見たら「新科目『情報』,受験対策にすり替え」という記事が出ていた。さっそくいくつかのブログやmixiの日記で取り上げられていた。しかし記事を読んでみると,新潟県教委は「情報で数学など他の教科・科目との連携を大幅に取り入れていた学校が20校あった」と発表したものの、「『未履修』とは異なる」との考えを示した。なんて話もあるらしい。これでは来年からでも情報の授業をきちんとやろうという話にならないじゃないか。このままでは辰己先生が指摘しているように,高校そのものの信用がなくなってしまう。そうなってしまえば高校は大学への単なる通過点であり,高校のなすべき中等教育は何の理念もなくただ大学入試に従属するものになる。

・10/26に書いた文章Boise on mindで取り上げられていた(自分のサイトにトラックバック機能がないのがつらい)。boisewebさんは大学で教鞭をとっておられる方だと思うのだが,やはり抱えている問題は共通しているということだろうか。ショートカット症候群の根は深い。

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むしくなる

・私の実家のあたり(三重県伊勢市の近く)では,糸などがもつれてこんがらがった状態になることを「むしくなる」というのだが,伊勢市出身の妻にそれをいうと怪訝な顔をする。googleで検索しても1件しか出てこなかった。むぅ。

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2006.11.01 (Wed)

すくらっぷ・ブック

・てなわけで昨日「すくらっぷ・ブック」を一気に読んでから寝たのだが,ふと懐かしい歌がいくつも思い出されて泣けそうになった。そういえばこのマンガと同じ中2のときからギターを始めたんだった。

・どうでもいいが,「はじめたん」を変換すると「一たん」とか「創たん」が候補に出てきて「始めたん」が出てこないのはどうしたことだ>anthy。「たん」は優先的に敬称(?)と扱われるようになっているんだろうか。# そんなとこで区切って変換するやつが悪い。

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ジョーシン06を終えて

・自分の中に残っている疑問とかいろいろ列挙してみる。

  • 現行カリキュラムや現職教員等講習会は「ある意味」失敗が含まれていたと総括した方が次の動きに移りやすいのではないだろうか。あの時期に講習会によって免許を乱発する必要があったのは事実だが,その結果十分な力のない教員が行なった授業が「情報」という教科を誤解させることにもつながったのではないか。また,教科としての完成度が低い(内容を情報A〜Cに「分類」するところでかなりの無理が生じている)ために,意欲的な教員はそれぞれ独自内容に走ってしまい,その結果学校ごとに内容がばらばらになってしまっている現状もある。
  • 情報はパソコンの授業でもなければOfficeソフトの講習会でもない。しかし正しいOfficeソフトの使いかたを教わる所はいったいどこにあるんだろうか。ワープロでスタイルも使わず,行頭スペースと改行で整形するようなことを技術だと勘違いさせないために,最初に触れる段階で正しい教育が必要だと思うのだが。
  • 他教科の教員があいかわらず「パソコンの授業」と勘違いしているのを正すにはどうしたらいいのか。
  • 情報の授業がうまくいけば自学自習力につながるという発言があった。それはそれで正しいのかもしれないが,生徒は従前の方法以外の勉強方法を知らない。高校3年間90単位のうち情報の授業は2単位,たった2%で工夫をこらしても,残りの98%は旧態然とした授業が続けられる。
  • 未履修問題について,情報がひどい現状にあることはみんな知っている。CIECの資料で「情報を履修していない」が24%もあったのを見て驚いた人はいただろうか。しかし教員サイドからは告発できない事情がある(自校にせよ他校にせよ)。一方,教委や都道府県の調査は学校側の自己申告に頼るもので,まったく実効性に欠ける。外圧に期待するよりない。
  • 情報の未履修については,指導要録附則の読みかえが適用できるという誤解も少なくない。
  • 教科「情報」が始まる頃は各所で研究会が活発だったが,今ではすっかり静かになってしまった感がある。それぞれの学校で授業内容が安定してきたことも一因だとは思うが,発展を望むにはやはり外の声を聞く必要があると思う。学内では情報について考える仲間は少ないのだから,何も変化しないまま「お山の大将」でいられてしまう。とはいえ外に出られないのは個人の意欲の問題ばかりではなく,学校側が出張に出ることを渋ったり,あるいは他教科との兼任だと情報ばかりに時間を割けないという事情もある。
  • 教科「情報」は新しいものを学校にもたらすことができるはずだ。だからこそ我々は目障りな存在であり続けなくてはいけない。

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X Window練習帳

・「X Windowなんて言い方は…」と私につっこまないでいただきたい。買ってきた「X Window練習帳」(大村正道著,工学社,ISBN 4-7775-1247-9)がそういうタイトルなんだから。なぜ今さらXlibなんだ(実際この本も2002年に刊行された「X Windowで遊ぶ本」に加筆・修正したものらしい)というと…そりゃあれですよ,あのシリーズのX版を作りたいからですよ。

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2006.10.31 (Tue)

小山田いく

・昨日の手術後の経過をお医者さんに見てもらった後で本屋に寄ったら,小山田いくの「すくらっぷ・ブック」があったのでつい買ってしまった。2300円が3冊か…「きまぐれ乗車券」も買ったからなあ。自分が晴ボンたちと同い年ということもあってリアルタイムで読んでいた思い入れの強い作品なのだが,あらためて読んでみると自分の芸風に影響与えてたんだなあと感心する。12月に出る最終巻が楽しみだ。

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2006.10.30 (Mon)

手術

・高1の夏の事故の後から右目の下に異物感があったのだが,最近それが上に移動してきたようで下まぶたから出血することがあるので,摘出手術を受けてきた。最初は腫瘍の類を想像していたらしいのだが,取り出してみるとガラス片だった。その大きさにはお医者さんも驚いていた。…写真撮っておけばよかったな。

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2006.10.28 (Sat)

ジョーシン06

・あー,時間足りないっ。ほんとにこの話だけで2,3日欲しいくらいだ。今は詳細を書いてる時間がないので後日追記することにする。深夜バスでの往復も,慣れてきたのかあまり苦にならなかった。

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3001年終局への旅

・待ち時間の間に少しだけ読み進めたのだが,面白い記述に出会った。

ほどなく彼はこうしたインスタント知識の小板のこぢんまりしたライブラリーを持つようになった。一枚一枚にカレッジの学位ひとつ分に相当する教材がそっくり収まっている。その一枚をブレインボックスにさしこみ,彼に具合のいい速度と濃度に合わせると,光がきらめき,あとは意識がなくなり,その状態が一時間ほどつづく。目覚めたときには,もう心の中に新しい領域が開かれているのだ。といっても,当の知識を探すと,それがあることがわかるだけなのだが…。アーサー・C・クラーク著『3001年終局への旅』第10章「イカロス賛歌」

31世紀の技術をもってしても,蓄えた知識を組み合わせて新しい発想を生み出すことは自動化されていないというのだ。発想法はやはり人間が頭を使ってやるしかないのだろう。

他にも,狂牛病をネタにしてる記述があってびっくりした。これって1996年の作品なのに。

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2006.10.27 (Fri)

未履修問題

・三重大の奥村先生や,東京農工大の辰己先生のブログでもこの話が続いている。もちろんこのタイミングでこの問題がこれほどまでに大きく取り上げられるというのは何か意図があるのだろうし,そのことにも警戒しなくてはいけないのだろうけど,とりあえず便乗して教科「情報」の復権をはかるのは悪いことではないだろう…と思う。そういうわけでジョーシン06での話が盛り上がることを期待しつつ,深夜バスに乗る準備のためにさっさと帰宅しよう。

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2006.10.26 (Thu)

そろそろ情報にも手が回ってきたか

・最近話題の未履修科目問題だが,情報の2単位のうちの1単位(あるいは全部)を理科や数学に回していたというケースも報道されるようになってきた。大学で新入生に向けて行なった聞き取り調査では2〜3割の生徒が情報を履修していないと回答したそうだが,残りの7〜8割にもこのようなケースが少なからず含まれているはずだ。学校の中では情報教員は(入試にあまり絡まないという点で)立場が弱く,国社数理英の教員に押し切られて単位を減らされたケースも多いだろう。これを機会に正常になればいいのだが…。ジョーシン06でも「必修教科『情報』をどこがまともにやってるの?」という緊急企画が組まれたとのこと。

・先日生徒たちの前で話す機会があったので,e-ontap事件をかいつまんで説明した後,

こういうことはインターネットでは珍しくない。「目の前のものが動いていればOKを出す」というのが仕事としてまかり通っているのが現状だ。

そしてそれは,学生時代の「先生に丸をもらえればいい」の延長にあるものだ。社会人になれば先生が上司や役所に代わるだけのことで,本質的なところは何も変わってはいない。マンションの強度偽装,岐阜県庁の裏金…世を賑わしたそれらの事件も根は同じ,誰かに自分の行動を採点してもらって丸(あるいはハンコ)をもらうことが目的だと勘違いした結果だ。君たちは自分の行動を自分で採点できる大人になってほしい。

というようなことを話した。学校自身が自分のやってることを採点できなくなったら,子供たちは何を見て成長したらいいのか。そう考えると,この一件は学校界にとっていい薬だ。

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2006.10.25 (Wed)

やはり…

・昨日書いた件はミスによるものではなく,履修していない科目を履修したことにして指導要録に記載するという不正が行われていたという続報があった。教育委員会に提出した教育課程はそのように「読みかえ」を行なったものらしいので,調査書等もそれにそったものになっていて書類上はつじつまを合わせていると思ったのだが…どこから発覚したのだろう。昨夜のテレビのニュースでは,学内から指摘があったにもかかわらず直さなかったとも言っていたので,内部告発の可能性もあるような気がする。

・教科「情報」も後に続くか。

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2006.10.24 (Tue)

必修科目履修せず

・冨山県立高岡南高校で,必修の世界史を履修しなかったために卒業資格が危ぶまれているというニュースがあった。これが問題になるのであれば,情報の授業をやってもいないのに単位を出してる学校も問題にしてほしいと思う。2単位必修なのに1単位だけしかやってないところもあるし。

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2006.10.21 (Sat)

2006年度・第55次愛知県教育研究集会

・というわけで「情報の授業における統計の扱いについて」という発表をしてきた。(出勤しないと職場サイトの更新ができないので23日になるまでアップロードされませんが)

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2006.10.08 (Sun)

情報生産に関する小考

・職場のLibrary Express(図書館だよりみたいなもの)に寄稿した文章。

・ある教育実習生が「高校生の頃は板書をノートに取ることが授業中一番大事なことだと思っていたが,教える側になってみるとそれはほんの一部分でしかないことに気づいた」と言っていた。実は本当に大事なことは口伝されているのだが,生徒の多くはそれを記録する方法を持っていない。そのため教えられたことをオウム返しに解答することはできても,新しい問題に対するアウトプット(=情報生産)ができない。

・不思議なことだが,学校では情報生産の方法についてはほとんど学ばない。梅棹忠夫氏が著書『知的生産の技術』で「文章の教育は情報工学の観点から行なうべきであり,知的生産技術の教育のためには『情報科』という教科が作られるべきである」というようなことを述べているが,その意味の「情報科」は実現していない。だから自力でその方法を獲得するしかないのだが,自己流を編みだす前に先人たちが用いた方法も試してみてほしい。

・たとえば私は常に名刺サイズのカードを携行して,思い付きを書き貯めている。そして文章や資料を作るときには,それらを集めて『知的〜』にある「こざね法」や,大きいものなら『発想法』(川喜田二郎)の「KJ法」を用いて仕上げる。講演のメモはマインドマップ(マンガ『ドラゴン桜』で取り上げられたので知っている人も多いだろう)で取る。これについては『ザ・マインドマップ』(トニー・ブザン,バリー・ブザン)が公式本なのだが,それより『人生に奇跡を起こすノート術』の方が扱いやすいであろう。こういった方法で手を動かすことによって新しいアイディアが導かれるのは,実際にやった者にしか味わえない快感である。

・『知的〜』や『発想法』は30年以上前のものなので今となっては古い面もある。最近の良書があれば教えていただきたいし,互いに情報交換もしてほしい。しかし中には眉に唾するべきものもある。たとえば今年文庫化された『「超」発想法』(野口悠紀男)では上記したような方法を否定しているが,それは自分で改竄した「誤ったKJ法」(しかも自分でやったことがない)の問題点を論うというもので,1960年代によく見られた「誤った批判」に陥っている(同書には重要な教示も多いので,全面的に否定するものでもないが)。いくつかの方法を実際にやってみることで,やがて自分の方法を確立することができるだろう。さあ,手を動かしてみよう。

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2006.10.05 (Thu)

「インターネット社会を安全に暮らすための講演会」準備

・10月29日に,AI財団,東海インターネット協議会,東海スクールネット研究会の共催でインターネット社会を安全に暮らすための講演会」が行なわれる。私も東海スクールネット研究会のWGの一人なので,Webを更新。ひさしぶりにXOOPS触るとわからんなあ。職場内サーバはJoomla!にしてだいぶ楽になったのだが,今さら変更するのも大変だからこのままいくか。

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2006.10.01 (Sun)

ネットであれこれ

・しばらく忙しくて本屋に行けなさそうなので,アマゾンで本を3冊買って,ジョーシン06に行くための深夜バス(往復)の予約をした。しかし,某手続きのためには…区役所に直接出向かなきゃいけないんだよなあ。

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2006.09.29 (Fri)

Pop children with the new machine

・奥村晴彦先生のブログと,それに対するtss氏のコメントで紹介されていたアラン・ケイ氏のインタビュー記事を読む(PC Watchの記事,日経BPの記事の前編中編後編)。内田樹の『子どもは判ってくれない』にあった「現実が複雑なら話も複雑になるのが当然」という一節や,ショートカット症候群,そういったものが意識にのぼる。君は3個のダイヤモンドを掘りあてて,そして4個のダイヤモンドをなくしてしまう。

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2006.09.26 (Tue)

かんぴんたん

・道路で死んだカエルがひからびているのを「かんぴんたん」と言う。少なくとも三重県の私の育ったあたりではそう言う。だからといってかんぴんたんという名前の乾物屋さん(海産物も扱ってる)があるとは思ってなかった。しかもgoogleで検索するとトップで出てくる。

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2006.09.21 (Thu)

知らなかっただけだい

・JR高島屋に地下があることを知らなかったといったら娘にばかにされた。うわーん。

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2006.09.20 (Wed)

覚書:TeXでトラブったとき

・えーと,自分のPCでTeXの文書を作ったり印刷したりするときに,Kochiフォントが使われてしまって困るときに何をしたらいいかの自分用メモ:

  • /etc/texmf/dvipsj の中のconfig.psをなんとかする。
  • jisftconfig add を忘れずに
  • rootになってdfontmgrでgsのRyumin-LightとかGothicBBBにIPAフォントを登録

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2006.09.16 (Sat)

コミュニケーション・コラボレーションシンポジウム

・経営情報学会東海支部主催のコミュニケーション・コラボレーションシンポジウムに行ってみた。インターネット崩壊論は今までに何度も耳にしてきたし,自分もそういった考えを持っていたのだが,端山貢明氏のコメントに不意をつかれた。今ある「インターネット」が崩壊を迎えたとしても,理想のインターネットにまで絶望する必要はないのだと。二次会に向かう道中で氏とそういったことや教育について話をさせていただいて,いろんなことが腹に落ちた気がする。

・二次会で,近藤史人氏が師事していた藤掛廣幸氏というのは,あの藤掛氏なのかということを確認。というのは,私は高校でギター・マンドリン部に所属していて,藤掛氏の曲を演奏したことがあったから。他にもいろいろ面白い話ができて,刺激的な集まりだった。

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2006.09.14 (Thu)

横書句読点の謎

・前に横書の句読点のこととか横書の教育がされていないとかいう話を書いたが,スラッシュドットジャパンの投稿で九州大学情報基盤センター研究部の渡部善隆氏による「横書句読点の謎」という文章が紹介されていた。著者自身が

横書きの句読点は、縦書きの場合と違い、三種類の句読点が入り乱れています。本稿はその混乱の状態をさらに加速させることを目的に書かれました。

と言っているように「これが正しい」と断じることはせず,混乱している(という以前に多くの人が気にとめていない)状況を再確認するのが主旨のようだ。

まあ,実際のところ,気にしてない人がほとんどだよね。前にくろはたさんがコメントしてたように,日本語ではこの件についての正書法が確立していないのだし。

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ザ・マインドマップ

・職場の図書館に「ザ・マインドマップ」(トニー・ブザン,バリー・ブザン共著,ダイヤモンド社,ISBN 4-478-76099-3)を入れてもらってだいぶ経つ。生徒は利用してくれてるかなと気になっていたのだが,結構頻繁に借り出されていると司書の方に聞かされた。進路についての考えをまとめるのに使っている生徒や,図書館で描いている生徒もいるらしい。こういう話を聞くと推薦した側としては嬉しい。

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2006.09.12 (Tue)

飲酒運転でクビ切って何が悪い

・勝谷誠彦氏のさるさる日記9/12分より。自治労のサイトに「法律相談 飲酒運転防止の行きすぎ」というのがある。1年前のものとはいえ,これを掲示している意図が理解できない。確かに法律家としての見解としては正しい部分もあるのだろう。だとしてもこれを自治労が公式のサイトに掲示しているというのはいったいどういうことか。保身よりまず先にやることがあるだろうし,そもそも保身のためならそれ以前の話として飲酒運転しなけりゃいいだけのことだ。これが自治労がいう組合員である私たちの働く者としての生活と権利を守ることなのだとしたら,方向性を間違っていると言わざるを得ない。

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2006.09.11 (Mon)

6年前の9.11

・あの日も確か月曜日だった。今まで体験したことがないほどの雨だとは思っていたけど,あれほどの水害になるとは思っていなかった。

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2006.09.09 (Sat)

おでかけ

  • ホワイト餃子食べてきた。
  • 大須に佐世保バーガーの店ができていたが,だいぶ待たされそうなので今日はパス。
  • 栄の籠目屋が閉店していた。
  • 本買った。「2ちゃんねるで学ぶ著作権」(牧野和夫・西村博之著,アスキー,URN:ISBN:4-7561-4770-4)とか,「LDAP/OpenLDAPによるユーザ管理/認証ガイド」(LDAP研究会著,秀和システム,URN:ISBN:4-7980-0868-0)とか。他にも「高校生の憲法・刑法」「高校生の民法」(尾崎哲夫著,自由国民社,URN:ISBN:4426333067,URN:ISBN:4426333156)がいいなと思ったけどちょっと保留。職場の図書館で買ってもらうかも。

上の本一覧にISBNからのリンクを入れてないのはスクリプトが手抜きなため。リストの中に入れ子にする処理をちゃんと書いてないのね。
籠目屋閉店のお知らせ

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名人戦

・張栩名人対高尾紳路本因坊ということで昨日今日の2日に渡って第1局。今回も幽玄の間で封じ手予想クイズやったみたいだけど,四の1以外ありえないだろうというか,どうしてそれを打たずに封じ手にしたんだろうというか。その2手前の三の2が失敗だったのかということについて名人ははっきり言わなかったみたいだけど,決まりきった手を封じておくことで1晩作戦タイムにするつもりだったのかな。打ってしまうと次のアクションを起こさざるを得ないし。

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2006.09.05 (Tue)

中日ドラゴンズ優勝記念ライブ

・得三では10月8日に中日ドラゴンズ優勝記念ライブをするらしい。既に決定事項でしたか。

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2006.09.01 (Fri)

ひさびさに仕事

・って,昨日も一昨日も仕事してたわけですが,一応休み明けということでちゃんと定時があると。やっぱり人が集まると仕事が集まるわけで,いろいろ面倒な話もあったりする。

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2006.08.31 (Thu)

情報理論の基礎

・SSSの会場で買った「情報理論の基礎」(横尾英俊著,共立出版,ISBN 4-320-12106-6)を読み…始めようと思ったけど今日はもう遅いからまた後日。いまごろになってこんな本読むのかとか思われそうな気がしないでもないけど,実際こういう基本の部分が断片的にしかわかってないのが自分でも不満なので。

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なんとか1ヶ月連続更新

・ネット環境の事情でその日のうちに更新できなかったことも多かったけど,でもなんとか毎日書けたな,と。

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2006.08.30 (Wed)

張栩の詰碁

・本屋によったら「張栩の詰碁」(張栩著,毎日コミュニケーションズ,ISBN 4839921245)があったので少し立ち読み。小林泉美さんがエッセイで張さんとの初デートのこと(何があったかはネタバレになるのでここには書けない)を書いてるのだが…この人はほんとに囲碁を中心に生きてるんだなあと改めて尊敬。やっぱり買おうかな…。

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2006.08.29 (Tue)

指導要録で嘘ついてる学校たち

・昨日までSSS(情報教育シンポジウム)に行ってたのだが,忘れないうちに書いておこう。

いくつかの発表の中で,情報の授業を行なっていない高校のことが話題になった。学校側は嘘の指導要録を作って卒業資格を与えているが,大学生に質問してみると,高校の「情報」の授業は

  • 最初の2時間だけコンピュータ触らせてあとは入試教科
  • 最初っから数学
  • 最初っから英語
  • ずっと自習
  • なかった

だったという話がでてくるわけだ。しかもそんなに少なくない比率で。

このことを問題にする動きが必要だ。でないと,情報の授業を実施していない学校は「どうやらこれでお咎めはないらしい」と判断して,今の状態を続けていくだろう。

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2006.08.28 (Mon)

SSS2006最終日

・昨夜は少し飲みすぎたか。というわけで7時すぎにゆっくり起きる。それでも発表聞いてると眠くならないのが不思議だ。

高校は高校で,大学は大学で,それぞれに事情を抱えているんだなあ。たとえば名目上だけ情報をやったことにして本当は別の授業をしている高校も相当数ある。大学が情報を重視するのであればそういった学校(入学した学生からの聞き取り調査くらいしか調べようがないが)からの生徒を拒否すればいいのに…なんてことを思っても,現実にそれをやってしまうと確実に問題を引き起こすし,普通科目の成績のいい受験生を逃してしまう。

・箱根登山バスの下りの急カーブで酔ったので小田原の駅で一休み。おみやげにかまぼこと干物を買って帰宅。さっそく夕食に干物をいただいたが,おいしかった。

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2006.08.27 (Sun)

SSS2006二日目

・一日じゅう発表を聞いてるわけだけど,居眠りする気にならない。

  • 無線LANがてなづけられない。
  • このSSSの会場でPENの新しいのをダウンロードしたはずだったのにまたバージョンアップとは。

まあいろいろあります。寝ます。

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2006.08.26 (Sat)

SSS2006初日

・初参加である。小田原で止まる新幹線が少ないことにがくぜんとしつつ,後の新幹線で出たはずの奥村先生に追い付かれたりしつつ,なんとか箱根に到着。来てみたらああ同業者が。セッションはそれぞれに興味持って聞かせていただいた。ナイトセッションは…まだ続いているようだけど,私はいつぞやの失敗を繰り返したくないので早々に引き上げ。

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2006.08.25 (Fri)

「時間のあるときにお願いします」

・…とか言って用事を頼まれることがよくある。そんなとき,私はその用事の優先度を最低に設定する。決して仕事だとは考えない。

特に嫌なのは,しばらくしてからあの件どうなりました?明日には必要なので今からお願いできませんかなんて言われること。締切があるのなら(=仕事であるのなら)先に言ってもらわないと話にならない。空き時間ができたら自分のためにやっておきたいことはいくらでもある(その多くは仕事だ)。それよりも他人の仕事かなんだかわからない用事を優先する理由などどこにもない。

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2006.08.24 (Thu)

一人ビアガーデン

・ちゅるやさんがにょろーんとしているのをたくさん見ました(謎)。というわけで(って関係ないけど)今日で夏休み中の講座は終わり。というわけで自分への御褒美ということで…といっても特に行く所もないので,一人ビアガーデンを楽しんでみる。あー食った食った。さっそく明日からダイエットしないと。

証拠写真

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2006.08.23 (Wed)

トリビアの泉

・最近ネタ不足が甚だしい「トリビアの泉」を見ていたら,

乾燥した春雨に火をつけると,線香花火のように燃える

というのをやっていた。私も子供の頃やったことがあって,不思議だなあと思っていた。…という話をしたら家人からなんでそんなことをするんだと非難された。しくしく。当時,けっこう台所で遊んでたんだよなあ。よく叱られなかったもんだ…いや,叱られてもめげなかっただけか。

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2006.08.22 (Tue)

タイトルに偽りあり?

・「不定期戯言」と銘打っておきながら,8月は毎日書くことにチャレンジしている。しかしなあ…今日みたいに午前中いっぱい普通に仕事して,午後は疲れて昼寝して,その後医者に行って雨に降られて帰ってきたというような平凡な1日だと何もネタがない。本を読む暇がないとネタが増えないなあ。

つっこみへの返事も書きたいのだけど,考えをまとめる余力がない。もうちょっと待ってね>のぐーさん(って,今IRCにいるけど)。

・そういえば小学生の頃,日記が毎日の宿題になっていたのだけど,毎日毎日書くことなんかそんなにないよおと書いたら1日お休みがもらえたということがあったな。

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2006.08.21 (Mon)

娘とSylpheedの再会

・そんなわけで娘のメール環境を移行するわけだが…いつまでもポストペットでもないだろうということで,Sylpheedをインストールさせることにした。起動して設定画面を見た第一声はなつかしい!だった。というのも,娘が最初に使ったノートPCは私のお下がりで,LinuxやKDEの上でSylpheedやmozillaを使っていたのだ。

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KDDIでいろいろ

・娘用のメールアドレスを追加したり,パケット通信の設定をしたり。これで携帯でのネット接続ができるようになったわけだが…そうなると@niftyに金を払いつづける理由がなくなってしまう。ココログはもう要らないし,このページもDIONに移行すればいいし。でもまだ思いきれない…。

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2006.08.20 (Sun)

だらだら

・残り少ない休日ということでだらだらしてる間に,高校野球の決勝戦は延長15回引き分けでの再試合が決まったようだ。OCNからKDDIへの乗り換えということでメールアドレスの申請とかNiftyを解約するかどうかとかいろいろやることや考えることはあるのだけど,実際に動くだけの覇気がない。

まあこうやってだらだらしてられる休日は残り少ないのでよしとする。

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スターダストレビュー25周年ライブ

・昨夜BSから録画したのを鑑賞。私がスタレビを初めて知ったのは,高1の夏に自転車事故で入院したときに友達が持ってきてくれたギター雑誌で,根本さんが気持ちよさそうにギター弾いてる写真が印象に残っていた。彼が歌ってるのを見てるとほんとに気持ちいい。自分も歌いたくなってくる。半年くらい前,ライブが終わった後のシャカシャカチャカチャカ2/3のボーカルの人に歌わない理由探しをしちゃだめだよと言われたことを思い出した。

ネットでだらだら検索してみる。根本さんやデーモン閣下の声はミックスボイスというのか…。ふむ,「木蘭の涙」って柿沼さんの作曲だったのか,この歌好きなんだ。

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2006.08.19 (Sat)

「子どもは判ってくれない」を読みつつ

・仕事中に待ち時間がけっこうあったので少し読み進めてみた。印象に残った考えをいくつか書き並べてみる。

  • 論理力があるというのは,手慣れた道具からその場に合った道具への持ち替えができること。
  • あるものの存在を認めることとそれを是とすることは違うのに,それが混同されがち。
  • エライ人は,物事を単純な原則でとらえようとしすぎる。
  • 現実が複雑であれば,話も複雑にするのが道理。
  • 結論を出すことと,正解を出すことは同じではない。

犯罪の存在を認めることは,それを是とするということではない。誰も犯罪は望まないけどそれはゼロではなく,そういった「不愉快」との共存を認めざるをえない…みたいな話とか。

日本には低リスクを許さない,すなわちリスクはゼロでなくてはいけないという風潮が強くある。リスク対策にはリスクの存在を認めることが必要なのに,「リスクの存在を認める」=「リスクを許容する」=「リスク発生を仕方ないとあきらめている」と読みかえてヒステリックに騒ぎ,結果として対策への道を封じていることさえあるように思う。教育分野は特にその傾向が強いような気もする。

・関係ない話だが,著者名の「樹」を「たつる」と読むとは思わなかったし,「たつる」で変換できるとも思っていなかった。失礼しました(実は本屋で検索できなくて困ったのだった。なぜか「こどもは…」で書名検索して出てこなかったし,「うちだ」で著者名検索すると大量に出てくるし)。

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2006.08.18 (Fri)

DIONに乗り換え

・大した理由はないのだが,携帯がauだということもあって電話をKDDIに,プロバイダをDIONに乗り換えることにした。で,今日がその切替え日だったのだが,何の問題もなく作業完了。試しにちょっとyoutubeにつないでみたけど,今までより速い気がする。あとはOCNの方の契約を終了する手続きをすれば終わりか。

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合掌

・昨夜というか今朝4時まで眠れなかった。家人には久々の仕事で膝に痛みがきたと言っておいたが,本当は同僚が他界したことを聞かされたことで動揺してるのだと思う。通夜や告別式の予定も聞いてはいるが,精神的にそっち方向に引き込まれるのが恐いので,申し訳ないが行きたくない。というか,行けない。

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2006.08.17 (Thu)

子どもは判ってくれない

・東大の中原淳氏がブログに書いていた紹介に興味をひかれたので,早速本屋で買ってきた。「子どもは判ってくれない」(内田樹著,文春文庫,ISBN 4-16-767991-4)。まだ「たいへんに長いまえがき」しか読んでないが,まいったなぁと言わざるを得ない。自分は自分なりにものを考えてきたつもりでいたのだけど,気づかないようにしていた甘い部分をずばっと言い当てられた気がする。でもそれがなんだか痛快にさえ思える。

・勢いで一緒に「失敗学のすすめ」(畑村洋太郎著,講談社文庫,ISBN 4-06-274759-6)と「決定版 失敗学の法則」(畑村洋太郎著,文春文庫,ISBN 4-16-770001-8)を買ってしまったので,財布に300円しか残っていない。しょぼん。明日のお昼どうしよう。

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久々の授業

・といっても夏休み中の進学講座だが。やっぱり声の調子がいまいち。そんな風だからこれではまだダイエットにならんな。

・と思ったが,家に帰ってはかってみたら体脂肪率の値がだいぶ減ってた。足も疲れてるし…動いてないつもりでもそれなりに動いてるんだな。

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2006.08.16 (Wed)

休日おしまい

・今日で休日が終わりということで,ひたすらだらだらする。明日から声出るかな…。

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久しぶりにグラフを

・ここんとこほったらかしだったので最近のグラフを。しばらく横ばいだなあ。
グラフ

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2006.08.15 (Tue)

打ち込みぺたぺた

・ソフトに慣れるという意味でちょびっと打ち込んでみる。MIDIキーボードでリアルタイム入力できるわけだが…クオンタイズ機能がないとどうしようもないレベルだったりする。んがー。オーディオトラックも録れるというのがいいな。いつかカラオケボックスにでも行って歌の入力をしてみたいものだ。

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漫画ナツ100

・という企画があったらしい。もう間に合わないけど勝手に自分は自分でやってみよう…と思ったが,なかなか厳しい。娘と競いつつ,一応やってみた。54で精一杯(一作家一作品という制限つき)。

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マヤ 生命樹占い

・マヤ生命樹占いというのをやってみる。

あなたのデイサインは香です

天界の頭脳。思索家ですばらしいアイディアのひらめきに恵まれる。あまりに回転の早い頭脳は、時に他人には理解不能となり、常軌を逸した危険な思想へと発展する。瞑想により天からの贈り物を受け取り、人生でなすべきテーマに集中することが肝要。

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2006.08.14 (Mon)

東京近辺の大停電

・朝TVを見ていたら,信号がつかないだの,地下鉄やゆりかもめが動かないだの,とんでもない状態になっているらしい。自分が休んでいるから意識してなかったが,よりによって月曜,平日だ。

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帰省から戻り

・実家を出て,引っ越す前に実家があった場所へ。一昨日の同窓会で小学校からの同級生があの辺すっかり変わったよと言ってたので,せっかくだから見ておこうと思ったのだ。久しぶりなので道に迷いつつ行ってみると確かに…家が増えてるし。ついでなので小学校にも行ってみた。といっても,卒業後に新校舎になったので何の記憶もないのだが。
有田小学校

・帰りは高速を使わずに一般道で。渋滞も何もなく,楽な行程だった。途中ラーメン屋にて昼食。娘が台湾ラーメンを頼んで,スープまで完食したのは少し驚いたが。

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2006.08.13 (Sun)

「失敗をゼロにする」のウソ

・細切れで読んだので基本的なところしか頭に残っていない。もう一度読み返す必要がありそうだ。

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走行距離

・ようやく2000kmに達した。
走行距離のメータ

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2006.08.12 (Sat)

雷雨

・夜明け前,激しい雷雨で目を覚ました。目を覚ますような大きい音の雷なんてめったにないのだが,半分寝てる頭であー,帰省するの車だからどうしようかな。この雨の中を高速ってのは恐いなとか考えてた。

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帰省

・高速道路初体験…東名阪に入ったが,渋滞。あらかじめニュースやネットで渋滞していることは確認していたのだが,まったく動かないというレベルだとは思ってなかった。2箇所の渋滞を抜けてしまえばあとはスイスイ。120kmに3時間以上かかった勘定になる。てなわけで妻の実家へ。

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同窓会

・高校の同窓会。卒業以来21年目にして初めてかな。あらかじめ卒業アルバムで予習というか復習しておいたのだが,会ってみるとそんなの関係なしに思い出せるもんだ。ほぼ40歳ということで,腹がアレだったり毛髪がナニだったりという人もいないではないが,もうひたすらしゃべりまくり。みんなもしゃべりまくりで,全然料理が減らない。私も全然食べてない…。

最近mixi経由で(ネット上での)再会した子とあんまり話せなかったのが残念ではあったけど,これからがあるからいいか。

・酔った勢い(謎)で,奨学金の方にもささやかな寄付をしてきた。

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2006.08.11 (Fri)

明日から帰省

・今回は高速道路に初挑戦してみようと思い,地図を見て予習。いったん北に出てからぐるっと回った方がわかりやすいかな。渋滞してなければいいんだけど…。

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2006.08.10 (Thu)

MIDI入力できないのは…

・あれ?デスクトップだとちゃんとキーボードから入力できる…ということはUM-1(USB MIDI INTERFACE CABLE)がおかしいのかな。今度ちゃんと対照実験して,必要とあればデスクトップのやつと取り換えてしまおう。

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水浴び

・派手に周囲に水をまき散らしながら水を浴びるのがすっかり恒例になった。
水浴びしている様子

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2006.08.09 (Wed)

職場関係

・今日から夏休み…なんだけど,昨日職場のサイトに台風に関する情報を掲示したのを削除しなくてはいけない(台風7号はだいぶ右にそれていった)ので,朝6時前に起きて警報が出ていないことを確認した上でリモートで削除。ついでに今日が月刊Windows Updateの日であることも全員向けMLで告知。

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ひさびさに…

・MIDI音源とキーボードを引っ張り出す。ついでにFrieveのサイトでMusic Studio Producerをバージョンアップ。あれ,MIDIキーボードからの入力どうやるんだっけ?

・えーと,キーボード弾く指が思うように動かないのはまあ仕方ないか。ギターでさえブランクがおもいっきり指に表れてるんだから。

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2006.08.08 (Tue)

どれにしようかな

・日本の標準タロウというサイトで,「どれにしようかな」に続くフレーズは何かということでアンケートを取っている。このお題を提案したのは私なのだが…「裏の神様」より「天の神様」の方がメジャーみたいだなあ。

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2006.08.07 (Mon)

畑村氏TV出演

・失敗学の畑村氏が今日から8回シリーズでTV出演するらしい。今日の分を見たが,丁寧な説明だったと思う。1週間後に再放送があるから,ずっと録画しようかな。

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コード書き三昧

・職場でひたすらコード書き。Linuxでサーバを,Windowsでクライアントを書いてるのだけど,キーボードがUSとJPなので時々手が迷う。エディタはViViとvimだから自然に使い分けられるのだけど。

・しかし…楽しい。授業や雑用に煩わされることなくコード書きに没頭していられる,そんな機会は久しぶりだ。音楽の快感,プログラミングの快感,それらは久しく離れてしまうと失われてしまうものなんだと実感した。

・そんなわけでギターの弦を久しぶりに張り替えた。うーん,さぼってる間に鳴りが悪くなったな。

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2006.08.06 (Sun)

買ったり届いたり

・朝,買いものにでたついでに「ああ言えばこう食う」(阿川佐和子・檀ふみ著,集英社文庫,ISBN 4-08-747331-7)を買ってさっそく読了。「〜こう行く」の方はだいぶ前に読んだのだが,「〜食う」の方が先だったのね。最後に五木寛之氏を交えた鼎談が収録されているのだが,この「鼎談」という言葉が3人での会話を指すことを平成教育予備校で知った。

・アマゾンに注文していた「危険学のすすめ」(畑村洋太郎著,講談社,ISBN 4-06-213529-9)と「『失敗をゼロにする』のウソ」(飯野謙次著,ソフトバンク新書,ISBN 4-7973-3360-X)が届いた。畑村氏は「失敗学のすすめ」の著者だったのか…危険学は失敗学の次にくるものという話のようなので,まずは「失敗を〜」から読むことにしよう。

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それはIEアプリケーション

・再び落伍弟子のブログより。8/3〜5に立命館大学でCIEC 2006PCカンファレンスがあったとのことなのだが,そこで発表したことへの追記で面白い表現があった。IEでしか見えない「Web教材」とやらに対して

それはWeb教材ではなく,Windows用のIEアプリケーション

と批判しているのだ。いいなあ,この表現は私も使わせてもらおう。

京田辺では標準ブラウザがNetscape Communicatorであって,IEは「特殊なコンテンツ」を見るために補助的に使っているという。なるほど,わかりやすいなあ。

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2006.08.05 (Sat)

KDEに戻る

・ここしばらくgnomeを使っていたのだが,表示が遅いこととかが気になってしかたないので(アンチエイリアスのせい?)KDEに戻してみた。

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2006.08.04 (Fri)

危険学のすすめ

・落伍弟子さんが「読め」と言うので「危険学のすすめ」(畑村洋太郎著,講談社,ISBN 4-06-213529-9)をアマゾンで注文してみる。

・こないだから「日本を滅ぼす教育論議」(岡本薫著,講談社現代新書,ISBN 4-06-149826-6)を再読しているのだが,第二章の前半にこんなことが書かれている:

現状が理想状態でないのは,何らかの「原因」があるからだ。したがって,まず現状に問題をもたらしている原因を「特定」し,次にそれを「除去」する必要があるが,日本では,そうした発想が欠落していることが多い。
(中略)ノルウェーではいじめと総称される事態が発生したとき,友達にやさしくないといった「モラル」の問題で起こったのか,極端な場合は犯罪に該当する「ルール違反」として起こったのか,あるいは意志の対応が必要な「精神病理学」的な問題として起こったのかといった観点から「原因」の究明がなされるという。その原因に応じて,必要・適切な対応がなされるのだ。これに対して日本では,原因を徹底的に究明するということをせず,どんな場合でも,校長先生が朝礼で「友達の大切さ」や「命の大切さ」などについての精神的な訓話をするだけ(以下略)

これは私も普段から苛立ちを感じていることだ。特に最近の子供たちは,集会や教室で全体に向けて話されたことを,自分に関することだとは意識しない傾向にある。だとしたら校長先生のお話は単なるマスターベーションに終わってしまう。大事なのは今後のためにどういった対策をするか(あるいはしないか)であり,事件に対する分析はその材料として行なわれなくてはいけない(犯人探しはその結果であって目的ではない)。

・蛇足:アマゾンでこれらの本のレビューを見ていたら「縦に書け!−横書きが日本人を壊している」(石川九楊著,祥伝社,ISBN 4396440057)という本が目に入った。なんとなくトンデモな雰囲気を感じるのだが…ていうかそれ以前の話として,横書きの教育を国語でやらないことがひとつの問題だと思う。ずっと縦書き文化の中にいた人の中には横書きを忌避する人がいる。何年か前に退職された先輩は僕は横書きの本は信用しないと言っていたし(逆に,私は理・工関係で縦書きの本は読みたくない。ブルーバックスにもときどきそういうのがあって読みにくい)。しかし文学や法律方面以外では横書きが普通であり(役所関係の書類も基本的に横書きだ),我々は横書きについて何の訓練もしないまま,それを行なっているのだ(だからときどき句読点でもめる)。その点を改めようともせずに,現状の我流だらけの横書き文化を批判するのはどうかと思う。

もちろん日本語の文字が縦書きを前提としたものであり云々…といったことに異存はない。

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2006.08.03 (Thu)

タイプ別性格判断

・http://www32.ocn.ne.jp/~emina/

ISFJ型:義務感が強い
このタイプは裏方に回りたがる。
敏感、のんき、几帳面、従順、義務感が強い。

活力の源が内面にあり(I型)、五感で受けとめたものを現実としてとらえ(S型)、その活力をおもてに表すときは、もっぱらほかの人のために(F型)、きちんとタイミングよく(J型)使う。人に尽くし、人を喜ばせることに人生の意義をみいだす。ISFJ型にふさわしいイメージは頼りになる防波堤で、いつも黙って出番を待っている。J型なので、干渉されると愚痴をこぼすが、結局は義務感が強いので、やるべきことをやる。ISFJ型は、仲間や友人から、人のよさにいつもつけこまれていると批判される。もっとも、当の仲間や友人もそういいながら、同じように人のよさにつけこんでしまって悪いと思うことがある。実際、ISFJ型は約束や義務を真面目に考え、ほかの人にそんなところを利用されるがままでいることが多い。ISFJ型の男らしさや女らしさの問題は、男性の場合は複雑で、女性の場合は単純すぎる。SFJ型の特徴は、ほぼ型にはまった女らしさにあるーおとなしい、控えめ、優しい、落ち着いている、依頼心が強い、気配りをする、貞節、従順、きれい好き、きちんとしている。実際、ISFJ型の女性は、ほかのタイプの女性の行動が「女らしく」ないと、口には出さないが批判している。日ごろから女らしさの「イメージ」どおりに振舞うので、年をとって、女らしくない行動をとったりすると、まわりの人をびっくりさせるだけではなく、反発されてしまう。ISFJ型がいわゆる女らしいタイプだとすると、ISFJ型の男性のやさしく、気配りがきき、おとなしく、従順という資質は、典型的な「男らしい」行動とは正反対である。。その結果、もっと男らしく振舞うために、本来の行動を無理やり抑え付けかねない。その場合、やりすぎてしまうことがあり、必要以上に男性的に振舞ったり、酒や煙草を飲みすぎたり、男らしさを「証明する」ためにやたらと闘争的になる。

親子関係ISFJ型の親もまじめに親の責任を生涯、果たそうとする。一般に、勤勉で、さまざまな親の務めを我慢強く果たし、子どもを保護する。こうした特徴はすばらしいのだが、それが極端になると、子どものために自分の欲求を抑えることが多くなる。すべての仕事が終わらないとくつろがず、レジャー活動もスケジュールを組む。レジャーといえど義務のひとつなのだ。自分に課された仕事や責任や要求に愚痴をこぼし、だからといって誰かがそんな苦労をさせまいとすると、狼狽してがっかりする。たとえば、パーティーのごちそう作り、年とった親の世話、同窓会の幹事などをすることになると、あれこれ文句をいったり愚痴をこぽす。だが、誰かが助け舟を出そうとすると、心外に思い、罪の意識にさいなまれる。ISFJ型の子どもは、喜んでひとり遊びをするので、比較的手がかからず、きちんとしているし、従順である 総じて、よく勉強するし、模範的な子どもになる。ISFJ型は子どももおとなも意外に頑固なところを見せることがある。だが、相手の権威や役割意識や責任感を認めると、折れて頑固さをひっこめる。

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2006.08.02 (Wed)

うつうつひでお日記

・気分転換に外に出たら「うつうつひでお日記」(吾妻ひでお著,角川書店,ISBN 4-04-853977-9)があったので買う。この人,やたらとたくさん本を読んでその感想書いてるから文字が多くて重いのだが,何日かに分けて読む気力は多分ないので一気に読む。疲れた。32ページの谷山浩子様の似顔絵はどこかで見たような気がするんだが…。147ページの昼食用に卵割ってたら虚しさに襲われるは,身にしみてよくわかる。

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2006.08.01 (Tue)

ひさびさにコード書き

・職場でひさしぶりにまともなプログラムを書いた。クライアントをJavaで書き始めていたのだが,やっぱり手慣れたC++がいいということで書き直し。いろいろ忘れているのでPetzoldとか引っ張り出したりしつつ,なんとか基本部分と今後の拡張方針ができあがった…気がする。

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ポイントの値(RBB TODAYのIT辞典)

・ふと探しものをしていたらRBB TODAYのIT辞典の「ポイント」に関する記述に気になるところを見つけた。

日本・アメリカ・イギリスなどでは、アメリカ式と呼ばれている、1ポイントを72.27分の1インチ(約0.3714ミリ)とする方式が使われており、JIS規格でも採用されています。また、ヨーロッパ諸国では、1ポイントを約0.3759ミリとしたディドー式が使われています。一方、DTPソフトなどコンピュータの世界では、1ポイントは、72分の1インチ(約0.3728ミリ)となっています。

と書かれているが,0.02mmほど大きすぎるような気がする…ディドー式ポイントは調べたことないから知らないけど。

とりあえず確認のメールを送ってみる。

・8/3追記:RBBから,修正したとのメールをいただいた。

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2006.07.30 (Sun)

ポンジュースの噂

・冷蔵庫にポンジュースが入っていたので見ると,「うわさのポンジュース蛇口キャンペーン」と書いてある。ポンジュース,蛇口,噂といえば,愛媛の家庭にはポンジュース用の蛇口があるという噂のことだよなあ…と思ってえひめ飲料のサイトを見ると,まさにその噂をネタにしたキャンペーンらしい…おそれいった。

しかしうちの下の娘がこの噂を信じるとは思わなかった…天然ボケであることはわかっていたが,ここまでとは。

ポンジュースのペットボトル画像

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2006.07.29 (Sat)

ネット犯罪から子どもを守る

・前述した「子どもたちのインターネット事件」と狙いが近いような気がしたので「ネット犯罪から子どもを守る」(唯野司著,毎日コミュニケーションズ,ISBN 4-8399-2077-X)を読んでみた。2004年の佐世保の事件を皮切りに,著者が親の立場で感じたことも交えて,具体的なことを中心に書いてある。子供たち(に限らず大人も)がネットに依存する様子についても詳しい。拾い読みでなく,一気に通読するべき本だと思う。

・しかしこの本にも「子どもたちのインターネット事件」にも子どもを被害者にも加害者にもしないと書いてあるんだが,このフレーズを見るとMr. Childrenの「タガタメ」を思い出してしまう。前述した事件のように殺人までいかないにしても,著作権法違反は日常的に行われているし,不正アクセス禁止法で中学生が補導されたケースも多い。子供たちを守るには…やっぱり教育が重要だ。あきらめちゃいけない。

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2006.07.26 (Wed)

自作曲

・自作曲を置いておくのは職場のサイトよりもこちらの方が適当な気がするので,自作曲置場を作ってみた。ここ10年くらい新曲ができてないけど。

・FTPしようとして驚いた…こんなでかいファイルいくつも置けないよお。そんなわけで64kbsに音質を落とす。

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2006.07.25 (Tue)

STOP BOMBING

・友人が7/22にイスラエル大使館前で行なった抗議&署名の様子をyoutubeで見た。

・昨日本屋で立ち読みした本に,「官」の人はデモの主張に従う義務はないのだから,それよりもその主張の効果を渾々と説明した方が効果があるのではないかみたいなことが書いてあった(うろ覚え。確認のためにその本を探しに行ったけど見付けられなかった)。それは確かに正論なのだけど,少なくとも我々のような「民」の人に知らしめるという意味はあると思う。Roger WatersはEach small candleでこう歌っている:

Not the torturer will scare me
Nor the body's final fall
Nor the barrels of death's rifles
Nor the shadows on the wall
Nor the night when to the ground
The last dim star of pain, is hurled
But the blind indifference of a merciless unfeeling world

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2006.07.22 (Sat)

ミホミホマコト

・川本真琴が朝日美穂,もりばやしみほと組んで「ミホミホマコト」というCDを出した…ということでアマゾンで購入。彼女の初期にあったようなせっぱつまった感じは全然なくて,落ち着いて聴けた。私は川本真琴しか知らないのだが,声が三者三様でおもしろい。HDウォークマンに入れたので,後でじっくり聴こう。

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本屋めぐり

・土曜日の午後,ということで栄の本屋へ。というのは,先日出たが書店の店頭に並んでいるのを見たかったからなのだが。マナハウスは家庭教育の棚に平積みで置いてあった(2冊だけど)。写真を撮ろうか迷ったが,店員さんが忙しそうなので遠慮して丸善に行ってみる。目視で見付けられなかったので検索をしてみると「在庫僅少」とのこと。指定された棚を見に行ったが現物は見付けられなかった。アマゾンでも在庫切れになってるようだし…どうなってるんだろう。

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2006.07.21 (Fri)

涼宮ハルヒ

・憂鬱〜憤慨まで読んだ。そこそこ楽しめたのでよしとする。アニメまで観ることもないか。

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Live 8のピンクフロイド

・某MLでSyd Barrettがなくなったことの話をしてたときの会話:

>>>びっくりしました。今,ベスト盤聞いてます。
>>youtubeのライブ8を観てます。
>Rogerがノリノリなやつ?
Rogerがなんか嬉しそうなやつ。

…確かに妙なくらい楽しそうなんだよなあ,あの映像のRogerは。

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2006.07.20 (Thu)

Save the Lebanese Civilians Petition

・イスラエルのレバノン空爆が続く…友人に紹介されたサイトで署名。

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2006.07.19 (Wed)

成長したなあ

・てなことを家に来た当時の写真と比較して思ったりするわけである。クチバシや羽の色もだんだん変わってきたし,パソコンのキーボードに乗っかると私の手を激しく攻撃するし,なかなか生意気になってきたわけではある。とはいえまだ成長途中で,羽もある程度は子供のまま。
今日の姿

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2006.07.18 (Tue)

子どもたちのインターネット事件

・前に書いた「子どもたちのインターネット事件」(長谷川元洋編著,東京書籍,ISBN 4-487-80121-4)がアマゾンで予約できるようになったようだ。私も20ページほど書かせていただいた。さて,職場でも宣伝するか。もっと多くの大人が,このような視点,問題意識,現実認識を持たなくてはいけないと思うし,その「大人」には教員も含まれるから。

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2006.07.15 (Sat)

正午なりライブ

・正午なりのひさびさの名古屋ライブということで涅槃へ。なんだ,この場所って六文銭があった建物やん(今もほぼ同じ場所に六文銭という店はあるが,学生の頃に行った店とは別物)。

・演奏は熱があって良かったと思う。石田君は前音でボーカルがきちんと出てたか不安だったようだけど,大丈夫。

・続いて自由次元。まったく初めてなのだが,没頭していられたら面白かっただろうなあと残念(この日は仕事がばたついていて,帰ってからもまだやりたい作業があったので半分まだ仕事モードだった)。うわ,河端さんがゲストで入った。

・前述したようなわけでステージが終わってすぐに帰宅…するつもりだったが,ピカイチの看板が目に入ってしまったのでつい入ってしまう。とりあえずピカイチラーメンの4。スープまでおいしくいただいた。

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2006.07.13 (Thu)

本が出る

・金城学院大学の長谷川先生を中心に作った本の見本をいただいた。細かい情報は発売日が近付いたらここに載せることにするが,前の本のときよりも,書きたいことを前に出させてもらったように思う。今年の授業ではいわゆる情報モラルに関することにも触れていきたいので,この本のために考えたことがきっと生かせると思う。

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2006.07.12 (Wed)

Syd Barrett死去

・というニュースをmixi経由で知った。いつかこの日が来るとは思っていたが…合掌。

・私は彼のベスト盤とか,The Piper 〜を今もよく聴く。その曲が好きなことと,Tyrannosaurus Rex(T.Rexではなく)が好きなこととは,つながりがあるんだろうか。

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2006.07.04 (Tue)

自暴自伝

・月曜の出張でまた本を買ってしまった…そんなわけで「自暴自伝」(村上"ポンタ"秀一著,文春文庫,ISBN 4-16-771304-7)を一気に読む。オフコースの「秋ゆく街で」のときのメンバにはそんないきさつがあったのかとか,山下達郎の「It's a poppin' time」にはそんな意味があったのかとか,セカイノサカモトが小汚かった頃の話とか。音楽っていいなというのを思い起こさせる一冊。

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2006.07.03 (Mon)

NW-A3000

・MDプレーヤーを持ち歩くときに携行するMDを選ばなくてはいけないのがいやになって,先日SONYのNW-A3000をなかば衝動買いした。数日かけて手持ちのCDから1500曲ほど取り込み。HD容量の約1/3を消費した。

・今までPCに取り込んだ曲データを仕事中のBGMにしていたが,ZINFだと曲間に短い無音がはさまる。これがかなりストレスになっていたのだが,ATRAC形式で保存すればNW-A3000ではすき間なく連続再生できる。聴いていてすごく楽だ。

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2006.06.30 (Fri)

s30でLinux 2.6でpcmciautilsその後

・何度かカーネルを作りなおしたり,/etc/pcmcia/config.optsの書き方について参考になりそうなページを見たり,いろいろ試した結果,madwifiで無線LANカード(IODATA,WN-G54/CBL)が使えるようになった。LEDが点滅を繰り返しているのが気になる(Windowsで使うと点灯し続ける)が,使えてるからいいか。

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2006.06.28 (Wed)

s30でLinux 2.6でpcmciautils

・PCMCIAの設定でobsoleteな方法とかいうのをやめてしまったら,CD-ROMドライブもつながらなくなった。ということで昨日からresource databaseって何やねんとか悩んでいたのだが,今朝ぐぐった中に,別件なんだけど

BIOSのPCIのIRQ設定を11,5,11,10から11,11,11,10にするとよさげ

という発言を見かけたので試してみた。CD-ROMドライブを自宅に置いてきたのでまだよくわからないが,無線LANのカードは認識された。おお。ラッキー。あとは帰宅してからいろいろいじろう。

・(帰宅していろいろいじってみた)うーん,前よりましというだけか。

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2006.06.25 (Sun)

どんどん溜まる

・前に書いた「数学的思考」と「無防備な日本人」はわりとすぐに読み終えたのだが,「教育メディア科学」は全然進まず。

・昨日の出張の行きの新幹線でようやく「安心のファシズム」(斎藤貴男著,岩波新書,ISBN 4-00-430897-6)を読み終えた。特に終わりのあたりは読み進むと,どんどん怖くなってくる。でも現実だよなあ。

・帰りは「日本を滅ぼす教育論議」(岡本薫著,講談社現代新書,ISBN 4-06-149826-6)を読んだ。教育論議といいつつ,日本人が議論下手であることについてなかなか厳しく書いてある。んでもって面白い。中でも,日本では童話が子供向けということでハッピーエンドになるように改竄されていることがあること(「アリとキリギリス」の最後でキリギリスがアリに助けてもらって友達になるとか)を取り上げた後の,

そうした改竄の最たるものが,「戦争が終わり,すべての国の人々が深く反省し,『二度と戦争はしない』という同じ心を持って『国際連合』という全く新しい国際機関を作りました」という虚構だろう。

というくだりには笑った。

・最近買ってまだ読んでないのが「理系白書」(毎日新聞化学環境部,講談社文庫,ISBN 4-06-275435-5),「超発想法」(野口悠紀雄著,講談社文庫,ISBN 4-06-275431-2),「愛国者は信用できるか」(鈴木邦男著,講談社現代新書,ISBN 4-06-149842-8)。前に買って読んでないのが…うああ。

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2006.06.24 (Sat)

ロジャーがイスラエルでライブ

・Roger Watersがイスラエル中部でコンサートを開き,君たちが壁を壊し,隣人と平和を実現してほしいと語ったという記事を見かけた。"Each small candle","to kill the child"に続く流れなのだろう。

・それにしても,ピンク・フロイドの元ボーカルという紹介のされ方は珍しいと思うのだが…。

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2006.06.16 (Fri)

エッチ・スケッチ・ワンタッチ

・DebianのコードネームはToy Storyのキャラクタから取られているわけだが,その由来の説明を見ていたら

etch was the toy blackboard (Etch-a-Sketch (R)).

と書いてあった。ひょっとして,「エッチ・スケッチ・ワンタッチ」というフレーズはこの名前が元になっているんだろうか。

…とIRCで話したらそんなフレーズ聞いたことないとかエッチ・ア・スケッチってのはアメリカ製の絵を描く道具で,一筆書きだから「〜ワンタッチ」と宣伝していたんだよとかコメントをもらった。なるほど,こういうものらしい。

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2006.06.07 (Wed)

携帯修理

・ジョグが機能しなくなったので,近くのauショップに修理依頼。もう使い始めて23ヶ月になるのか…保証きくかな?

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2006.06.05 (Mon)

あれやこれや

・ふと思い立って,買ったまま半分放置してあった「教育メディア科学」(坂本昂監修,オーム社,ISBN 4-274-07934-1)をぽつぽつ読む。読みながら思い付いたことをカードにメモしているのだが,必ずしも本の内容に直結していないのがおもしろい。

・出張の移動を利用して,tss氏にすすめられた「グーグル Google 既存のビジネスを破壊する」(佐々木俊尚著,文春新書,ISBN 4-16-660501-1)を読む。整理されてて読みやすかった。これは生徒にも読ませたいな。

・出張ついでに買った「無防備な日本人」(広瀬弘忠著,ちくま新書,ISBN 4-480-06283-1)と「数学的思考」(芳沢光雄著,講談社現代新書,ISBN 4-06-149786-3)は暇を見付けて読むことにしよう。「無防備〜」もtss氏のおすすめらしい。

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2006.06.02 (Fri)

教育実習生の一言

・今週から教育実習生が来ている。情報の免許なんかとって,就職の口があるんだろうかと心配になるのだが。

・自分が担当する実習生と話していたら

自分が高校生のときには,板書されたことをノートに書くことが大事だと思っていた。 しかし実習生として授業を見学していると,実は大事なことの多くは口頭で語られている ということに気がついた。

と言っていた。おそらく彼はそれ以前に既に大学の講義でそのことを感じていたとは思う。それが実は高校でも同じだったということを実感したということなのだろう。

・私は,板書は授業で生徒に与える情報の1/3にも満たないと思っている。ところが多くの生徒の意識はそうではないらしい。ノートを取っているだけで勉強していると錯覚しているように見える。その意識を改めることは簡単なことではなさそうだ。

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2006.05.31 (Wed)

気合いを込めた手抜き

・本因坊戦の第2局は山田九段が勝ったということだが,その記事中に気合の手抜きの応酬から始まった風変わりな碁だったがというのがあった。囲碁としては気合の手抜きというのはわかるんだけど,日常会話でこう言われたら意味がわからないような気がする。

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2006.05.30 (Tue)

季節の変わり目を♪

・今日は通院の日だったので,最近気分が落ち込み気味でと話したところ,季節の変わり目ということかもしれないんでとりあえず乗り切ってみてくださいと言われた。乱暴なようにも聞こえるが,この人の言うことってけっこう当たってるんだよなあ。というわけで様子見。

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2006.05.27 (Sat)

家族に見せてはいけないページ

・IRC中に「気がつきにくい内臓脂肪に御用心」というページの話が出て…そこに

・以下の生活習慣は内臓脂肪を増やす原因になるので気をつけなければなりません。
(略)
◇ シャワーだけですまして、おふろに入らない

・というのがあった。いかん,このページは妻や娘に見せてはいかん。

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2006.05.25 (Thu)

雑記

・Pink Floydのアルバムthe final cut中のthe hero's returnから抜粋:

Though they'll never fathom it behind my sarcasm desperate memories lie.
Sweetheart sweetheart, are you fast asleep ? ... good.
Cos that's only time that I can really talk to you.
And there is something that I've locked away a memory that is too painful to withstand the light of day.

ここ半年くらいずっとこのthe final cutを聞いてるわけだけど,この部分がやたらとひっかかる。だいぶ前に作った 「あたりまえの夜」の中の口に出せない嘘も抱いたままでの意味が最近になってわかってきたような気がする。自分で書いたくせに。

・職場の組合ニュース(といっても自分が入ってない方の組合だが)に寄稿した文章の中で自分が鬱病になった経緯に触れた。そのせいで,それまで意識しないようにしていた部分や,自分の日常が演技であることに目が向いてしまってちょっとつらい。そのあたりが口に出せない嘘なんだと気がついた。

・最近読んでる「がんばりすぎてしまう心理」についても(実は友人に少し助言をもらった…その文章は消えてるけど)その「当たってる」原因は小さい頃の家庭とか地域の事情であり,それに対応するための親の教育方針の結果でもあるのかもしれないと思い当たったりしている。もっともその,親の方針や親自身には感謝しているわけだが。

・実はそういう中で文鳥とたわむれることがかなり大きい救いになっている。

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2006.05.22 (Mon)

たまってる

・ここんとここまごまと電車移動なんかがあったので「ブログ進化論」(岡部敬史著,講談社+α新書,ISBN 4-06-272373-5),「ウェブ進化論」(梅田望夫著,ちくま新書,ISBN 4-480-06285-8),「本気でいいたいことがある」(さだまさし著,新潮新書,ISBN 4-10-610161-0)あたりは読んだ。私が買うのは新書ばかりだと家人は言う。確かにそうだ。小説読まないもんなあ。

・で,最近「がんばりすぎてしまう心理」(加藤諦三著,PHP文庫,ISBN 4-569-66621-3)を読んでるのだが,これが…嫌になるくらい当たってる。確かに私は「タイプA的性格」だわ。楽しむことが下手だわ。さっさと後半読んで解決に向かわないと,このままではダメージくらいっぱなしだ。

・で,気が塞いできたら「生きて行く私」(宇野千代著,角川文庫,ISBN 4-04-108602-7)をぱらぱら読む。私は有吉佐和子が結構好きなのだが,それに通じる痛快さみたいなのがある。

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2006.05.13 (Sat)

キター

・桜文鳥を1羽買ってきた。チャメコ

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2006.05.12 (Fri)

おお,Linuxでスキャナ使える

・hpのpsc1315でLinux上から印刷ができることは確認していたのだが,スキャナとしても使えるとは思ってなかったのでちょっと驚いた。もっとも,資料の取り込みにはOCR機能も使いたいのでこないだ買ったcanonのなんとかをWindows上で使うのだが。

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2006.05.10 (Wed)

gsで矢印の表示が変?

・gsを8系にアップグレードしたら,TeXで作った文書中の矢印の向きがおかしくなっている。debian-usersのMLに投稿したところ,野宮氏が何が問題になっているかという点と大木氏のパッチについての情報をくださった。感謝。

結局7系のgsに戻すのが手っ取り早いかな…。急いで作らなきゃいけないプリントもあるし。

追記:さらに香田さんの私的パッケージではうまくいっているとの報告をいただいた。パッケージを作りなおしたりとかしなくちゃいけないようなのですぐに試すわけにはいかないが,うまくいった実例があるというのはこの先の作業を進める上で精神的な支えになると思う。

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2006.05.04 (Thu)

小中一貫教育

・今朝のニュースで取り上げられていたのだが,

小学校でも,中学の内容を意識して授業をするようになった

というような意味の発言を聞いて驚いた。今まで何やってたんだ,そいつは。

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2006.04.28 (Fri)

PENのdebパッケージ

・PENのバージョンが上がっていたので,debパッケージも更新。グラフィック周りにいくらか変更があったようだ。色指定がgColorでなく,gSetLineColorgSetFillColorになったとか。

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うずらの予言

・IRCにて

<A> ああホリエ釈放って凶暴罪審議の前か
<B> ちゃんとタイミング狙ってますね
 :
<B> 民主党はなんかコメントだしたようだが
<A> http://www.dpj.or.jp/news/200604/20060427_03kyoubou.html これですか
<うずら> うわ〜,自民と公明,強行採決しおったのか

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2006.04.23 (Sun)

DVDキター

・Pink Floydのポンペイライブと,Roger WatersのThe WallライブのDVDが届いた。ポンペイの方は夕食時にざっと見たが,ちゃんと通しで見たいなあ…The Wallの方はいつになるかなあ…

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2006.04.15 (Sat)

応援

・一仕事終わったので,1024人応援団応援していただいた。

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2006.04.04 (Tue)

原稿

・うう…やっぱり私はカード使わないと文章が書けない体になってしまったのか…。そんなわけで,小ざね法に走る。

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2006.04.01 (Sat)

教育用プログラミング言語に関するワークショップ感想

・ようやく精神的に落ち着いてきたのでだらだらと書く。

・JavaScriptのメリットは確かにいろいろある。D&Dで編集,実行ができるというのは大きい強みだ。昨年度の授業ではBASICを使ったのだが,エディタでの編集はいいとしても,それをコマンドラインから実行するというのをなかなかわかってもらえなかった実感がある。何もインストールしなくても実行環境があるということも,確かに大きい。ドキュメントにアタッチすることまでやると大変だけど,私が授業でやるとしたらそこまでは踏み込まないな。

・企業の研修でJavaの前にドリトルをやったら,いきなりJavaというのよりもずいぶん効果があったという。あるいは,プログラミングに英単語が使われることが案外大きい障壁になっているともいう。昨年度の授業で簡単なSQL文の作成をやったのだが,生徒の一部は英作文の感覚でやっていたようだ。自分が初めてBASICのプログラムに触れたときは,日本語が自由に使えるといった状態ではなかったから予約語が英単語なのは当り前というかむしろそれがありがたいと思っていた気がするのだが,そういうことでもないのだろうか。

・PENはだいぶ前に使ってみたことがある。ソースコードなどを全部EUC-JPにしてやればLinuxでも問題なく動く。近いうちにDebianパッケージにしてみる予定。情報教室のPCにはJREが入っている(前にfreemindを使ったので)から,それだけあれば十分だろう。

・ビスケットは授業で使おうとは思わないのだけど(ペーパーテストに馴染みにくいし)自分が遊んでみたい。

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2006.03.31 (Fri)

鍵なくした

・昨夜はこのことが気になってなかなか眠れず,夜中にも何度か目を覚ました。さらに東京都中央区の警察署と埼玉の草加警察署にも聞いてみたがだめだった。

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本出た

・「どう対処する!校長・教頭のための個人情報保護対策」(教育開発研究所,ISBN 4-87380-929-0)が出た。金城学院大学の長谷川元洋先生が編集,安保和幸弁護士が法律監修を行なったもので,私も少しだけ原稿を書かせていただいた。職場についたら献本でいただいたものが届いていて…なんか感激。名古屋の丸善で平積みされていたので店員さんに話して写真を撮らせていただいた。
丸善の教育関係のコーナーで平積みされてた

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2006.03.30 (Thu)

教育用プログラミング言語に関するワークショップ2006

・あったのは昨日なのだけど,二次会で泥酔して意識なくして某氏にホテルに運搬してもらったくらいなので今日まとめる。いろんな人がきてる…申し込みは100人を越えていたというが,知った顔が案外たくさん。懇親会では東京農工大の中森先生に今年の問題をいただいた。

・取り上げられた言語の入手先はこんな風かな?

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鍵なくした

・朝起きてみると鍵がない。昨日のセミナー会場と,二次会のお店と,ホテルと,JRの遺失物係と(実はJRに乗ってないことに後から気がついた),東京メトロの遺失物係と,東武鉄道の遺失物係と,関係した駅と,東京の警察署に聞いてみたけど情報なし。遺失物届けは出したけど…どうかなあ。すっかり食欲もなくして夕飯はとらず。

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2006.03.24 (Fri)

積ん読

・Cマガジンの最終号となる2006年4月号がエイプリルフール仕様になってなくて残念な思いをした。

・読んでない本がまだあるのについ買ってしまう…新書が多いけど。置き場所がなくて,居間の自分の定位置の後ろに積み上げてある。「国家の品格」(藤原正彦著,新潮新書,ISBN 4-10-610141-6),「祖国とは国語」(藤原正彦著,新潮文庫,ISBN 4-10-124808-7),「ただの私」(オノ・ヨーコ著,講談社文庫,ISBN 4-06-184750-3),「わかったつもり」(西林克彦著,光文社新書,ISBN 4-334-03322-9)がまだ手つかず。

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2006.03.21 (Tue)

いろいろ

・長女が膝を手術して入院して退院したり,二女が眼鏡っ娘になったり,いろいろありました。

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2006.03.10 (Fri)

情報処理学会全国大会

・深夜バスで新宿に着いて,まんが喫茶で時間をつぶして工学院大学へ。なんだ,このでかい建物は。

・教育シンポジウムが目当て。気がつくと会場はぎっしり埋まっている。「高校の情報科教員養成における課題」については講演者や発表者に同意する部分も多かった。私自身現職教員研修で免許を取った「促成栽培」組であるので,きちんと(?)大学で情報教育を受けてきた学生がやってくることに焦りはある。一方で,彼らを採用する口がないことにも危惧を抱いている。この状況が続けば彼らはこの道を選ばなくなるだろう。この取って付けた状況がなんとかならないものか。

ふと思ったのだが,教育実習に来た学生は高校の授業・教員の現状を見て何を感じただろうか。時間切れで発言できなかったが,その点について正直なところを聞いてみたかった。司会の立田氏も言っていたが,情報についての知識などは実習生の方がずっと上ということもあるだろう。そういうことが現職へのプレッシャーになって,世代交替を迫ることになればいいとは思うのだが,予算のこととか定数のこととか現状に安住したがる人もいることとかあるから単純じゃない。そんな悠長なことを言っていられる状況の国ではないと思うのだが。

情報の教員を目指す学生たちは,今いる促成栽培組を倒さなければならない。そうしないと彼らの能力を発揮する場はない。

・終わってから打ち上げをするらしいのだが,新幹線の時間が決まっているので泣く泣く帰る。疲れた。疲れてまともに書ける状態じゃないので,今日の分はあとで書き直す。考えがまとまったら書き直す。情報処理学会のコメントの件も含めて。

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2006.03.07 (Tue)

情報処理学会のコメント

・三重大の奥村先生のブログで紹介されていた,情報処理学会2005年後半から2006年初頭にかけての事件と情報教育の関連に関するコメントを読む。ああ,自分の仕事を振り返ると嫌になるくらい問題点が思い当たる。本来なら同僚も全部理解している業務を,私がコンピュータで代行しているはずなのに,いつのまにか私自身がブラックボックス視されているのだ。それは(同僚たちが)業務そのものから目を背けることに他ならない。私はいつかHAL9000になって,ボーマンにユニットを引き抜かれて停止してしまうのだろうか。

・…というような意味では情報教育に限定した話ではないのだけれども,情報システムと社会の関わりということからすれば,教育が解決すべき問題は確かにあると思う。ITを魔術から科学に引き戻すこと,そのために原理的な理解を求めること,その一つの手がかりとしてプログラミングの体験を求めること…。

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88星座占い

・休憩中の手遊びでちょっとやってみる。http://www.ne.jp/asahi/88/astrology/frame2.html

あなたの守護星座はぼうえんきょう座です。南半球の空に位置する星座で、天体を観測する 「望遠鏡」が星座になった姿です。特 徴

  • マイペース…周りに流されず、いつも自分ペースでいます。人に合わせて何かをするというのが苦手なようです。
  • 忘れやすい…人に頼まれたことをつい忘れてしますことがあります。その為、無責任と思われることもありますが、本人はあまり気にしないようです。
  • 退屈が嫌い…退屈が嫌いで、いつもなにか刺激を求めています。好奇心が旺盛な人です。

んで第二星座(プレズント星座)が

みずがめ座
ギリシャ神話では、トロイの王子「ガニメーデス」の姿と言われています。人間の中で最も美しいと言われていた美少年でした。黄道12星座でとても強い力を持っています。
特徴

  • 気遣いができる…人の気持ちがわかる優しい人で、いつも相手の身になって物事を考えます。自分がされてイヤなことは絶対に人にもしません。
  • 集中力にムラ…集中力にムラがあります。集中していても、一度途中で途切れてしまうとなかなか集中力を取り戻すことができません。
  • 整理整頓が得意…きれい好きで部屋の掃除や整理整頓が得意です。散らかってる所にいると落ち着きません。

んで第三星座(フューチャー星座)が

みなみのうお座

ギリシャ神話では愛と美の女神「アフロディーテ」が怪物テュホンに襲われて、魚に変身して逃げた時の姿と言われています。別の説では女神「デルセト」とも言われています。
特徴

  • 清潔…きれい好きで、いつも身の回りのものを清潔に保っています。掃除洗濯も得意です。
  • 敵は容赦しない…自分の敵だと思った人には容赦しません。全力で対抗します。勝つためには手段を選ばないことも。
  • いつも現役…「引退」という言葉がきらいで、いつも現役でいたいと思っています。いつも気持ちの若さを保っているので、実年齢よりも若く見られがちです。

だからどうしたということではないが。

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2006.03.04 (Sat)

筆入れ

・先日飲み屋に忘れていった筆入れの内容物:万年筆(ブルーブラックと赤の2本)とカートリッジ,赤ボールペン,シャーペンと芯,消しゴム,修正液,定規,情報カード,名刺,三文判,CFメモリ,USBメモリ,レーザポインタ,指示棒,目薬

とりあえずこれとノートパソコン持ってれば普通の作業する分には困らない。

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2006.03.02 (Thu)

忘れ物

・ふと気がつくと筆入れがない。印鑑とかUSBメモリ(個人情報関係は入れてないですよ)とかレーザポインタとか入ってるのでなくしてしまうとダメージが大きい。1日のSEA名古屋支部主催Forum「企業にとってのブログとは〜ブラザー社員のブログbrotherhood」の二次会で行ったとら家伏見店に電話してみると即座に「ありますよ」と答えてくれたので,夕食後軽いドライブということで取りに行った。お店の方に感謝。

なぜ飲み屋で筆入れを出したかというと,Joomla!じゃぱんのNoriさんにJoomlaに関する情報を教えてもらってメモしてたから。

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2006.02.26 (Sun)

日本語

・土曜日に映画を見た帰りに「日本語力崩壊」(樋口裕一著,中公新書ラクレ,ISBN 4-12-150022-9)とか買って読みはじめてるのだが,今日ふと買った「はじめてわかる国語」(清水義範著,西原理恵子画,講談社文庫,ISBN 4-06-275272-7)にも共通するテーマが登場していた。その話は最近何度か書いてることと通じるのでおいとくとして,「国語という教科は道徳教育である」みたいなことを言ってたのはなんて本だっけな。

・それはともかく「円周率が3」と堂々と書いてあるのは,あまりにも恥ずかしいです。

追記:掲示板でつっこみがあったので修正。「円周率が3」→「円周率を3と教える」

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2006.02.25 (Sat)

博士の愛した数式

・仕事をはやく切り上げて映画を見てきた。原作が気に入っているので,最初の靴のサイズの話のところで既にちょっとこみ上げてくるものが…。ちょっと数学回りの解説がしつこかったのはルート君の役回りから仕方ないのでそれはそれとして。「矛盾」という言葉があそこで出てきたことが気になったがそれはそれとして。いいセリフがあちこちに散りばめてあった。自分が数学をやる上で感じてきたロマンとかそういったものが。思わずメモをとりたくなってしまったが,あくまでも自分のために見たかったので,スクリーンに集中していた。

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2006.02.24 (Fri)

JavaScript

・今まで割と敬遠していたのだが,先日A大学K氏の面白いhackの話(これは3月29日にその話があるのかな。楽しみ♪)を聞いたのでまったくの初歩から勉強してみる。

追記:Java ScriptじゃなくてJavaScriptだという指摘をいただいた。ありがとう>Kaz氏。

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2006.02.18 (Sat)

フリーズする脳

・16日の本欄に書いた「フリーズする脳」を読了。日本文教出版が出している「ICT・Education」No.28に黒田卓氏が論説として書いている「教科『情報』で何を教えるか?」に通じる部分がある。「フリーズする脳」は勧めてくれたtss氏によれば「ショートカット症候群の医学的根拠」ということなのだが,「ショートカット症候群」は「考えない症候群」と近いところにあるのだろう。この辺りに,私がずっと抱えてる不満とつながるものがあると思う。本来なら考えるべき事柄であるものを暗記におとしめているのは誰かとか…じっくり考えてみたい問題ではある。

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2006.02.16 (Thu)

積まれてる本

・読みかけの「情報の文明学」(梅棹忠夫著,中公文庫,ISBN 4-12-203398-5)はあと1つだけなんだからさっさと読んでしまいたいのだが,なんか進まない。友人お薦めの「生きて行く私」(宇野千代著,角川文庫,ISBN 4-04-108602-4)は仕事と関係ないところだから楽しみとして読みたいし,今日買った「フリーズする脳」(築山節著,日本放送出版協会,ISBN 4-14-088163-1)は自分に思い当たる節があることはともかくとして,今の中高生が陥っている危険につながりそうな気がしてるから早く読んで考えをまとめたい。楽しみではあるが,体というか頭が1つしかないことがもどかしい。

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2006.02.07 (Tue)

やっぱり我が家が…

・職場は今大忙しで自分もその中心近くにいるし,別件もあってあんまり睡眠時間もとれずにやさぐれていた。警備員さんにも目が完全に死んでるから,休みゃーよと言われるし。

で,へろへろになって帰宅して,カミさんに一通りぼやいたら,なんだか少し元気が戻ってることに気がついた。ほっとした。

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2006.02.04 (Sat)

C/C++の課題丸投げコミュニティ

・仕事でいろいろ行き詰まっているので,そこで「いい人」のふりをしてみる私。

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2006.01.30 (Mon)

掲示板の質問

・この時期,課題提出にせまられる学生さんも多いのだろうか。mixiの「C言語とC++言語コミュニティ」でも,課題を丸投げする投稿がいくつかあった。この類の人の多くはプログラム以前の段階で問題そのものを理解できていないので,親切な人が問題を詳しく知ろうと質問しても返答することができず,そうこうしている間にコミュニティを抜けているというのがよくあるパターン(ひどいときにはmixiのアカウントごと消したりするし)。私はまったく親切ではないのでこの質問者はいつコミュニティを抜けるでしょうかなんてコメントをつけるのだが,あるトピックではそのコメントより前に質問者がコミュニティを抜けていたらしい。なんだか負けた気分。

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サ・イラ

・先週届いたので何回か通して聞いてみた。歌詞が頭には言ってないのでまだなんともいえないが,「銀と砂糖とインディゴ」の部分とか,最後の「サ・イラ」に向けて畳み掛けていくところは好きだ。

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2006.01.28 (Sat)

なんやにて

・正午なりと,シャカシャカチャカチャカ2/3。正午なりはいつも通りとして,シャカ(略)もけっこう面白い。言葉をじっくり聴いてみたい感じ。

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2006.01.19 (Thu)

ハッピーになれる算数

・ほぼ日刊イトイ新聞を見てたら気になる引用を見かけたので,「ハッピーになれる算数」(新井紀子著,理論社,ISBN 4-652-07809-9)を買ってみた。ちょっと早めのペースで8割ほど読んだが,この内容は高校生に読ませたいなあと思う。前述した「気になる引用」というのは

(略)数学ができるようになるかは,そんな,数学的センスがあるかどうかにかかっている,というのは迷信です。数学ができるようになるかどうかは,あたりまえのことをバカにせず,省略せずに,順番に書く練習ができるかどうか,にかかっています。

というもので,これは普段から私が高校で数学を教えるときに思っていることそのものだ。普通の大学入試程度の問題くらいまでなら「センス」や「ひらめき」なんてものは不要で,論理と「あたりまえ」を積み重ねて表現する根気があれば十分だと思っているのだが,この本が言っているのもそういうことだと思う。生徒たちが「勉強」というものを勘違いしていないか,あるいは学校がそうさせてはいないか,そんなことを改めて考える。

以前「いかにして問題をとくか」(G.ポリア著,丸善,ISBN 4-621-04593-8)を読んだときにも「数学ができる生徒は『この本には当たり前のことしか書いてない』と思うだろうし,そうでないなら本当に数学ができるとは言えないのではないか」と思った。今の生徒にも読んでほしいと思っていたのだが,「ハッピーに…」の方がずっと読みやすいだろう。

・mixiで友人が推薦していた「生きて行く私」(宇野千代著,角川文庫,ISBN 4-04-108602-7)も一緒に買ったのだが,これは仕事が落ち着いてから読むことにしよう。私はわりと文体の好き嫌いがあるようで,読めないものは字面をいくら追ってもまったく頭に入ってこないのだが,この本はどうやら読めるようだ。

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2006.01.18 (Wed)

THERE IS HOPE

・ノートの壁紙を普段はスライドショウにしているのだが,昨日からRoger WatersCA IRAの壁紙で固定している。CDはアマゾンに注文中でまだ手元にないので,どんな音楽なのかまだわからない(試聴できるけどヒアリングできないからまったく意味わからないし)のだが,THERE IS HOPEという一文に何か力をもらえるような気がする。

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休刊

・Java PressやCマガジンが休刊するという。Cマガはここ何年か買ってないし,Java Pressも特集を見てたまに買うくらいだったのだが,実際にこうなってしまうとさびしいものがある。

・コンピュータ関連雑誌というものの在り方が難しいのかなとも思う。情報入手の早さなら,ネットにはかなわない。まとまったソリューションの提供なら,書籍にはかなわない。その中間的な存在に以前は価値があったり,今はなくなったりしたのかな。

・で,ふといろんな研究会のことを思う。私はいろんな研究会に首をつっこんでいるのだが,どこも高齢化が激しく(20代がいない),「参加者≒スタッフ」になりつつある。思うに,研究会というのは情報収集よりもオフラインミーティングとしての意味が大きい気がする。もちろんオフライン(打ち上げを含む)だからこそできる情報収集もあるわけだが,発表内容だけなら例会とかを待たなくても伝えられてしまうことが多いだろう。なのになぜ例会を待つかといえば…その人のエネルギーをじかに受けたいからなのだろうなあ。

・訂正:Java Pressは休刊ではなく,隔月刊から年2回の発行になるということらしい。

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発想法

・↑と,これだけのことを書くのにさえ,カードを使いたくなっている自分。先日高3の授業で1コマ時間が余ったので発想法の紹介をしたのだが,試験にも関係ないし来週はセンター試験というこの時期にそんな話をしても生徒は聞く耳持たず。しかし…方法としては知っておくべきだと思うのだがなあ。思いを垂れ流すとき(飲んでるときはこれやね)とか,聞かれたことに答えるときとか,何の道具も方法もなくていい場合もある。しかし,今の自分を越えようと思うとそれでは手に負えないところが出てくる。そんなときに,ひたすらもがいていられるがあるならいいが(学生時代はそうだった),そうでなければ「方法」を持っていた方がいい。

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2006.01.17 (Tue)

プレッシャー

・ある筋から原稿書きを引き受けたのだが,いざ話が進んでくると随分なプレッシャーを感じる。誰かがせっついているというわけでもないのだが,逃げようがないんだなと実感する。〆切まで3週間余り,その間に職場で課せられている仕事も十分重いし。

・と,ここに少し愚痴を吐き出して,なんとか動き始めようと思う。

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Boostの本

・医者に行ったついでに,その近所の本屋で「Boost C++ Library プログラミング」(稲葉一浩著,秀和システム,ISBN 4-7980-0786-2)を衝動買い。別にBoostを毛嫌いしてたわけではないのだが,STLも十分に使えていない(コンテナを使う程度)状態で新しいネタを取り込んでもなぁ,と躊躇していた。でもまったく知らずに取り残されっぱなしもつらいということで本を買った次第。

・こないだ同じ理由でajaxの本を買ったけど,まだ読んでない…。

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2006.01.06 (Fri)

しっかりしろ,レンタルサーバ屋なんだから

・年末に某レンタルサーバ屋さんのサービスを申し込んだのだが請求書メールが届かなくて送金方法がわからないのでサポートにメーったところ,既に送ってあって今日中に送金が確認されないとキャンセルされるとのこと。届いてないんだがなあ…。

しかたないので再度申し込みをしたが,やはり請求書メールが届かない。サーバのログを見ると,SMTPセションで

HELO www

てなことを言ってるせいでこちらのサーバが受信拒否をしていることが判明。やれやれ。普通のメールは届くから,自動送信系の設定でしくじってるんだな,きっと。早速サポートにその件をメールで報告したが,不安なので手動で請求メールを送っていただくよう電話で直接お願いした。

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2006.01.05 (Thu)

xft2とか更新

・今日まで正月休み。というわけで今のうちにいじれるものをいじっておこうということで,KDE のフォント環境をさらに充実させようのパッチをあてたxft2fontconfigを適用してみる。といってもグッデイいくやさんのパッケージをapt-getしただけなのだが…おお,mozillaで太字表示ができている。なんか得した気分だ。

6日追記:IRCでいくやさんがnickを変えるところを見掛けたのでお礼が言えた。

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2006.01.03 (Tue)

帰省から戻り

・今年は車で帰省。名四国道はスピードを出さざるを得なかったので恐かった…実家の直前で道に迷ったのは…夜だったから仕方ないか。帰りは途中ちょっとみぞれが降ったが,適度に渋滞したおかげで制限速度くらいで走れて楽だった。総走行距離はようやく616km。
ピンボケしてるけど616km

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2006.01.01 (Sun)

お正月

・咳がおさまらない。ごほごほ。コンタックせきどめが効かない。

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